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標高の高い山国信州ですが、昨日は安曇野市でも30℃越えの真夏日になりました。今日も同じくらい気温が上がりましたよ。梅雨を通り越して真夏並みの暑さになっています。
そんな中でも元気いっぱいなのが、お馴染みの〝ちーたん〟です。お散歩途中、烏川北側の広場で大きな岩を見つけました。上ったり、下りたり、寝転んだり、股から覗いてみたり。(竜の広場の岩には、危ないのでのぼらないでくださいね)
突然鳴きだしたのはニイニイゼミ。朝早くから夕方暗くなる頃まで、大きな声で「チー・・・」と鳴きます。桜の木にいることが多いのですが、樹皮そっくりなので鳴いていないとわからないですね。
〝ちーたん〟と「チー・・・」と鳴く〝ちーたんゼミ〟の共演?翅をパタパタするのがちょっと怖かったのですが、しっかり持つことが出来ました。「みなさん ちーたんゼミ よろしくね」
もちろん理科教室のカエル展も満喫。今日は朝から珍しく、パッチリ目を開けているアカメアマガエルも見ることが出来ました。いつもお尻丸出しのマルメタピオカガエルも大好きですよ。
モミジの葉っぱにアマガエルが隠れていますよ。アマガエルは周囲の環境にあわせて体色を変化させることが出来ます。人が見ればわかりますが、鳥などからはわかりにくいのかもしれませんね。
アメリカ合衆国に分布するホエアマガエル。犬が吠えるような大きな声で鳴くのが特徴です。眠そうな目を見ると、膜のようなものがあります。カエルには瞼(まぶた)と角膜の間に瞬膜(しゅんまく)という半透明な膜があり、目を保護する役割がありますよ。観察してくださいね。
アフリカのマダガスカル島に分布するアカトマトガエル。真っ赤なトマトのような体色が名前の由来ですが、お客様からは「カニみたいだね」とよく言われます。本人はちょっと不満?
おまんじゅうのような体型のベルツノガエル。この態勢で何日も動きませんが、決してぐうたらなわけではありません。餌が目の前に来るのをひたすら待つ、待ち伏せ型のカエルなのです。
手前はアフリカウシガエル。日本に帰化しているアメリカ原産のウシガエルとは種類が異なります。ツノガエルの仲間よりは水が好きなようで、水受けに入っている姿が良く見られます。
須砂渡口(現在閉鎖中)北側の東屋横では、ヤマアジサイが見頃になっています。
公園のヤマアジサイの中でも最もきれいに花を咲かせますよ。
段々花畑や段々池周辺では、オカトラノオが咲き始めています。虎のしっぽに似ていることが名前の由来ですが、真っ白なのでホワイトタイガーのしっぽですね。
野の休憩所周辺にはホザキシモツケが咲いています。穂のように縦長に咲くのが特徴。モコモコ感が何とも言えません。
シモツケは園内各所で見られます。今の時期から咲き始め、夏の暑い頃でも少しお花が残ります。秋になると再び花数が増え、寒くなる頃まで咲いているものもあります。
クリの花も咲き始めました。長く垂れさがっているのは雄花です。香りが強いので虫たちもたくさん集まります。園路を歩いていると、少し離れていてもクリの木があるのがわかりますよ。
今朝は晴れのお天気でしたが、北アルプスには雲がかかって見えませんでした。昨日の夕方は雨、今日も午後から雨。晴れたり曇ったり雨が降ったり、変わりやすいお天気が続いています。
野原一画にあるスカシユリが咲いている花壇では、赤いスカシユリも咲き始めました。オレンジ色のお花も、もうすぐ咲きそうですよ。
赤いスカシユリの色がそのまま移ったようなショウジョウトンボ。オスは顔も胸も腹部も真っ赤です。見ていると池の同じところを何度も旋回します。縄張りを偵察しているようです。
5月の大型連休後半頃から鳴き始めるハルゼミ。アカマツ林で合唱していますが、高い所で鳴いているのでなかなか姿を見ることが出来ません。6月いっぱいは声が聴けそうですよ。
そして17日には、今年初めてのメスのカブトムシを見つけました。少し前にコクワガタがいたミズナラの木です。本格的に出現するのは、もう少し先になりそうですね。
おとといの朝早く、あづみの学校の裏通路に現れたのはアオダイショウ。写真左下にいますよ。少し前に紹介した個体のようです。勘の良い方はもうお分かりかと思いますが、やはり少し前に紹介したキセキレイの営巣場所と同じなのです。
撮影しながら、ふとキセキレイのことを思い出しました。昨日の夕方までウロウロしていた親鳥もいません。嫌な予感がして脚立にのぼって覗いてみると、案の定巣の中は空っぽでした。
4羽の小さなヒナでしたが、アオダイショウのお腹が少し膨らんでいるようにも見えます。
満足げな顔?以前見つけた時に少し離れた場所に放せばよかったかもしれませんが、アオダイショウも獲物を食べないと生きていけません。「仲良くしてね」は通用しないですね。
気を取り直してササユリの話題。あづみの学校周辺では5~6株のササユリが咲いていますよ。ずいぶん昔に植えたものです。お花は長持ちしないので、早めに見てくださいね。
少し前に紹介した、野の休憩所北側のコリウスの花壇。きれいに植えられて完成しました。
品種により葉の色や模様が異なります。花壇中央から放射状に広がっていきますよ。最近雨はあまり降っていませんが、泥はね防止に敷いたチップも今のところ順調のようです。
少し余ったコリウスは、野の休憩所前に植えられました。今年はサンパチェンスも植えられています。気温が低い状態が続いていたので成長が遅かったのですが、これからは順調に生育しそうです。
これらのお花を植えてくれたのは、もちろん〝シルバーズ〟の皆さん。今日も泥はね防止のチップを敷く作業が続きます。また暑くなってきたので、ゆっくり休みながら作業してくださいね。
野原の一画にある花壇では、スカシユリの仲間が咲き始めました。こちらは3年前に植えたものです。毎年咲いてくれるのですが、お猿さんに食べられたり抜かれたりします。お手柔らかにね。
穂高口前の見晴らしの丘では、所々にシャーレーポピーが咲いています。こちらも5年前に植えたもの。こぼれ種が毎年咲いて、少しずつ増えているようですよ。
今日は『イモリ&カエルの模型色塗り体験』がありましたよ。3Dプリンターで出力した、ニホンイモリとニホンアマガエルの模型に色塗ます。イモリは実物大、アマガエルは約2倍の大きさです。
いつもお馴染みの〝ちーたん〟も参加してくれました。午前中はイモリ、午後はカエルの色塗りです。実物そっくりでも実際には無い色でも、好きなように塗ることが出来ます。
出来上がった作品がこちら。イモリはとてもカラフルになりました。こんなイモリがいたら楽しいですね。アマガエルはちょっとエキゾチックな感じに。熱帯雨林に暮らしていそうです。
色塗り体験の前には理科教室のカエル展も見学。カエルたちをじっくり観察して想像を膨らませていたようです。体験の後も再度カエル展を見学。カエルたちのごはんも見ることが出来ました。
ちーたんのリュックサックには、あづみの公園オリジナルの『カエル缶バッジ』がたくさん。とうとう5種類全部揃えることが出来ました。嬉しくて仕方ない気持ちを変顔で表現してくれましたよ。
今日はカエル展に〝ルビーちゃん〟が来てくれましたよ。「カエルさわりたい」をひたすら連呼するルビーちゃん。「笑顔ニコニコして」という呼び掛けに、一生懸命応えてくれたお顔なのです。
昨日卵塊から出てきたモリアオガエルのオタマジャクシも興味津々です。たくさんのオタマジャクシの数に、ルビーちゃんもビックリ。でもカエルに関するものはなんでも嬉しいのです。
ルビーちゃんを撮影していると、いつも「ルビーちゃんもカメラとるっ」と言って、いろんな写真を撮影します。カエルを狙いますが、コンセントだったり他のお客様が写ったり・・・。
そして今日撮影した中で一番上手に撮れていたのがこちら。クランウェルツノガエルの、ドテッという感じが良く出ていますね。
『あめあめふれふれ カエル展』のカエルたちは、時々変わった姿を見せてくれます。こちらのアズマヒキガエルは脱皮した皮膚を食べています。新陳代謝のために、時々古い皮膚を脱ぐのです。
ニホンアマガエルさんは喉がぷっくり。オスのアマガエルが鳴くときには、鳴嚢(めいのう)と呼ばれる喉の柔らかい皮膚を膨らませます。鳴かなくても膨らませていることがありますよ。
新しいカエラーのお友達が増えましたよ。普段はオーストラリアで暮らしている〝しろちゃん〟です。ワンちゃんは飼っていませんが、いつも犬のしろちゃんになりきって遊んでいるのだとか。カエルが大好きなしろちゃん。初めて日本の大きなヒキガエルに触れることができて大感激なのです。
そしてこちらは、今月8日夜~9日朝にかけてモリアオガエルが産んだ卵塊です。6月はモリアオガエルの繁殖期。池の上に張り出した樹木の葉に卵を産み付ける、珍しい習性を持っています。
2日前には卵塊の中で孵化したオタマジャクシが、泡の向こうに薄っすらと見えていました。実は昨日も来てくれていたしろちゃんは、この状態を見ていましたよ。
産卵から8日目の今日、卵塊からオタマジャクシが出てきました。夕方に来てくれたしろちゃんも、1日で出てきたオタマジャクシにビックリです。
自然では雨が降ったりして泡が柔らかくなるのですが、部屋の中では雨が降らないので、オタマジャクシが中で動くことによって、卵塊の下に集まって水に落ちるようです。
最初は自分のお腹にある栄養を吸収して、数日してから餌を食べるようになります。とっても珍しいモリアオガエルの繁殖。今日は団体の子どもたちを始め、たくさんのお客様に見ていただきました。
すやすやと眠っているのはキセキレイのヒナです。まだ生まれて間もない様子。ふわふわの羽毛は生えてきていますが、目はまだ開いていないようですね。4羽いるようですよ。
写真を撮っていると親鳥と間違えて、時々「ごはん ちょうだい」と大きく口を開きます。ごはんが無くてごめんね。
巣があるのはあづみの学校の裏側、以前にもキセキレイの巣作りを紹介した場所のすぐ近くです。最近この周辺にキセキレイがいることが多く、もしかしてと思って覗いてみましたよ。
いつもドアを開けるといるのがこちらのメス。最初はまだ若鳥かと思っていたのですが、お母さんだったのです。他の親鳥と比べ、かなり近くまで寄ってきますよ。
餌の虫を運んで来たのがオス。喉の部分が黒いので、メスと見分けることが出来ます。お父さんの方が少し警戒心が強いようです。新しい命が増えるのは嬉しいことですね。