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あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナー。今年展示しているオスのカブトムシは大きいのが特徴。毎年お客様から「小さい小さい」と言われていましたが、今年のカブトムシは「大きいね」という声が聞かれますよ。

こちらは小さなオスのカブトムシ。大きな個体とは一緒に飼えないので、カナブンやハナムグリたちと暮らしています。仲良く昆虫ゼリーを食べています。

一番大きな個体と、一番小さな個体を並べました。大きな角(頭角)の大きさが全然違います。小さな角(胸角)も小さな個体は少し出ているくらいです。

大きな個体は全長77mm、体重10.52g。小さな個体は全長32mm、体重1.83gでした。大きさは全然違いますが、どちらも「昆虫の王様」なのです。

ついでにミヤマカミキリとヨツスジハナカミキリを並べてみました。ミヤマカミキリは、もはや怪獣のようです。同じ仲間でも違いがあって面白いですね。
ヒマワリ畑の中にいるのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。今朝は20℃を下回りました。午前中は雲が多く、ヒマワリ見学には過ごし易い陽気でしたよ。

ヒマワリ迷路は2回もチャレンジ。まだは開花は少ないですが、黄色が好きなおたまくんはヒマワリも大好きです。ヒマワリに囲まれているのが幸せ?

里山文化ゾーンに行ったら、展望広場のブランコにも必ず乗りますよ。「もっとたかく!もっとおして!」とスリルを味わうのです。

見頃のジニア畑では笑顔も満開です。ヒマワリもジニアも、里山文化ゾーンの棚田エリアで見てくださいね。「ねっちゅうしょうたいさくをわすれずにね」

午後は「じゃぶじゃぶ池」で水遊び。浮き輪の〝おたま号〟に乗ってビーチボールをキャッチ。大きくて柔らかいので、弾いてなかなか上手くつかめません。

落としたビーチボールを追いかけて「おっとっと・・・」転覆寸前になるのです。

「ウォーターアドベンチャー」も今年2回目です。浮桟橋や丸太など様々なアトラクションをクリア。前回よりも早いペースで進みます。

スプリンクラーで水をかけられても平気です。池ポチャもせず、あっという間にゴール。ヒマワリから水遊びまで、夏のイベントをたくさん満喫したのでした。
里山文化ゾーン・棚田エリアのヒマワリ畑。3日前はほとんど咲いていなかったのですが、今朝見るとご覧の通り。元気いっぱいに咲いていましたよ。

最も咲いているのはヒマワリ迷路の1段上の畑です。全体が咲き揃っていて、早くも見頃状態です。黄色い笑顔が並ぶ様子は、暑い夏にピッタリですね。

ヒマワリ畑を上から見たところ。ヒマワリは東を向いているので後ろ向きになります。下から見た方が黄色いお顔がたくさん見られのです。

背景の〝おにぎり山〟との相性も抜群です。西の方角は雨が降った昨日の雲が残っていて、朝のうちは雲が多めでした。真っ青な青空にも期待しましょう。

ヒマワリ迷路は前半部分が咲き始めです。奥に見えるテントが入り口です。

後半部分はまだほとんど蕾でしたが、こちらも数日で咲きそうです。まだ草丈が低いので見通しも良いようです。ちびっ子たちと一緒にチャレンジしましょう。

棚田エリア下の園路沿いではジニア(百日草)も見頃。ジニアとヒマワリの共演も楽しめます。周辺には日陰が少ないので、帽子や飲み物などの熱中症対策を忘れずにご利用ください。里山文化ゾーンにも立ち寄ってくださいね。
あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』。近年人気なのは、日本のメダカの改良種である〝変わりメダカ〟です。幹之(みゆき)メダカは背中に蛍光ラインが入ります。黒い鉢で上から見るのがオススメですよ。

目が飛び出るのは金魚だけではありません。出目透明鱗白(でめとうめいりんしろ)メダカ。正面から見ると、小さいながらも目が出ているのがわかりますね。

熱帯地域にもメダカの仲間はたくさんいます。目の上が青く光るのはアフリカンランプアイ。群れで泳ぐと、まるで蛍が乱舞しているようです。

全身が極彩色で彩られるアフィオセミオン・ガードネリー。派手なのはオスで、メスはとっても地味な色。寿命が2~3年で卵生メダカの多年生魚と呼ばれます。

乾季になると水が干上がるので数カ月しか生きられないのは、卵生メダカの1年生魚。ノソブランキウス・ギュンテリーもその仲間です。派手な色がオスで、色の白いのがメス。乾燥に耐える耐久卵は、次の雨期になると孵化します。
今日も里山文化ゾーンのお花の紹介です。第5駐車場のある堀金口近くでは、ノリウツギが色づいてきました。大きな円錐花序は緑から白へと色が変わります。

全体が白くなると見頃状態です。花に見えるのは装飾花(萼)で、立派な装飾花は園芸種です。装飾花の少ない自生種は7月上~中旬頃が見頃でしたよ。

変わって岩原口近くの農家風あづまや前の庭。黄色い花のオミナエシが咲いています。秋の七草の一つですが、猛暑の中の開花は秋をイメージしにくいですね。

オミナエシの後ろではフジバカマが開花しそうです。この庭は蝶を集めるバタフライガーデンとしても整備中です。アサギマダラが北から南へと渡りをする秋に、蜜を吸いに訪れます。そのころまで咲いてくれているでしょうか?

岩原口と農家風あづまやの間では、オオキツネノカミソリも咲き始めました。昨日紹介したジニアを見に行く途中で見てくださいね。
今日の安曇野市は、雲が多いながらも35度を超える猛暑日となりました。 そんな里山文化ゾーンの棚田エリア下段では、ジニアが見頃を迎えています。

メキシコを中心とした南北アメリカ原産で、暑さに強く長く咲くことから百日草の和名があります。公園では9月中旬頃まで見頃が続く予定ですよ。

棚田エリアの下を横切る園路沿いと、さらにその下側がジニアの花壇。第2駐車場から徒歩5分の岩原口からと、第5駐車場のある堀金口をご利用ください。


そして皆さんお待ちかねの棚田エリアのヒマワリ。ヒマワリ迷路はまだ緑色をしています。草丈も大きいもので160㎝程で、蕾もまだ硬いものが多いようです。

ヒマワリ迷路の1段上のヒマワリ畑の一画で、ほんの一部開花が始まったくらいです。今週末は少し開花が進むと思いますが、見頃は来週になりそうですね。
あづみの学校理科教室の裏方に置いた、物干し台代わりの三脚。タオルを干しに行ったところ、虫を見つけましたよ。どこにいるか、わかるかな?

正解はステップの裏側でした。先日も紹介したエダナナフシです。トコトコ歩いてると偶然目の前に三脚。直射日光を避けて一休みしていたようです。

すぐ近くの壁を歩いていたのはウマオイ。「スィーッ 、チョン」の鳴き声で知られています。結構獰猛で、ツユムシなどを一緒に入れると食べてしまいます。

カブトムシが良く落ちている、地下への階段でひっくり返っていたミンミンゼミ。昨日の夜激しい雨が降ったので、雨に落とされたのでしょうか?

屋外水槽にあるヤナギの洞にいたウスバカミキリ。衰弱木や立ち枯れの木、倒木などに産卵します。この木も傷んでいるので産卵に来たのかもしれませんね。ほとんど歩かなくても、いろんな虫たちを見ることが出来る裏方なのです。
3日前の7月31日に現れたのはミヤマクワガタです。何度も紹介している、あづみの学校理科教室の屋外水槽にあるコナラの木で見つけました。

ミヤマクワガタはこれまで7月上旬までや9月になってから見かけることが多かったので、夏の最も暑い時期に公園で見るのは珍しいかもしれません。

ミヤマクワガタが降りて来たすぐ上は、カブトムシやノコギリクワガタ、カナブン、ミヤマカミキリたちで賑わっていました。あまりの混雑にミヤマクワガタは〝虫混み〟を避けてきたのかもしれませんね。

同じ木に、昨日はゴマダラチョウがいました。樹液に集まるタテハチョウの仲間です。普通種ですが、公園では見かけることが少ないようです。

そして今日は、赤い斑紋が目立つアカボシゴマダラの姿がありました。中国や朝鮮半島に生息し、特定外来生物に指定されています。虫たちで賑わうコナラの木。冷房の効いた理科教室の中から観察しましょう。
あづみの学校理科教室で開催中の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』。オランダ獅子頭(ししがしら)は、頭の肉瘤(にくりゅう)が発達します。個体によってモコモコの形も違うので、表情も1匹ずつ異なりますよ。

まん丸ボディーのピンポンパール。中国名は珍珠鱗(ちんしゅりん)です。コロコロした体は究極のキャラクター。祖先がフナであることを忘れてしまいます。

卵形体型の紅葉蘭鋳(もみじらんちゅう)。鱗(うろこ)の縁にだけ色素が残った網透明鱗(あみとうめいりん)を持つ金魚を紅葉(もみじ)と呼びます。

出目金は体の短い琉金体型が一般的ですが、細長い和金体型のものは柳出目金と呼ばれます。こちらの個体は黄色い体色で、比較的新しい品種のようです。

飛び出た目が上を向いているのは頂天眼。視界が限られるので餌を食べるのはへたっぴ。それでも一点をじっと見つめるユーモラスなお顔に癒されるのです。
手の上に乗っているのはエダナナフシ。木の枝そっくりに擬態した体が特徴です。ここ1週間で偶然4匹のナナフシに出会いましたよ。今年は当たり年?

木にいるとまずわからないのですが、たまたま階段の手すり近くの木の枝にとまっていたので目についたのです。前肢が2本とも欠けていました。

こちらは、あづみの学校の外壁にしがみついていた個体。前肢は揃えてまっすぐ伸ばしています。4匹見た中でも一番大きな個体です。

色んな樹木の葉を餌にします。このナナフシが食べているのはコナラの葉。葉の欠けている部分が食べた所です。頭を上下に振ってモリモリ食べますよ。

細長いのはナナフシのウンチ。楕円形をしているのが卵です。オスがいない地域ではメスだけで産卵する単為生殖(たんいせいしょく)をします。なので、公園で採集したナナフシは全部メス。1匹で飼育しても必ず卵を産むのです。

理科教室の昆虫展示コーナーにも仲間入りしました。じっと動かないことが多いのですが、葉を食べている様子を観察できる時もありますよ。