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穂高口前、見晴らしの丘のキンギョソウ。全体が見頃過ぎになりました。特に手前の方はほとんど終わっています。
丘の上の方、白やピンクは少し花が残っています。
白花は草丈が1m近くにも成長し、根元から新しい花が出ていました。
ピンクの花に白が混じっていましたよ。1ヶ月余り楽しませてくれたかわいい金魚の群れも、そろそろ終わりですね。
こちらは野原のスカシユリ。見頃になりましたが、やはりお猿さんの襲撃でまばらになっていました。花が終わるまで近づかないでほしいですね。
今日は公園外の話題です。昨日、松本市の縄手通りで『松本かえる祭り』が開催されました。公園でもお馴染みの〝ちーたん〟と〝そうちゃん〟&〝ちーくん〟兄弟と一緒に参加しましたよ。
縄手通りの横を流れる女鳥羽(めとば)川。一時期生息数が減少したカジカガエルの復活を願って 建立された「蛙大明神」では神事も行われ、おごそかに祝詞(のりと)もあげられました。
今年で20回目の松本かえる祭りは、全国からカエルグッズのお店が多数出店。カエルのコスチュームを着たり、カエルグッズを身に着けた〝カエラー〟たちも全国から集まり大いに賑わいました。
ちーたん、そうちゃん、ちーくんたちもカエル祭りを大いに満喫。楽しい1日を過ごしました。年に1度のカエルの祭典。すでに来年が待ち遠しい3人なのでした。「たのしかったケロッ!」
理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』は、7月2日までの開催です(月曜休園)。まだ見ていない方は急いでくださいね。ヤマアカガエルは可愛いチューを披露してくれましたよ。
日本のカエル7種と外国のカエル9種、約50匹を展示していますよ。大食漢のホエアマガエルは、いつも葉っぱの上でお饅頭状態。最近二重あごが気になり始めました。
ぽっちゃりと言えばクランウェルツノガエルのアプリコット。瞼の上の小さな角がチャームポイント。とにかくキャラクター色の強い所が、ペットガエルとしても人気の所以です。
夜行性のアカメアマガエルは、昼間はずっと目を閉じて休んでいます。何かの拍子に目を開けていることがあれば超ラッキー。何か良いことが起こる前触れかもしれませんよ。
今年初参加のジュウジメドクアマガエル。最初は1匹だけでしたが、後半は2匹での展示です。こちらはずっと目を開けているので、自慢の目の十字模様もバッチリです。全てのカエルが主役級。個性派揃いのカエルたちが皆様をお待ちしていますよ。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』。会場の中には本物のカエルだけでなく、カエルグッズの展示コーナーもあります。こちらの方が良いというお客様もおられますよ。
中でも人気なのが〝かえるのピクルス〟です。とりわけビーンドールと呼ばれるぬいぐるみは、カエルグッズマニアの中でも知らない人はいないくらいです。コレクション出来るのもたまりません。
ガチャガチャなどのカエルフィギュア。近年は本物そっくりに作られたものが多く出ています。生きたカエルに出会う機会が少なくなっている昨今。おもちゃというだけでなく勉強にもなるのです。
キャラクターになりやすいカエルは、平安時代から鎌倉時代に制作された「鳥獣戯画」の頃から親しまれています。それだけ身近なのです。現代になってもカエル愛は続いていますよ。
お馴染み、お魚博士の〝そうちゃん〟と弟の〝ちーくん〟もカエルグッズが大好きです。そしてここからは公園外の話題。明日25日の日曜日は、松本市の縄手通りで『松本かえる祭り』が開催されます。もちろん、そうちゃんたちも参加しますよ。全国からカエルグッズのお店が集合し、それを目当てにカエラーも全国から集まります。興味のある方はぜひ参加してくださいね。あづみの公園ではなく、縄手通りですよ。間違えないでくださいね。
6月はアジサイの季節ですね。須砂渡口ゲート北側の東屋横にはヤマアジサイが咲いています。公園にあるアジサイの中で一番きれいに咲きますよ。小ぶりな花がたくさん咲いて見事です。
装飾花(萼)の発達した園芸種も良いですが、ヤマアジサイのシンプルな姿も素敵です。晴れの日は鮮やかに、雨の日はしっとりと。どちらでも楽しめるのはアジサイならではですね。
段々花畑や矢原沢の小径に咲くクガイソウ。輪生する葉が何段にもなることから九蓋草(九階草)呼ばれます。先端の細い20㎝ほどの花序は、清楚なお花の代表です。
シモツケに覆いかぶさっているのはクサフジです。クサフジは蔓(つる)性の茎を他の植物の表面に絡ませながら成長します。ピンクと紫の共演は、第2駐車場の植え込みで見られますよ。
ピンク色の可愛い花はカワラナデシコ。池周辺や段々花畑に多く咲きます。撫子(なでしこ)は、撫でるように可愛い花を意味します。なので公園の可愛いお花No.1ですね。
おとといの「あづみのブログ」で紹介したエゴツルクビオトシブミ。昨日も朝早くから揺藍を作っている所に出会いました。おとといと同じ木で場所もすぐ近くなので、同じ個体のようです。
時間も同じ7時過ぎ。やはり完成間近の状態です。後は筒状になった葉を巻き上げていくだけです。6本の脚を器用に使って、みるみるうちに巻いていきますよ。大変なパワーですね。
すると最後に、おとといと同じように葉を切り落としてしまいました。
ここで気づいたのですが、この個体は葉の中央にある主脈の両側の葉を切って揺藍を作っていることがわかりました。そして最後に主脈を切るのです。おとといも同じでした。
実はエゴツルクビオトシブミは、葉の片端を残して揺籃作りをするのが一般的です。葉脈が一部残っていることにより、幼虫が食べる葉が瑞々しく保たれるのです。
ぶら下がっている揺籃は全てこの形。実際昨日とおとといに切り落とした揺籃を見ると、すでに乾燥していました。他の種類のオトシブミが切り落とす揺籃に使われる葉に比べて、エゴノキは乾燥が早いようです。切り落とさずに残しておくのは、それなりの理由があるようです。ちょっとイレギュラーなエゴツルクビオトシブミ。切り落としてしまうのも、何か深い理由があるのかもしれませんね。
早朝から集まっているのは〝チップ敷き戦隊 シルバーズ〟の皆さんです。野の休憩所前の花壇に、園芸用のチップを敷く作業を行っていました。
軽トラックに積まれたチップを運んで花壇に敷いていきます。雨が降ると泥が跳ねて葉にこびりつき、成長が悪くなります。チップが泥跳ねを防いでくれるのです。見た目も良いですね。
野の休憩所正面にはサンパチェンスが植えられています。昨日はこちらにチップを敷きました。大きく成長することを見越して間隔を開けて植えられていますよ。
こちらはコリウス。野の休憩所北側花壇に植えたコリウスの余った分が植えられています。コリウスは葉を鑑賞するので、泥がついていると残念な状態になります。これだと安心ですね。
今日午前中は晴れ間が広がりました。でも先週土曜日から5日続いた梅雨の中休みも今日まで。明日は再び梅雨空に戻るようですよ。雨が降ったら、あづみの学校で遊んでくださいね。
クルクル巻かれたエゴノキの葉。これはオトシブミの仲間〝エゴツルクビオトシブミ〟の揺藍(ようらん)です。メスは葉の中に1~2個の卵産みます。中で孵化した幼虫は葉を食べて成長し、成虫となって外へ出ます。揺藍は、まさに幼虫のゆりかごなのです。
オスは首が長いのが特徴。エゴはエゴノキ。ツルクビは鶴のように長い首。オトシブミは、江戸時代に相手に想いを伝えるために巻紙を地面に落とした「落とし文」の風習に由来します。
今朝見つけた時はすでに完成間近でした。最初から見られなかったのが残念です。メスは体長6~7㎜の小さな体で、器用に葉を巻き上げていきますよ。
しばらくすると葉もしっかりと巻かれて完成しました。オトシブミの多くは揺藍を地面に落としますが、エゴツルクビオトシブミは葉につけたままにします。なので〝オトサナイブミ〟なのです。
やっと完成と思って見ていると、何を思ったか葉を切り落としてしまいました。他の種類のオトシブミに憧れての行動?真意はわかりませんが、正真正銘のオトシブミになったのでした。
野原一画の花壇ではスカシユリが咲き始めました。4年前に植えたものですが、同じ場所にチューリップも植えています。なのでチューリップの球根の掘り取りをせずに残しているのです。
鮮やかな黄色がとても綺麗です。花も大きいので良く目立ちますよ。黄色以外にも赤いスカシユリも少し咲いています。せっかくなので皆さんに見ていただきたいのですが、少し心配事が・・・
お猿さんにいたずらされてしまうのです。花を食べたり、抜いてしまうこともあります。そのせいで以前よりも少し減った気がします。今日も近くにお猿さんの群れがいました。ちょっと心配ですね。
こちらも黄色い花のトモエソウ。花弁が〝巴形(ともえがた)〟にねじれて咲くのが名前の由来です。朝に開花した花は夕方には萎れる一日花です。周りの蕾が次々に咲きますよ。
少し前に段々花畑に咲くキリンソウを紹介しましたが、こちらは段々花畑より西側にあるベンチ横の岩組の間で咲いています。山地の岩場に生育する本来の姿のようですね。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』。今日はもぐもぐイムを撮影。シュレーゲルアオガエルは、お隣に入れられたコオロギが食べたくてしょうがないようです。
ツノガエル専用の配合飼料が好きではない、クランウェルツノガエルのアルビノさん。エビのむき身をあげました。他のツノガエルたちに比べて飲み込むのものんびり。しばらくくわえたままでした。
ジュウジメドクアマガエルはコオロギを食べます。いつもは勝手に食べてもらいますが、今日はピンセットであげました。お腹と同じように、ちらっと見える口の中も青い色をしているのです。
こちらは今週卵塊から出てきたモリアオガエルのオタマジャクシ。卵塊が柔らかくなるのが早いと、出てくるオタマジャクシの色が白くお腹の栄養も大きいのが目立ちます。少し未熟なようです。
そして今日は、最後の卵塊からオタマジャクシが出てきました。見学に訪れた多くのお客様に見ていただきましたよ。しばらくはお腹の栄養で成長し、吸収し終えると餌を食べるようになるのです。