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現在、公園で見頃になっているネムノキの花。夕方に咲き始め、翌日の午前中には萎む一日花です。閉園前の時間に見に行くと、咲き始めの花に出会えますよ。
つぼみからは雄しべが縮れた状態で出てきます。開花の状態が少しずつ違うので、観察するのも面白いですね。翌朝にはきれいなブラシ状になっていますよ。
段々花畑の上段ではカライトソウが咲いています。紅紫色の雄しべが集まった花序が猫じゃらしのようです。花の重みで垂れてしまうのがちょっと残念です。
おなじく段々花畑のキキョウも見頃になってきました。つぼみは紙風船のような可愛らしい形をしています。こちらも開花の過程が観察出来そうです。
そして今日見つけたのはエダナナフシ。体の後ろ半分が無い状態で歩いていました。擬態の名人ですが鳥に襲われたのかもしれません。ちょっと気の毒ですね。
今日は振替の休園日です。昨日、ヤナギの木に集まる虫たちを紹介しましたが、今朝はカブトムシが2匹増えていました。少しずつ賑やかになって来ましたよ。
クヌギの木にもカブトムシが2匹。オオスズメバチは大胆にもカブトムシの背中に乗っています。スズメバチも昆虫の王様にはかなわないようですね。
同じ木を夕方に見ると、オスの姿はなくメスに変わっていました。角が無いメスは、カナブンと一緒に洞の中に頭を突っ込んで樹液を舐めていました。
カシワの木にいたカブトムシは綺麗な赤茶色の個体。個人的には〝赤カブ君〟が好みです。こちらはゲットして理科教室の昆虫展示コーナーの仲間入りです。
毎朝カラスの標的になっていたカブトムシがいたクヌギの木。カナブンやスズメバチもいなくなりました。樹液は出ていますが、好みではなくなったのかもしれません。良い樹液が出るように、また復活してほしいですね。
今日は未明に激しい雨が降りましたが、朝には止んで「じゃぶじゃぶ池」「ウォーターアドベンチャー」「ニジマスのつかみ取り」も無事に開催することが出来ました。次の開催は20日の土曜日からです。夏休みに体験してくださいね。
ガイドセンター無料区側の柳の木には、樹液を求めて虫たちが集まっています。オスのカブトムシも見つけました。公園に入る前に観察しましょう。
あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナー。こちらはヨツスジハナカミキリの飼育ケースです。たまたま折れていたガクアジサイがあったので入れて見ました。
大好きなお花が入って、ヨツスジハナカミキリも嬉しそう。
昆虫ゼリーも食べますよ。花が無くても昆虫ゼリーだけで飼育できるのです。明日16日は振替の休園日です。また17日から見に来てくださいね。
今日は朝から雨のお天気。なので、お天気の良かった昨日の写真からご紹介します。穂高口前の見晴らしの丘では、ジニアの品種「ジーデコ」が咲いています。
ジニアと言えば背が高い印象ですが、ジーデコは草丈の低い品種なのです。3万4千株のジーデコは、8月上旬から10月下旬までが見頃の予定です。
段々原っぱの道祖神の前では、ヤブカンゾウが咲いています。季節のお花を楽しんでいるようですね。見晴らしの丘や段々花畑でも咲いていますよ。
ユウマダラエダシャクはシャクガの仲間。幼虫は尺取り虫です。広間でも活動し、ノリウツギの蜜を盛んに吸っていました。
昨日から始まった『夏のアルプス大冒険』ですが、今日は雨のため中止になりました。せっかくの水遊び。雨が降らなければいいですね。
今日から始まった『夏のアルプス大冒険』。さっそく水遊びに来てくれたのは、お馴染みの〝ちーたん〟と〝おたまくん〟です。まずは2人でボール遊び。
おたまくんは今年も自前の〝おたま号〟に乗り込んで、「いざ、出航!」。浮き輪をグルグル回してもらって、水面スレスレのスリルを味わうのです。
しばらくすると、まだ水が冷たいので体が冷えてしまいました。カエルのバスローブをすっぽり被って、暫し日光浴です。オタマからカエルへと変態中?
一方ちーたんは「ウォーターアドベンチャー」に挑戦。運動神経抜群のちーたんは、丸太の上もスイスイ渡るのです。8分の制限時間で2周半も周りましたよ。
最後は他のお友達と一緒に、力を合わせて浮桟橋でゴールを目指します。お天気にも恵まれ水遊びを楽しむことが出来た、ちーたんとおたまくんなのでした。
あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナー。公園で採集した昆虫を展示していますよ。コクワガタなどは冬でも展示。夏になると虫たちの種類も増えるのです。
本格的な夏を前にカブトムシが登場。やっとオスを採集することが出来ました。現在2匹を飼育。オス同士は争うので、広いケースで少なく飼うのがコツです。
こちらはカブトムシのメスたち。オスと交尾をして卵を産むと早く寿命を迎えます。繁殖させなければオスとメスは分けて飼育しましょう。長生きしますよ。
ノコギリクワガタも展示。去年までノコギリクワガタがたくさん集まっていたヤナギの木が伐採されたので、今年はどれくらい見られるかちょっと心配です。
賑やかなのはカナブンやハナムグリたち。新しいエサを入れると一気に集まります。朝入れた昆虫ゼリーが夕方には減っているのがわかりますね。
大きなクヌギの木を見上げると、樹皮の隙間から滲み出る樹液に虫たちが集まっていました。おいしい樹液が出る木は、まさに虫たちのお食事処なのです。
カブトムシのメスが1匹、オオスズメバチが3匹、カナブンが多数。写真を見て気付いたのが、コクワガタが洞(うろ)から顔を出していましたよ。
別の場所では、毎日のようにカブトムシがバラバラになっている所があります。おそらく朝早いうちに、カラスに襲われているようです。賢いカラスはカブトムシが来ることがわかっているようですね。ちょっともったいないのです。
ガクアジサイの葉っぱには、ヨツスジハナカミキリのペア。
こちらではシロテンハナムグリがガクアジサイを独り占めです。雨にも負けず、子供達と一緒に虫探しに出かけましょう。観察したら元に戻してくださいね。
梅雨空が戻り、曇りや雨のお天気が続いています。なので、お天気の良かった日に撮影したお花の写真です。今公園で一番のおすすめなのはネムノキです。
ノリウツギも見頃です。円錐状の中央の花がつぼみの時は、まだ虫も寄って来ていません。開花してしばらくすると虫たちが多く集まりますよ。
野原一画のダンコウバイの足元には、カワラナデシコが密生しています。ピンクの花の中に白花が混じっているので、2色のお花が楽しめます。
段々花畑上段南側の坂道沿いに咲くガクアジサイ。装飾花(萼)の中央の小さな花は少しずつ開花しています。まずはハナバチの仲間がやって来ていますよ。
こちらのガクアジサイはヤマホタルブクロとの共演です。複数の花が1ヶ所に集まっていると、少し得した気分になります。仲良しのお花も探してくださいね。
池上段では『サンパチェンスの水上花壇』の設置が完了しました。最上段のサンパチェンスは、今年は平面のレイアウトになりました。
2段目。安曇野生まれのサンパチェンスは、夏の暑い時期でも元気に花を咲かせます。水中ではなく水上なので、水やりのスプリンクラーも欠かせません。
3段目。すでにある程度成長していますが、コンテナから溢れるほど大きくなります。7月下旬から9月下旬頃が見頃の予定です。
4段目。池に棲むメダカやオタマジャクシたちも、水中から色とりどりのサンパチェンスを眺めているかもしれません。カルガモたちもやって来るかな?
ガイドセンター前広場と、ガイドセンターから水辺の休憩所への坂道にも、サンパチェンスが設置されています。全部合わせると800株、花色は11種類です。夏のお花のサンパチェンス。成長していく過程も楽しんでくださいね。
数日前に出会ったのはスズメのヒナ。わんぱくぼうずのようなお顔が可愛らしいですね。手に乗せると小さな足でしっかりと踏ん張っていました。
見つけたのは穂高口の前。タイルの上でじっとしていたそうです。羽根が伸びきっていないので、何らかの理由で少し早く巣立ちしてしまったようです。
親鳥が近くにいるかもしれないので、撮影した後木陰に放しました。夕方にお猿がやって来て、驚いたヒナちゃんは鳴きながら飛んで行ったそうです。無事親鳥に出会えれば良いですね。
昨日コクワガタがいたコナラの枝の切り口に、今日はノコギリクワガタがいました。みんなに見てもらうために、理科教室で昆虫展示の仲間入りをしましたよ。
ガクアジサイにいたのはフタスジハナカミキリです。いつも見るのはヨツスジハナカミキリ。よく似ているので見過ごしていたのかもしれませんね。