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昨日から始まった『Winter Illumination 2024 光輝く機関車の旅』を案内してくれるのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。電車が大好きなおたまくんは、車掌帽を被って出発進行!決めてくれたのにピンボケでゴメンね。
池の縁に設置されたイルミネーションのトンネルは〝星降る夜〟をイメージしています。銀河鉄道に乗って、夜空に輝く星々を眺めているようですよ。
〝リンゴ園〟には大きなりんごがお待ちかね。りんごは信州安曇野の名産。主力の「サンふじ」の出荷も始まり、りんごシーズン真っ只中なのです。
展望テラス周辺から池の中央付近には〝ちょうちょの森〟〝流れ星の小径〟〝あづみの花回廊〟のイルミネーションが並びます。
池をグルっと1周すると、展望テラス1階の柵につかまってイルミネーションを眺めるのが、おたまくんのお気に入り。光の機関車で旅した気分になったかな?
あづみの学校理科教室の特別展示『トロピカル クリスマス』は、イルミネーションが始まる16:30頃から夜間バージョンに変わります。
デンキウナギが点灯するLED電球も、明るい昼間より良く見えますよ。
部屋の照明を暗くするので、水槽も浮かび上がって見えるのです。
人気のサンタエビの海水水槽。カラフルなエビの仲間たちは、一層鮮やかさを増します。ガラスのクリスマスツリーもワンポイントですよ。
そして今日から始まった『Winter Illumination 2024』。サブタイトルは〝光り輝く機関車の旅〟です。ガイドセンター前広場には、光の機関車が登場です。
メインの池を彩るイルミネーションがこちら。光の機関車に乗った気分で、イルミネーションを巡りましょう。今年はデジタルスタンプラリーもあります。ご家族や友人同士、みんなで参加してくださいね。
明日11月2日より『Winter Illumination 2024』が開催されます。あづみの学校の理科教室でも、特別展示生物『トロピカル クリスマス』を開催しますよ。
今年も「デンキウナギのクリスマスイルミネーション」が登場します。デンキウナギが発電して、LED電球を点灯する様子を観察しましょう。休息中は電気を出しません。動き出すまで気長に待ってくださいね。
実習室の入り口には「ボクたち熱帯地域のへんてこガエル」が待ち受けています。日本のカエルとは一味も二味も違う、カラフルなカエルたちです。
「ミッキーマウスプラティのイルミネーションフィッシュパレード」は、ミッキーの顔の模様があるお魚と、キラキラ光るお魚たちが水草の水槽を泳ぎます。
「南の海からサンタエビとイルミネーション貝がやって来た!」は、人気の海水水槽です。暖かい海に棲む、カラフルなエビの仲間たちの共演です。
最後は「星空のお魚たち 大集合!」の水槽。 星座や惑星、宇宙を連想させる名前や体色のお魚たちが泳ぐぎます。特別展示の期間は2025年1月13日まで。イルミネーションやクリスマスに因んだ楽しい展示を見に来てくださいね。
『 Winter Illumination 2024 』の期間は開園時間が変わります。平日が14:30~21:00(穂高口は閉鎖)、土日祝は9:30~21:00です。イルミネーションの点灯は16:30~21:00です。お間違いなく!
野原一画にあるオオモミジは、 緑・黄・オレンジ・朱色・赤 のグラデーションを見せてくれます。カエデの中でもオオモミジの紅葉はカラフルなのです。
その足元にあるレンギョウの木。黄色や明るい赤色を経て、最終的には濃い赤紫色に紅葉ます。他にはない渋い色合いが素敵ですね。
コブシの実は果皮が裂けて朱色の種が現われています。種がバラバラに落ちるというより、この塊のままで地面に落ちていることが多いようです。
ピンク色の小さな巾着のような実はマユミです。ニシキギ科に分類されるので、ニシキギやツリバナのような枝からぶら下がった実が特徴です。
丸い実はエノキの実です。最初は黄色や赤色をしていますが、完熟すると黒くなります。毎年お猿さんがやって来て、完熟した実を食べる姿が見られますよ。
ガイドセンターやあづみの学校周辺の林の中を見上げると、ヒトツバカエデが黄葉しています。カエデの仲間ですが、葉に切れ込みが無いのが特徴です。
鮮やかに色づきますが10mほどの樹高があるので、上の方を見ていないとなかなか気づき難いのです。葉が地面にたくさん落ちているのを見つけた時には、ピークを過ぎていることが多いのです。上の方もちゃんと見て散策しましょうね。
こちらはガマズミの仲間のオオカメノキです。葉が緑の時はあまり目立ちませんが、紅葉を始めると目につくようになります。
丸い葉はヒトツバカエデに似ていますね。樹高は2~6mほどの落葉低木です。この場所では、少しずつゆっくりと成長しているようですよ。
コシアブラも樹高が高いので見上げるように観察します。こちらは丸くはなく、5枚の小葉が1つになった掌状複葉が特徴です。葉は緑からクリーム色へと、色が抜けていきます。紅葉でも黄葉でもない、白葉という言葉が似合いそうです。
池横の園路沿いにあるミズキの木。春先に枝を切ると、水が滴るくらい流れ出ることが名前の由来だそうです。初夏には枝いっぱいに白い花を咲かせますよ。
秋になって実を落とした後は、鮮やかな紅葉を見せてくれます。1枚の葉の中で徐々に紅葉が進むので、それぞれの葉でグラデーションが楽しめるのです。
あづみの学校前ではハウチワカエデが紅葉しています。部分部分で紅葉の度合いが異なるので、木全体でグラデーションが楽しめます。
年によっても紅葉の色合いが異なります。今年は黄色やオレンジが少ないようです。緑から朱色、深紅になるまでの変化が楽しいですね。
下から見上げると雰囲気も変わります。葉を透過する光の影響で、見た感じも違ってくるのです。高くそびえるアカマツの緑も、紅葉を引き立ててくれますね。
お天気の良かった昨日の写真。コスモスが撤去された段々原っぱに〝風景の扉〟が残されていました。子供たちがたくさん遊んでくれたので、小さい扉がとれてしまいました。明日には全部撤去される予定ですよ。
そんな秋の公園で見つけたのは赤いトウモロコシ?これはマムシグサの実です。茎の模様がマムシに似ることが名前の由来で、草全体に毒があります。
食中毒を起こすような強い毒だそうです。実が落ちるとこの様になります。公園の所々で見られますが、興味本位でも決して口にしないでくださいね。
グミのような形のサンシュユの実。渋みや酸味が強いので、果実酒やジャムなどに加工されます。漢方薬としても古くから利用されているようです。
ウメモドキは赤い実をたくさんつけるので、庭木として人気があります。実のついた枝を生け花にも利用します。食用にはしませんが鳥たちには人気なのです。
ガイドセンターの無料区側、車椅子スロープ沿いの植え込みに咲くホトトギスです。花弁の斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ることが名前の由来です。
あづみの学校前に咲いているホトトギス。先ほどの写真とは少し雰囲気が異なります。自生種と園芸種の違いかもしれません。因みに段々花畑西側のベンチの後ろには、茎が長く花数も多いタイワンホトトギスが植えられていますよ。
段々花畑の上から3段目と4段目の段差に咲くリンドウ。公園では1年の最も遅くに咲く山野草です。ほんの少ししかないので、よく探してくださいね。
花が終わったフジバカマの近くに白い花が咲いていました。白花のフジバカマのようです。まだ咲き始めなので、越冬前の虫たちの貴重な蜜源になりそうです。
あづみの学校周辺の林の中にもヤマツツジが咲いています。こちらでは紅葉したヤマウルシとの共演です。撮影に夢中になって触らないように注意しましょう。
龍の広場の一画にあるヌルデの木の紅葉。ヌルデはヤマウルシと同じウルシ科に分類されます。かぶれる成分は少ないようですが、肌の弱い方は要注意です。
ヌルデの種子は土の中で20年以上寿命を保つそうですが、樹木の寿命は数十年と短いようです。実際公園のヌルデも最近枯れてしまう木が出始めました。
少し前に、日当たりの良い場所とそうでない場所のガマズミを紹介しました。こちらは穂高口南側のガマズミ。日当たりが良い場所に生育しています。
実もぎっしりと生っています。実のつき方は生育場所にもよりますが、木それぞれの特性もあるようですね。たくさんの実は鳥たちに喜ばれそうです。
近くにはコムラサキの木もあります。こちらも枝いっぱいに紫色の実をつけていました。やはり鳥たちに好まれるようです。ちょっとお菓子みたいですね。
河畔の広場近くにあるホオノキには、たくさんの実が生ります。10月1日に撮影した時は赤く色づいて、果皮もしっかりとしていました。
10月15日には果皮が裂けて、赤い種が顔をのぞかせています。展示するのに自然に落ちるのを待っているのですが、この頃からお猿さんの襲撃が始まります。
ニホンザルに食べられた実が木の下に落ちていました。果皮ごと丸かじりにするようです。でも全部食べずにポイ捨てするのが、お猿さんなのです。
10月21日には果皮は茶色くなっています。良く見えるようになった種は糸で実と繋がっていて、すぐには落ちず鳥が食べやすいようになっているようです。
写真を撮っていると青い鳥が実にとまりました。実際に種を食べている所は見ていませんが、実から実へと飛び移り、実をつつくような仕草をしていましたよ。
後で調べると、オオルリのオスの若鳥のようでした。頭のてっぺんと背中や翼、尾羽は青くなっていますが、顔はまだ青くありません。公園生まれでしょうか?これから南方へ渡りをする前に、腹ごしらえをしていたのかもしれませんね。また来年の春に公園に戻ってきてくれたらいいですね。