
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 3月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
夕方ヤナギの木にとまっていたのはシロスジカミキリです。背中にある黄色い模様が死ぬと白くなることが名前の由来です。生きている時に〝キスジカミキリ〟と名付けてもらいたかったですね。
黒い大きな複眼と巨大な顎が 〝THE昆虫〟と言う顔をしています。夏になると時々見かけますが、ペアで見たのは初めてです。体長は45㎜~60㎜。メスの方が大きくなります。
実はちょうど産卵をしている所でした。メスは木の幹に顎で穴を開け、そこに卵を産み付けます。産卵していたのはヤナギの木。クヌギやコナラなどにも好んで産卵するようです。
卵から孵化した幼虫は木を食べながら奥へと進みトンネルが出来ます。幼虫は幹の中にいるので見えませんが、穴から木くずがボロボロと落ちてきますよ。
木の根元には大量の木くずが溜まります。毎年同じ木に産卵の跡があるので、条件の良い木があるようですね。でもたくさん穴が開きすぎて木が倒れないか心配になりますよ。
先日の早朝、地面の上で仰向けにもがいていたエゾゼミの蛹を見つけました。お客様に見ていただこうと理科教室の昆虫展示に入れた所、開園時間早々に羽化を始めましたよ。
普通は夕方から夜にかけて行われるセミの羽化。普段見ることのない光景に、お客様も興味津々。緑色の体が出てくるのにも感動です。スマホやカメラで撮影会になりました。
蛹の背中が割れて少しずつ体が現れます。大きく体が出てくると、イナバウアー状態になります。
しばらくしてからエイッと体を起こすのですが、ずっと右側の翅が殻の中に残ったままです。セミは無理やり抜こうと動き回るので、翅がちぎれそうになってしまいました。
結局ピンセットで脱皮殻を剥いて手助けをしました。殻の奥の方で翅の先端が引っ掛かって抜けなかったのです。体が抜けるとすぐに翅に体液が入り伸びるのですが、傷ついていて伸びませんでした。
翌日には体色も変わり翅も硬くなりました。このまま放しても飛べずにアリの餌になります。自然界でも羽化に失敗することは少なくないのです。短い寿命が終わるまで飼育ケースで飼育しますよ。
展望テラスの2階から見下ろした〝サンパチェンスの水上花壇〟。設置から10日余り経ちました。
株も大きく成長し花数も増えています。鮮やかになってきましたね。
夏の強い日差しや暑さに強いサンパチェンスですが、水切れに弱いので定期的に噴水で水やりをします。
仲良しのカルガモのペアも、サンパチェンスがお気に入りのようです。去年は池の中に大きな卵が落ちていました。サンパチェンスのコンテナの中で産んだようですよ。
屋外は猛暑で大変ですが、綺麗なサンパチェンスを見て癒されてくださいね。
3連休は夏本番の暑さになりました。先日ご紹介した虫たちの集まるクヌギの木。暑さに乗じて虫たちの数や種類も増えていますよ。お食事処「くぬぎ亭」は、この地域の人気店のようです。
たくさんのカナブンとカブトムシ。上の方にいる蝶はコムラサキです。オスの表翅は光を受ける角度によって紫色に輝いて見えます。飛んで来たスズメバチも良い場所に割って入ろうとします。
瑠璃色のラインはルリタテハ。こ時々翅を大きく開いて周囲に存在をアピールしています。あっち行け攻撃をしているようですが、実際周りの虫たちは動じていないのが現実です。
カナブンに混じって1匹だけ鮮やかな緑色をしているのはアオカナブンです。公園ではカナブンやシロテンハナムグリに比べて数が少なめ。見つけるとラッキーなカナブンですね。
3連休の中日は晴れのお天気になりました。朝から気温が上がり日中はムッとする暑さに。そんな時は水遊びが一番です。水辺の休憩所前の〝じゃぶじゃぶ池〟でクールダウンしてくださいね。
園路を挟んだ反対側にも小さなじゃぶじゃぶ池があります。こちらの方が少し水深が浅いので、小さなお子様でも安心です。大玉やビーチボール、水鉄砲などで遊んでいただけますよ。
7月15日~8月20までの土日祝日と、8月11日~16日に実施されるのが〝ニジマスのつかみ取り〟です。つかみ取りしたニジマスを焼いて食べていただけます。詳細は公園HPで確認してください。
〝ウォーターアドベンチャー〟も好評です。ちびっ子たちはずぶ濡れになりながらも難関を突破。親子で参加すれば楽しさも倍増です。アマガエルやアメンボたちも応援していますよ。
昨日に続き今日も来てくれた〝ちーたん〟も、ウォーターアドベンチャーに挑戦。じゃぶじゃぶ池で水遊びもしましたよ。安曇野の冷たい水で暑い夏を乗り切りましょう。
まだ若いクヌギの木。樹液が出ている場所に虫たちが集まっています。カブトムシが2匹とたくさんのカナブンです。特にカナブンは木の裏側までびっしり。30匹以上はいましたよ。
体の大きなカブトムシは、角でカナブンを弾き飛ばします。最初は少ない樹液でも、虫たちが樹皮を削っていくことで樹液がたくさん出るようになり、さらに多くの虫たちが集まります。
こちらのカブトムシは大きかったのですが、角が左側に曲がっていました。蛹から羽化したばかりの体がまだ柔らかい時に、力が加わって曲がってしまったのかもしれませんね。
そして今日はお馴染みの〝ちーたん〟が遊びに来てくれました。あづみの学校の理科教室を見学していると〝壁ドン〟をしているアズマヒキガエルに出会いました。ちーたんにアピールしてる?
ちーたんも「さわりたい!」ということで、壁ドンの子ではありませんがヒキガエルと触れ合いましたよ。カエル展が終わっても、理科教室のカエルたちは人気者なのです。
明日から『夏のアルプス大冒険 ヒンヤリ爽快!ウォーターパーティー』が始まりますよ。まずは水上アスレチック〝ウォーターアドベンチャー〟をご紹介。場所は池。実施期間は7月15日~17日、7月22日~8月20日です。
受付時間は10:00~11:40、13:00~15:10です。参加費は1人500円。1回8分、10名程の入替制です。対象は4歳以上(未就学児は保護者同伴)です。
ご利用にあたっては、ウォーターシューズ等のかかとのある靴を履いてご参加ください。安全のため、裸足やビーチサンダル等でのご利用はできません。
ロープボート(イカダ)や吊り橋、ボルダリング、浮桟橋など、スリリングなアクティビティが盛りだくさんのコースになっていますよ。〝池ポチャ〟するのは覚悟してくださいね。
ちびっ子たちはもちろん、お父さんやお母さんも一緒に楽しんでくださいね。
エノキの木の上にいたお猿さん。気性が荒いようで、こちらを威嚇してきました。するとおもむろに、おしっこをし始めましたよ。「来れるものなら来てみろよ!」とドヤ顔を決めてきました。
後は悠々と去っていきました。お猿さんたちとの付き合いは長いですが、おしっこ攻撃は初めてです。たまたまなのか、意図的なのかはわかりませんが、これも学習の一つでしょうか?
第2駐車場から第1駐車場へ渡る陸橋の欄干。朝から子猿ちゃんたちが仲良く遊んでいましたよ。欄干を鉄棒代わりにしています。特に真ん中の子はじっとしていられないようです。
ぶら下がった状態からちょこんと腰掛けました。まるで人間の子供のようです。
さらに下に降りるのに、のび~と足を伸ばしました。まだまだ幼い子猿ちゃん。何をするにも可愛いのです。でも何年かすると、最初のお猿さんのようになっていくのですね・・・。
里山文化ゾーンの堀金口近く、昨日紹介したブッドレアよりも手前にあるのはシモツケです。田園文化ゾーンでもピンク色のシモツケが見頃になっていますが、里山文化ゾーンには白花もあります。
真っ白な花は清涼感たっぷり。遠目に見ると白い泡の塊があるようです。初夏に咲くナナカマドの花にも似ていますね。
変わって田園文化ゾーンの段々花畑では、オミナエシが咲き始めました。秋の七草の一つとしても良く知られています。暑い夏の頃から花を咲かせ、秋まで長く楽しめます。
ヤブカンゾウも段々花畑や園内の各所で咲き始めています。種を付けず根茎が伸びて増えていきます。最初の頃はあまり無かったのですが、ここ数年は数が増えてきましたよ。
見頃になったオカトラノオの花にセミの抜け殻がついていました。段々花畑では山野草の茎に抜け殻がついているのをよく見かけます。土の中が幼虫が暮らすのに適しているのかもしれませんね。
里山文化ゾーンの堀金口から400mほどの園路沿いに、ブッドレアが咲いています。ブッドレアの仲間はアジアや南北アメリカ、アフリカなどに分布し、日本にはフサフジウツギが自生しています。
甘い香りの花に蝶が好んで集まることから、英語ではbutterfly bushとも呼ばれています。花色はピンクや紫、白、黄色などがあり、穂(すい)状花序の他に球状の花序も見られます。
一方こちらは、同じ里山文化ゾーンの岩原口近くの花畑。現在キバナコスモスの準備が進められています。面積が広いのでトラクターで耕しますよ。
昨日からは種蒔きも始まっています。作業はもちろん〝種蒔き戦隊 シルバーズ〟の皆さんです。マルチシートの場所は手作業で種を蒔いていきます。シートの無い畑は機械で一気に蒔きますよ。