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月食

大町・松川地区
2021年11月19日

今夜はなんと月食!月が太陽に覆われて月が隠れてしまう現象です。

昨日のブログで満月という風にお伝えしましたが、満月どころか徐々に欠けていく形となりました…。

昨日の明るい満月と違い、暗い月を撮るのは難しいです。ぼやけてしまいますね。

今回の月食は日本では140年振りに見られるそうで「限りなく皆既に近い部分月食」だとか。少なくとも私が生きている間にはもう目にすることはない、不思議な光景です。

さて、明日11月20日(土)はミニF-1をインフォメーションセンター前で開催!

アクセルワークでコースをクリアしよう!
小さなお子様の場合は保護者の方と一緒に乗ることもできますよ。

明日もお待ちしております!

 

上弦の月

大町・松川地区
2021年11月18日

今夜はとても見事な月ですよ!明日11月19日(金)は満月だそうです。

今日みたいに晴れるといいですね。

表紙の写真はスコープにデジカメをかざして撮ったものです。
いわゆる”デジスコ”というもの、です。
専用の固定器具があればぶれないのでやりやすいのですが。
少し過ぎてしまいましたが個人的に一番きれいだと思うのは夕方ごろです。
紅に、紫に染まった夕空と月の相性は最高です。

※スコープで月や星を見る際は十分気をつけてください。絶対に太陽を覗かないでくださいね!!

月の画像だけだと少し寂しいので、日中の様子も載せましょう。

少し時間を戻します。こちらはデイキャンプ場に現れたジョウビタキ♂。
冬季閉鎖中のデイキャンプ場は人気も少なく、開けているのでなわばりにはちょうどいいのかも。
実は拡大した画像を載せています。こちらの様子を伺いに向こうから近づいて来るものの,
すぐ離れて行ってしまいます。遠い!
こちらは比較的近くに来てくれたコゲラ。ゲラとはキツツキのことを指す言葉で、この子は見た目の通り小さいキツツキという意味でコゲラと名づけられました。
葉が落ちて鳥も見やすくなりましたが中にはこんなものも。
ハチの巣が落ちていました。中身は空っぽ。

思わぬところに鳥の巣があったことに葉が落ちてから気づくことってありませんか?

いよいよ冬ですね。

しかし、野鳥も月も個人的にはイマイチな出来が続いてます・・・。

そろそろバシッと決めたいですね。

 

   探鳥シーズン到来

大町・松川地区
2021年11月17日

大町・松川地区の木々はすっかり葉を落としました。紅葉シーズンもいよいよ終わりですね。

綺麗な紅葉が終わり、残念に思う方もおられるでしょうが、私は葉が落ちるのも楽しみなんです。なんでかというと・・・。

葉が茂っていたことで姿が見えなかった野鳥たちが見えるようになるからです!

野鳥好きにはたまらない、バードウォッチングのベストシーズン到来です。ちなみに表紙の鳥はアトリ。日本へ冬を越すために渡ってきた”冬鳥”です。

アトリは2,30羽ほどで群れて行動している様子が園内では見られますが、体色が落ち葉にそっくりなのでじっとされると飛び立たれる直前まで気づきません。
せせらぎで水浴びをした後、のんびりと毛づくろいをしていたようです。
こちらはホオジロ。その名の通り顔が白いのが特徴です。大町・松川地区ではほぼ一年を通してみられます。暖かい日は木のてっぺんのような見晴らしのいいところで囀ります。
遠いところにいましたが、こちらはジョウビタキのオス。黒と鮮やかなオレンジ色が特徴で、こちらもアトリ同様雪国や寒冷地から冬を越すために渡ってきます。もう少し近くに来てくれるといいのですが・・・。

今日一番近くに来てくれたのはエナガ。その名の通り、「柄が長い」という表現がそのまま名前になりました。

シマエナガというとわかる方もいらっしゃるのではないでしょうか?SNSで可愛すぎる鳥として一躍有名になった鳥です。

シマエナガは北海道にしかいない、エナガの亜種にあたります。

じっとこちらを見つめてきたり
膨らんだり
アクロバティックにぶら下がったりと、まるでサーカスのよう。
大人しく止まっている時がほとんどありません。

最初はこちらを警戒していましたが、じっと待っていると向こうから近寄ってきました。(追い払おうとしていたのかもしれませんが・・・。)

ストレスを与えすぎないよう数枚撮って退散。愛らしい姿をたくさん見せてくれてありがとう!

これから寒くなり葉が落ちるにつれて野鳥の種類も目にする機会も増えてくると思います。

来月には探鳥会の冬鳥編も実施するのでお楽しみに。

 

イベント3本立て

大町・松川地区
2021年11月14日

本日は昨日に引き続き、けもの塾のほかスポーツシューティングゲーム、グルメ&ウォーキングと合わせて3つのイベントを開催しました。

今泉先生、本日もよろしくお願いします!
リスの食痕を見つけたようです。
新しいものもあったので姿が見えないだけで公園に来ているかもしれませんね。いつか出会いたいです。
ノコギリクワガタの頭を見つけた子もいました。
秋や冬にカブトムシやクワガタはいませんが、
秋冬の間に死骸や樹液が出そうな木を見つけておくと夏に探しやすくなるそうです。
フクロウが吐き出したであろうペリット
(捕食者が消化できなかった毛玉や骨を口から出したもの)も見つかりました。
なかなか出会えない動物たちですが、フィールドサインはその場に残ります。
サインを見つけて、間違いなくこの場にヤツがいた!という想像が膨らむともっと楽しいですね。
フィールドワークを終えると恒例の「まとめ会」。
せっかく珍しいものを見つけたならまとめをしなくてはもったいないですよね。
いきものを通して大事なことを教えてくれた今泉先生でした。
今泉忠明先生、ありがとうございました!

さて、先週から3週にわたって開催されているグルメ&ウォーキングもいよいよ2週目です。今回の振る舞いはおやきです。

振る舞いをゲットするには園内を散策した証として、紅葉をはじめとした公園の写真が必要になります。大町・松川地区の紅葉も終盤ですが、入口広場付近で綺麗な紅葉が撮れました。
こちらが本日の振る舞い、「おやき工房 旬菜花」さんのおやき。
とりもつやキムチなど、一風変わった具材のおやきが勢ぞろい。
この他にも美味しそうな具材のおやきがありました。気になった方は調べてみてください。

お散歩の後は小腹がすきますよね。心もおなかも満足のイベントです。

またこちらも先週に引き続きスポーツシューティングゲームを開催。今年は今日が最後の開催となります。

赤チーム白チームどちらも気合十分。人ではなく、銃がセンサーで的になるほか弾が出るものではないので小さなお子様でも安全に楽しめるサバゲー風イベントです。

秋の色づいた森で行うサバイバルゲーム。陽気も良かったのもあり、皆さんとても生き生きしていましたよ。

紅葉の始まりは遅かった分、短いながらも見事な紅葉となった今秋。

さあ、冬は何をして遊ぼう?

 

けもの塾

大町・松川地区
2021年11月13日

本日は夏に中止となってしまったけもの塾を再開催しました!

朝方寒かったので心配していましたがお天気にも恵まれ、温かな陽気の中フィールドワークを行うことができました。
こちらがけもの塾の塾長を務める今泉忠明先生。
「残念ないきもの辞典」を監修し、哺乳類の調査を幾度となく行ってきた動物学者でもあります。
先生と一緒に森へしゅっぱつ!
森の中には生き物がいっぱい。寒くなってきても昆虫が動いてるみたいです。
先生はアドバイスや解説はしてくれますが、探したり、記録していくのは参加者の皆さんです。
これなぁに、と先生に聞くだけではなく子供たちに考える機会を与えたい、とおっしゃっていた今泉先生。
まさにけもの”塾”ですね。
園内のフクロウの巣箱や
ホコリタケを実際に叩いて胞子をを出してみたり
捕食者が出したであろうペリットも見つかりました。
またここではエビフライのような形をした松ぼっくりが見つかりました。
みんなでなんでこんな形になったんだろう、と考え答え合わせをしていくとリスの食痕だと分かりました。

皆さんフィールドサインを探すのがどんどん上手になっていくように見えました。

自身で歩き、探し、気づき、考えるというのはフィールドワークならではの勉強法かもしれませんね。

足場が険しいところに来ましたね。何が見つかるかな。
なんと動物の骨が見つかりました。これはさすがに考えても何の骨なのか、なかなか答えが出そうにありません。先生曰くイノシシの骨だとか。
谷を辿っていると、アナグマの巣穴を見つけました。人通りが多いところにかかわらずつくられているから狐じゃないかも、などここでも様々な意見が飛び交っていました。
フィールドワークが終わったら最後はまとめ。
ついでに先生が持っている標本を見せてもらっていました。
午後からは先生のトークショー。
日本だけでなく海外の動物の話も聞けましたよ。
最後は子供たちからの質問ラッシュ。

生き物の専門家からお話を聞けるチャンス、なかなかないですもんね。

私もいきものが小さい頃から好きなので、こういうイベントに参加してみたかったです。参加できた皆さんがちょっぴりうらやましい!

 

11月12日(金)紅葉状況

大町・松川地区
2021年11月12日

昨日、一昨日の雨風で園内の紅葉もすっかり落ちてしまいました。

雨に濡れ散った紅葉も綺麗ですが、今年は例年と比べ見ごたえがあった色づきだったので何だか惜しい気もします。

しかし地面に落ちても綺麗です。落葉した紅葉たちが織り成す色は着物の十二単のよう。
入口広場付近もまだ葉が残っていますが、やはり先週あたりがピークでしたね。
落ち葉そっくりの鮮やかなオレンジ色をした蜘蛛がいました。寒いのかとてもゆっくりです。
イシサワオニグモです。大町・松川地区のような寒冷地で見られる蜘蛛だそうです。初めて見ました。
カマキリの卵がありました。葉が落ちてから見つかるものもありますね。

もうすっかり気温は冬。今日はとても寒かったです。

そのためかセンターの後ろにそびえる山は冠雪していました。

皆さんは冬の準備は整いましたか??

私もそろそろダウンとこたつを引っ張り出さないと・・・。

 

イベントの秋

大町・松川地区
2021年11月7日

雲一つない快晴とはまさに今日のこと。すがすがしいほどの秋晴れでした。絶好の散策日和、イベント日和です。

林内は見事な黄金色。
皆さん散策を楽しまれていました。

今回は秋の森を普段とは違う楽しみ方ができるイベントがありましたよ。

かっこいい銃!なにかな?

林内で楽しめるサバイバルゲーム、スポーツシューティングゲームです。

弾が出ない仕組みの銃なのでご安心を!

相手チームの銃に向かってトリガーを引くと相手のポイントを減らせるぞ。
3分以内にできるだけ相手のポイントを減らそう!

紅葉で染まったフィールドでできるサバゲーは最高だそうです。参加したくなっちゃいました。

また入口広場ではまた面白そうなことをしています。

はっぱを集めて何かをしています。
色とりどりの紅葉が。グラデーションがとても素敵です。

なんと紅葉でリースを作っていました!

クリスマスにぴったりの、おうちを彩ってくれそうな鮮やかなリースです。

一つ一つの葉を重ねて、お花のような形にしている人もいました。
まさに世界で一つだけのリース。鮮やかな紅葉が見られる大町・松川地区でこそできる体験です。

リースは1年飾り続けても綺麗だとか。ドライフラワーのようになっていくそうです。

そしてみなさんを乗せて走ったロードトレインも冬季シーズンに入るため今年度の走行を終了します。

またロードトレインの姿が見られるのは来年の4月。冬が明けるまで、しばしのお別れです。

 

11月3日(水)ファットバイク体験&紅葉状況

大町・松川地区
2021年11月3日

先日から人気を博したファットバイク体験も本日が最終日。皆さん見慣れない太いタイヤを持つこのバイクにとても興味津々でした。

大人が座れるほど丈夫なタイヤ。これがオフロードでの走行を可能にします。
親子で挑戦!
上手に乗れたね!
私も試乗させていただきましたが紅葉に囲まれたフィールドでのライドは気持ちよかったです。
紅葉は場所によってはこのように様々な色のコントラストを楽しむことができます。カラマツやコナラも黄色くなってきました。風が吹くたびにカラマツの細い葉が舞うので、皆さん「雪?」と不思議そうにしていました。
一方カエデの仲間は落葉が始まっています。地面に落ちた様子も綺麗です。
赤く色づくカエデの仲間は今が見頃です。思わず見とれるような美しい赤です。

また、本格的な紅葉が始まった公園では少しずつ葉が落ち始めます。

葉が落ちると紅葉は楽しめなくなってしまいますが、哺乳類が残すフィールドサインや野鳥の姿が葉が落ちることで見つけやすくなります。

そこで、夏に開催が中止となってしまったけもの塾を 11月13日(土)・14日(日) に開催致します!

「ざんねんないきもの事典 」で知られる今泉忠明先生が講師を務める「あづみのフィールドワーク」、先生の生き物のにまつわる体験談が聞ける「いきもの教室&トークショー」など、生き物好きにはたまらないプログラムです。

詳細とお申し込みはこちらからお願いします。

私もいきものが好きなので、みんなに混ざって参加したいです。

 

11月2日(火)紅葉状況

大町・松川地区
2021年11月2日

先日から11月に入り、青々としていた林内もあっという間に色づきました。

11月から2月の末まで、公園の開園時間は「9:30~16:00」に変更されますので、お間違えの無いようご注意ください。

こちらの2枚は空中回廊から見られる風景。

森の体験舎から大草原の家にかけての第二空中回廊は現在通行止めですが、第一空中回廊においても上から色づく林内を見ることができます。

色づいている場所はどこを撮ってもきれいです。
最近は午後になると雲が出て日が隠れてしまうので、お勧の時間帯は午前中です。
風が時折強く吹くと、葉がどんどん落ちてしまいます。期間限定の光景だからこそ、楽しめるのかもしれませんね。

葉が落ち始める寒い季節ですが、この時期になってようやく姿を見せる生き物がいます。

ウスタビガです。夜行性なのにもかかわらず、日中インフォメーションセンターに来ました。

夏に堀金・穂高地区で紹介された「やまこ(ヤママユガ)」の仲間です。ヤママユガは綺麗な繭を作ることで知られ、幼虫が出す繭糸からできる絹糸は一級品。

一方ウスタビガの繭はこんな感じ。

なんだか木の実みたいです。葉が落ちた季節に鮮やかな緑色をした繭は相当目立ちます。
皆さんも探してみてください。

ウスタビガの繭は糸が取れるヤママユの繭と比べると堅く、製糸業には適さないと言われていますが、化粧品のような医薬品に使おうとする試みがあるようです。人間の技術って本当にすごいですね。

落葉した葉や紅葉がよく似合う、すてきな蛾です。しかし成虫の寿命は1週間程度といわれているため、私がこの個体に会うことはきっともうないでしょう。生き物との出会いは一期一会です。

紅葉もいきものも、いつでも見られるものではないからこそ惹かれるものがあるのかもしれません。

 

アルプスあおぞらマラソン

大町・松川地区
2021年10月31日

本日はアルプスあおぞらマラソンを園内にて行いました!

紅葉できれいに色づいた大町・松川地区が舞台です。

かなり皆さんやる気満々。

紅葉した森の中を走れるマラソン大会もなかなかないのではないでしょうか。

紅葉を楽しみながらゆっくり走る方もいる中、かなり速いペースで飛ばす方も中にはいらっしゃいました。

運動の秋。雪が降らないうちに、私もランニングしようかなぁ。