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10月6日(水)園内のようす

大町・松川地区
2021年10月6日

10月6日(水)現在の入口広場の様子です。いい感じにこんがりしてきました。

いつかいつかと思っていた紅葉シーズンももう間もなくでしょうか。と思っていると・・・。

!!

10月にミヤマクワガタ!?

既にお亡くなりのようでした。

間伐材の上で死んでいたので、無事産卵を終えたのかもしれませんね。

ミヤマクワガタが卵から成虫として地上に出てくるまで、3年ほどかかります。

この子の子供たちが姿を見せるのは3年後・・・。なんだか不思議な気持ちになりますね。

堀金・穂高地区ではなんと生きたオスのミヤマクワガタが見つかっているのでまだ探せば大町・松川地区でも会えるかもしれません。

見慣れない蝶がいました。

キベリタテハです。

標高1,000m前後の山岳に暮らす蝶ですが、冬を越すために少し標高を下げて大町・松川地区にも現れるようです。

成虫のこの姿のまま越冬し、春を待ちます。

その身一つで寒冷地の冬を越すだなんて、可憐な見た目とは裏腹にとてもたくましい生活史ですね。

渡りをするアサギマダラといい、チョウチョはかなり忍耐強い生き物のようですね。

無事に冬を越せますように・・・。

※園内での動植物(昆虫を含む)の持ち出しは禁じられていますが、園内での観察を目的とした捕獲はOKです。ぜひいろんな生き物を観察してくださいね。

 

10月3日(日)園内のようす

大町・松川地区
2021年10月3日

現在の入口広場の様子です。

大町・松川地区では例年10月中旬が紅葉の見ごろですが、まだ林内は青々としています。

今回は紅葉以外も紹介していきますね。

ノコンギク
ホコリタケ
叩くと埃のような胞子を出すことで知られるホコリタケ。幼生の期間はこのように愛らしい形をしています。なんと食べられるんだとか。
ガマズミ
コムラサキ
ススキ
カツラ

ハートマークの葉をつけることで知られるカツラ。すっかり秋色に変わりました。

紅葉以外にも秋の深まりを感じるこの頃です。

 

河畔探勝ウォーキング

大町・松川地区
2021年10月2日

国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では、本日10月2日(土)、10月3日(日)に自然サポーターによる河畔探勝ウォーキングを行っています!

予約なし、無料で参加できるので気軽に参加できます。



公園の見どころを熟知した公園サポーターが、普段は入れないエリアまで皆様をお連れします。

【河畔探勝ウォーキング】

①10:00~の回 
②13:00~の回 
※雨天中止

各回所要時間約2時間

各回先着15名/参加無料/受付:インフォメーションセンター

明日10月2日(日)も開催いたします!参加の際は水分を忘れずに!

また先着順となっておりますので、参加ご希望の方はお早めにお越しください!

皆様のご参加をお待ちしております。

 

10/1(金)紅葉状況

大町・松川地区
2021年10月1日

本日から10月に入り、いよいよ園内も秋めいてきました。

入口広場近くのカツラは黄色くなってきました。

桜は綺麗に色づいたのもつかの間。あっという間に落葉してしまいました。

私は毎年紅葉シーズンを心待ちにしつつも、気づいたら見ごろが過ぎてしまっていた、ということがよくあります。

私のようになってしまう方が増えないよう、園内の紅葉状況を発信し続けますね。

また、明日10月2日(土)と10月9日(土)は無料入園日となっております。

明日より杣人の家にて北アルプス国際芸術祭の作品展示も行っておりますのでぜひご覧ください。



【作品名】リントゥマー(バードランド)
【作者】ミラ・ヴァーテラ[フィンランド]

国営公園の森の中につくられた、山仕事の作業小屋「杣人(そまびと)の家」が舞台。冬の公園を訪れ、森の中の小さな植物に触発されたという作家が、想像の植物をガラスと真鍮で彫刻し、森を飾る。ガラスの部分は、フィンランドの伝統工芸を活性化させようとしている作家と、フィンランドの伝統ガラス職人が一緒に制作する。
小さい子どもが自然の中で感じる魔法のような体験を、作品を通して大人にも再び味わってほしい。

国営公園の森の中につくられた、山仕事の作業小屋「杣人(そまびと)の家」が舞台。冬の公園を訪れ、森の中の小さな植物に触発されたという作家が、想像の植物をガラスと真鍮で彫刻し、森を飾る。ガラスの部分は、フィンランドの伝統工芸を活性化させようとしている作家と、フィンランドの伝統ガラス職人が一緒に制作する。
小さい子どもが自然の中で感じる魔法のような体験を、作品を通して大人にも再び味わってほしい。

紅葉シーズンには一足早いですが、涼しくなり過ごしやすくなった秋の公園で芸術を楽しみつつ、過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

栗の住人

大町・松川地区
2021年9月26日

大町・松川地区もすっかり秋の装いです。紅葉の見ごろは少し先ですが、桜の葉は落葉し、道に栗が落ちていたりと確実に秋が深まっていくのを感じます。

拾った栗の中に、ゾウムシが一匹ついていました。

クリシギゾウムシです。栗を食べ、栗の中に卵を産み、幼虫は栗をゆりかごにするというまさに栗に始まり栗で終わる生活史を持つ面白い昆虫です。まさに、栗の住人!

あらら、踏ん張るあまり、後ろ足が浮いてしまいました。

なかなかユニークなゾウムシですが、栗を食害することで農家を困らせるそうです。

秋の味覚が好きなのは人も虫も同じですね。🌰

 

アサギマダラ観察会

大町・松川地区
2021年9月25日

以前ブログでご紹介したアサギマダラの観察会を行いました!

アサギマダラは南へ行くために約2000㎞もの距離を移動することで知られる蝶です。

この観察会ではアサギマダラを一時捕獲し、大町・松川地区を通ったことがわかるようにマジックペンでマーキングを施します。
個体差を知るために体長も図ります。

無事捕まえられました!

マーキングを施したらすぐに逃がします。
アサギマダラたちは、次の旅へ向けて
フジバカマの花から吸蜜し、力を蓄えます。
旅の無事を祈ります!
 

フィッシングガーデン

大町・松川地区
2021年9月24日

毎年人気の渓流釣りイベント、フィッシングガーデンを今年も開催しました!

皆さん釣れたかな?

自分で釣って、焼いた魚のお味は格別!

開催日はお天気にも恵まれ、絶好の釣り日和でした。

 

アサギマダラ飛来

大町・松川地区
2021年9月14日

園内のフジバカマに、長距離の渡りをすることで知られる蝶、アサギマダラが来てくれました。

園内のフジバカマに集まるアサギマダラ

アサギマダラは春には暑さをしのぐために気温の低い高山や高原がある北へ移動し、秋になると寒さをしのぐため気温の高い低地へと移動し、南を目指します。そのため長距離を移動するといわれています。

長野県は山や高原が多いためか、春から初夏に山へ登っていく個体と秋に山から下りてくる個体が見られるので、ほかの都道府県と比べ見られる機会が多いかもしれないですね。

このように一時的に捕獲し、マーキングを施した後、再び野に放します。これによってどこから飛んできた個体かがわかるのです。

松本で同じようにマーキングされた個体がなんと1300キロほど離れた沖縄県で発見された例もあります。海を渡ってと考えるとすごい飛翔能力ですね・・・!

当園の「アサギマダラ観察会」では、アサギマダラの観察もかねて実際にマーキングを行います。

生き物が好きな方にはうってつけのイベントです。是非ご参加ください。

こちらのURLよりお申し込み頂けます。

http://www.azumino-koen.jp/oomachi_matsukawa/new/topics.php?id=2320

それにしても美しい蝶です・・・。

彼らはこの後どんな旅をするのでしょうか。

 

ジニア開花中

大町・松川地区
2021年9月5日

9月5日(日)現在、ジニアが見ごろとなっています。

花の色が濃いので曇っている日でも映えます。
ポンポン咲きとプロフュージョン、2種類のジニアが 早秋の花畑を彩ります。
ジニアは10月まで見られる見通しです。
アカタテハが吸蜜にやってきていました。
こちらは8月に撮影したものです。これくらい晴れていればジニアと餓鬼岳とのショットを狙えるかもしれません!

私はこの花畑と餓鬼岳をセットでとる構図が好きなのですが、「もっときれいな撮り方があるよ!」という方!

秋もインスタグラムフォトコンテストを開催するので、ぜひそちらへご応募ください!

秋のインスタグラムフォトコンテストは、9/11(土)より11/30(火)まで作品を募集いたします。

皆様の素敵なお写真、お待ちしております。

 

ペチュニアの訪問者

大町・松川地区
2021年9月1日

インフォメーションセンター前の花壇にはペチュニアが植えられています。鮮やかな桃色が目に付くので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

最近そのペチュニアに、お客さんがきます。

今日も来ました!
クロアゲハかと思いきや、翅から綺麗な瑠璃色がのぞいています。クロアゲハではないようです。
ミヤマカラスアゲハです。ペチュニアの蜜を吸いにやってきたようですね。
鱗粉の構造色が織りなす輝きは、思わず見とれてしまう美しさです。

深山(みやま)と名が付きますが、市街地周辺などの標高が低いところでも見られる場合があります。

もしかしたら皆さんのおうちの花壇にも人知れず来ているかもしれないですね!

しかしこのミヤマカラスアゲハですが、すぐいなくなってしまうのでうまく撮れませんでした。

いつもカメラを持っていないときに限って現れ、カメラを持ってくると既にいなくなっているという、まさに神出鬼没なヤツです・・・。

ペチュニアもまだきれいな様を見せてくれると思うので、気持ちよく晴れた日にリベンジしようかと思います!