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今日も先日の雪の日の写真です。穂高口の第3駐車場にある大きなクヌギの木。見上げると枝の先端には黄色い塊が付いていました。ヤドリギの実です。
ヤドリギの実を鳥が食べ、他の樹木の枝に未消化の種を排泄します。実は粘着性があるので樹皮に付着し、そこから発芽して根を伸ばし成長するのです。
雌雄異株なので実が生るのは雌株です。別の場所には実が付いていないヤドリギがありました。葉も残っていて、雄株かもしれませんね。
赤い実がたくさん生っているのはガマズミ。真っ赤な実と白い雪が印象的です。完熟しているので軽くつまむと潰れてしまいます。鳥たちにはご馳走なのです。
こちらの赤い実はソヨゴです。他の樹木の赤い実に比べ、いつまでも硬いような気がします。ヒヨドリの他にお猿さんも好んで食べていますよ。
今日はだいぶ雪も融けてしまいましたが、せっかく昨日の朝たくさん写真を撮ったので、いくつかご紹介します。まずは野原の写真。手前はパンジーの花壇です。右側の大きなクヌギの上には、白く見える月が残っていましたよ。
西の方角に見えるのは北アルプスの蝶ヶ岳。平らな尾根が特徴です。
段々原っぱも真っ白です。広い原っぱ全体が雪で覆われると、一気に冬らしい景色になりますね。ただ積雪は2~3㎝なので、融けるのもあっという間です。
チューリップ畑のサル除けネットの向こうには、枝に雪が積もったエドヒガンなどの桜の木。その下に佇む道祖神には雪はありませんでした。
河畔の広場も北アルプスが良く見えます。雪がたくさん積もると手前の斜面でそり遊びが出来ます。今年はたくさん降ってくれると良いですね。
今朝7時過ぎ、日の出直後の写真です。昨日降った雪は夜には止んだので、昨日の夕方とあまり変わらない積雪です。北アルプスには朝日が当たっていますよ。
本当は日の出前に撮影したかったのですが、間に合いませんでした。日の出直前は山頂付近がピンク色に染まります。太陽が昇るとこの様な色になるのです。
ガイドセンター前から東の方角。日の出直後の様子です。実際はもっと明るいのですが、逆光で撮影すると周囲が暗く写ります。上手に撮るのは難しいですね。
8時頃になると常念岳の山頂付近の雪も真っ白に輝きます。青空もより青くなりました。お天気が良かったのはお昼まで。午後は雲が広がりました。
イルミネーション期間中の平日は14:30開園。その頃には雪もだいぶ融けてしまいます。朝早くの公園の様子は「あづみのブログ」で楽しんでくださいね。
今日は、お昼頃から雪が降り始めました。イルミネーションの点灯時間には、辺り一面白くなりました。イルミネーションと雪景色のコラボレーションです。
展望テラスから池を見下ろす風景。少し明るめに撮影しています。まだ明るいとお客様は少ないのですが、積雪のある時は周囲の景色も楽しめるのです。
蝶々のイルミネーションは雪で覆われていました。LEDの灯りが雪を透過して、薄っすらと色づいているのがわかります。雪の日ならではの光景です。
雪の中のリンゴ園も素敵です。周囲が暗いと、記念撮影の時に人の顔を写すのが難しくなります。これくらい明るいと、お顔もはっきり写って良いですね。
撮影しながら池の周囲をゆっくり周ると、辺りも暗くなってきました。少し時間をおいて、真っ暗になる頃にもう一度周るのもお勧めですよ。
イルミネーション期間中は、特別展示『トロピカル クリスマス』の〝へんてこガエル〟たちを紹介することが多いのですが、今日は常設展示のカエルたちです。大人の手の半分ほどの大きさがあるモリアオガエルはメスの個体です。
普段は木にとまって観葉植物の造花の中に隠れています。なのでお客様はケージを覗き込んで「どこにいるの?」「いないね」。そして見つけると「おっ、見つけた!」と驚くのです。きれいな緑色も褒めてもらえますよ。
神経質なモリアオガエル。ケージの掃除の時に驚くと、逃げるように動き回ります。しばらくあちこち移動した後、また木にとまってじっとするのです。
茶色の体色はヤマアカガエル。コオロギを入れると飛びついて食べます。カエルは動くものを餌と認識します。生きている餌は欠かせませんよ。
こちらも食事中のカジカガエル。口からコオロギがはみ出しています。カエルは餌を飲み込むときに必ず目をつむります。大きな目が口の中に落ち込むことによって、餌を喉の奥へと押し込むのです。
冬眠せずに冬を越す理科教室のカエルたち。冬の間、カエルロスになる〝カエラー〟の皆さんも見に来てくださいね。
今日は休園日です。野原一画にあるパンジーの花壇の前を通ると、植えた時よりも花数が増えていました。寒くても元気いっぱいのようです。
そんなパンジーの花壇の横にあるオニグルミの木。枝には葉が落ちた跡の〝葉痕(ようこん)〟があります。羊やお猿さんの顔に見えると言われていますよ。
穂高口前、見晴らしの丘の大きなカシワの木。春に新葉が出る頃まで枝に枯葉を残します。葉を全部落とした他の樹木よりも、暖かく冬を過ごせそうですね。
こちらは展望テラス北側にある「矢原沢の小径」の入り口です。現在、烏川との境にある古い柵を新しくする工事が行われていて、通行することが出来ません。
「烏川展望デッキ」のある西側の入り口も閉鎖中です。来年の3月10日頃まで工事が続く予定です。ご了承ください。
暗くなる前にイルミネーションを見に来てくれたのは、お馴染みの〝ちーたん〟です。水辺の休憩所のデッキに映し出された、鯉の映像がお気に入りです。
泳ぐ鯉の映像に合わせて、ちーたんもスイスイ。泳いでいるというよりは、フィギュアスケートのようになりました。目指せオリンピック?
ファイアーパフォーマンスを見て、ケータリングカーで腹ごしらえした後は、再びイルミネーションを満喫。大きなリンゴは人気のフォトスポットです。
今日の一番のお目当ては、ナイトアート&クラフト体験。パワーストーンとシャカシャカキーホルダーを作りました。お家のお手伝いをする約束で、2つのクラフト体験が出来たちーたん。たくさんお手伝い頑張ってね。
最後は理科洋室の特別展示を見学。大好きな生き物たちに癒されました。今日もいろんな体験出来て、ご満悦で公園を後にしたちーたんなのでした。
あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナー。今年の夏に採集したカブトムシは、メスの個体が最後の1匹になりました。脚先の爪も取れて動きもゆっくりです。
少し前には一時期餌を食べなくまりました。もうダメかなと思っていると、数日前から再び昆虫ゼリーを食べるようになりました。
冬場は乾燥しているので、ゼリーの表面がすぐに硬くなります。柔らかくないと食べられないので、たくさん残っていても新しく変える必要があります。
早めに新しいゼリーに変えたのですが、少し口を付けた後エサ台から降りてしまいました。メスは特に神経質なので、動かしたのが気に入らなかったようです。
ノコギリクワガタは3月頃まで生きたことがありますが、カブトムシはこれまで年を越したことがありません。いつ寿命を終えてもおかしくない状態ですが、少しでも長生きしてもらいたいですね。
あづみの学校理科教室の特別展示『トロピカル クリスマス』の海水水槽。サンゴ岩の下に、何やら赤いモシャモシャしたのがいますよ。
二枚貝の仲間、ウコンハネガイです。奄美大島以南のサンゴ礁域に生息します。貝殻は白く、外套膜(がいとうまく)や長い触手は鮮やかな赤い色をしています。「何これ」「きれい」「気持ち悪い」など、お客様の反応は様々です。
一番の特徴は、青い光が走ること。自ら発光しているのではなく、外套膜の縁にある細胞が光を反射しているのです。まるでイルミネーションのようですね。
外套膜を動かしているので、光って見える場所は次々と変わります。連写で撮影すると、上下の外套膜が同時に光っている写真が撮れましたよ。
同じ水槽に同居しているのはフシウデサンゴモエビです。まだら模様の体は、サンゴ岩の上にいると擬態をしているようで目立ちませんよ。派手で目立つウコンハネガイとは対照的ですね。どちらも素敵な海のお友達なのです。
あづみの学校理科教室の特別展示『トロピカル クリスマス』では〝へんてこガエル〟が大集合。中でもツノガエルの仲間はバラエティーに富んでいます。最も知られているのはベルツノガエル。古くからペットガエルとして人気なのです。
クランウェルツノガエルのブラウンタイプは重量級。元々は体長3㎝ほどの大きさです。自然では昆虫やカエル、小さなネズミやヘビまでも食べてしまいます。
クランウェルツノガエルは品種改良が進み、様々な体色の改良種が存在します。黄色い体と赤い目のアルビノ種は、ライムグリーンと呼ばれています。
背中の斑紋が少なかったり模様の無いタイプは、マスカットと言う品種。小さいうちは、まさにブドウのマスカットのようですよ。
ファンタジーツノガエルは、アマゾンツノガエルとクランウェルツノガエルの交配種です。背中の模様と目の上の長い角が、アマゾンツノガエルから受け継がれています。お饅頭体型の可愛いツノガエルたちも見に来てくださいね。