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カブトムシ増殖中

堀金・穂高地区
2025年7月12日

今日も、あづみの学校理科教室の屋外水槽に集まるカブトムシの話題です。まずは木の枝を下から見上げた様子。教室内からは見えない場所ですが、3匹のカブトムシと、反対側にノコギリクワガタが1匹いるのがわかります。

数が増えると餌場争いがおこります。そのため同じ場所でも虫の数や種類が変わります。先ほどノコギリクワガタがいた場所はカブトムシに取られていました。

そして角度を変えて少し裏側を見ると、2匹のカブトムシがいた向こう側にも、もう1匹別のカブトムシがいました。木全体では10匹ほどいたようですよ。

激しい餌場争いで木から落ちるものもいます。落とされて周りの木にしがみついているカブトムシもたくさんいるのです。しばらく休憩して体力温存?

落ちてもまた飛び上がってコナラの木に戻ります。ちゃんと樹液の出る場所目指して戻っていきますよ。今日は理科教室の中からも、木の周りを飛ぶカブトムシの姿を見ることが出来ました。明日も見られると良いですね。

 

幸運を呼ぶカエル

堀金・穂高地区
2025年7月11日

あづみの学校の理科教室。昨日のブログの1枚目と同じ写真ではありませんよ。シュレーゲルアオガエルの飼育ケースの横に、新しいケースが増えています。

ケースの中にもう1つプラケース。中には黄色いものが入っています。カエルが好きなカエラーなら、もうお分かりですね。アマガエルのアルビノ個体です。

アルビノは生まれつき黒い色素(メラニン色素)が無い突然変異。動物では白くなりますが、両生類や爬虫類では黄色くなることが多いのです。

ケースに入れる前に撮影しました。このアマガエルのアルビノは、先週の日曜日に松川村の方から寄贈していただいたものです。お家の庭に現れたそうです。「珍しいのでぜひ展示してください」と持って来ていただきました。

これまでも何度かアルビノ個体を寄贈していただきましたが、やはり超貴重な存在です。見ると何か良いことがあるかもしれませんよ。幸運を呼ぶカエルかも?

 

カブトムシの成る木

堀金・穂高地区
2025年7月10日

あづみの学校の理科教室。シュレーゲルアオガエルやトノサマガエルの飼育ケースの後ろ側、ヤマメ水槽の陸場にあるコナラの木には、たくさんのカブトムシが集まっています。写真中央の太い木がそうですよ。

メインの樹液の出る場所には、大きなカブトムシが陣取っています。オオスズメバチも頻繁にやって来ます。その上で下向きになっているのは小さなオスのカブトムシ。幼虫の時期の栄養が足りないと、小さいまま変態するのです。

この木を裏側から見た様子。幹は途中で分かれ、理科教室から見えない所にも虫たちが点々とが付いています。樹液の出る場所が複数あるようです。

大きなノコギリクワガタの正面には体の小さな個体。ノコギリクワガタも幼虫の餌が少ないと、体が小さく顎も発達しない成虫に変態します。当然勝負にはならず、小さな個体はスタコラサッサとこの場所を離れていきました。

こちらは先日採集した小さなカブトムシ。先ほどの写真の個体よりは少し大きめですが、それでも指に乗る程度です。大きな個体も小さな個体も、カブトムシもノコギリクワガタも、さらにたくさん集るのを期待しましょう。

 

樹液に集まる昆虫

堀金・穂高地区
2025年7月8日

あづみの学校理科教室の屋外水槽にあるコナラの木には、樹液を求めて昆虫たちがやって来ます。今日はカナブンとカブトムシのメス、コムラサキがいました。光の当たる角度によって、コムラサキの翅が青紫色に輝いて見えます。

数日前に同じ木にいたのはオスのカブトムシ。採集する時に木にコツンとぶつかった振動で、ポトッと落ちてきました。理科教室で展示していますよ。

夜になると、シロスジカミキリもこの木にやって来るようです。朝になって木の下側にある階段によく落ちているのです。樹液に集まりますが、個体によって昆虫ゼリーの好き嫌いがあるようです。

昆虫ゼリーを新しく入れ替えると、一気にハナムグリたちが集まります。昨日紹介したアオハナムグリも、シロテンハナムグリに混じってのお食事です。

クヌギの木の高い所にいたのはオオムラサキ。しばらく見ていたのですが翅は広げませんでした。近くに幼虫の食草になるエノキがあるので、毎年繁殖をしているようです。夏から秋にかけて、幼虫も見られるかもしれませんね。

 

カエル展、最終日

堀金・穂高地区
2025年6月29日

特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』は、今日で終了です。アフリカウシガエルの餌をあげているのは、昨日も来てくれた〝ちーたん〟です。

食べているのはエビのむき身。一度噛みついたら放しません。自分より大きくても飛び掛かる貪欲な性質です。餌や掃除の時は噛まれないように要注意です。

「カエルの缶バッジ」のガチャガチャにもチャレンジ。カエラーのちーたんは何が出ても嬉しいのです。次の特別展示まではもう少し置いておきますよ。

カエルグッズの中にある、可愛いカエルの折り紙。実は以前、ちーたんが作ってくれたものです。アカメアマガエルやツノガエルの特徴が良く出ていますね。

カエル展が終了しても、日本のカエルたちは理科教室の元の場所に戻ります。外国のカエルたちはしばらくお別れです。期間中は大勢の方に見に来ていただき、本当に有難うございました。「またね、ケロケロ!」

 

明日で終了

堀金・穂高地区
2025年6月28日

明日で終わるカエル展を見に来てくれたのは、お馴染みの〝ちーたん〟です。大好きなカエルグッズを前に不満顔なのは、お外に遊びに行きたいからなのです。

アジサイが飾られているアマガエルの飼育ケースでは、お花の上に乗っている可愛いカエルたちに癒されます。すっかりカエラーのお顔に戻りましたね。

そんなアマガエルの中に黒いカエルが1匹。2022年5月に寄贈していただいた色彩変異個体です。最初は背中に金箔のような色も入っていましたが、今ではすっかり色褪せました。それでも今年で丸3年になりますよ。

カエル展だけでなく、多目的ホールの『ちびっ子あそび広場+』も明日で終了です。今日もたくさんの子供たちが遊びに来てくれました。

土俵が大きくへこんでいたジャンボ紙相撲。ダンボールの下に補強を入れて元の姿に戻りました。思い切りバンバン叩いても平気です。明日の最終日もたくさん遊んでくださいね。

 

カエル展、あと2日

堀金・穂高地区
2025年6月27日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』は、あと2日で終了です。開催期間の最終週になって、2種類の新しいカエルが登場です。

初登場はヌマガエル。ヌマガエル科に分類される、3~5㎝ほどのカエルです。分布域は東海以西で、西日本に多く見られます。長野県にはいないかな?

ヌマガエルによく似ているツチガエル。長野県にも多く生息しています。背中の突起が大きく〝イボガエル〟とも呼ばれますよ。匂いが強い特徴もあります。

手の上でひっくり返っているのはベトナムコケガエル。身の危険を感じると死んだふりをする特徴があり、手で持っただけで体を丸めて動かなくなります。背中のコケ模様と併せて護身術には余念がないのです。

水生ガエルのマルメタピオカガエル。脱皮した透明の皮膚が、足の方に浮いているのがわかりますね。最終日まで、まだまだ楽しい発見がありそうですよ。

 

カエル展、日曜日まで

堀金・穂高地区
2025年6月24日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』。カエル展示と並んで人気のあるカエルグッズの展示。可愛いグッズがズラリと並びます。

コレクションが増えて並べきれなかったグッズたちを、先週ようやく仲間に入れることが出来ました。ガチャガチャや松本かえるまつりでゲットしたもの、お友達から頂いたものなど様々。子供も大人も楽しそうにのぞき込んでいますよ。

安曇野では平地に多いトノサマガエルと、山地に多いヤマアカガエル。動くものを餌と認識するので、お互いガラス越しに動くのが気になって仕方ないのです。

公園の池で生まれたヤマアカガエルは、オタマジャクシからカエルへと変態する様子が観察できました。次第に尾が短くなって、小さなカエルになりますよ。

ミツヅノコノハガエルとアカトマトガエルの共演。どちらも強烈なインパクトで人気があります。ミツヅノコノハガエルは毎日消灯後に「アァ!」と、とても大きな声で鳴き始めます。その声は廊下を出て、玄関ホールにまで響くのです。

こちらも人気抜群のフライシュマンアマガエルモドキ。内臓が透けて見え、赤い心臓が鼓動する様子も観察できます。いつも蓋に張り付いているので、背中やお顔を見ることが出来ません。そんなところも含めて可愛らしいですね。

カエル展は今月29日の日曜日で終了します。まだ見ていない方はもちろん、何度も見に来てくれているカエラーさんも、ラストウィークに見に来てくださいね。

 

アジサイとカエル

堀金・穂高地区
2025年6月22日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』。アマガエルの飼育ケースにアジサイの花が入りました。今の時期にピッタリですね。

お花の上に乗っているのはアマガエル。実は今年になって近畿地方を分布の境界として、西側と東側のアマガエルは遺伝学的にも別種ということが分かったのです。西側は従来のニホンアマガエル。東側は新種としてヒガシニホンアマガエルと名付けられました。身近なアマガエルの新しい発見に驚きです。

葉っぱの上にいるのはシュレーゲルアオガエル。鼻から目を通り鼓膜にかけて黒い線があるのがアマガエルで、無いのがシュレーゲルアオガエルです。シュレーゲルアオガエルのオスは、大きさもアマガエル同じくらいですよ。

昨日、卵塊の中にオタマジャクシが確認できたモリアオガエル。オタマジャクシがいた所が空洞になっていました。昨夜から今朝までに落下したようです。

水の中には小さなオタマジャクシがいっぱいです。落ちる瞬間を観察できなかったのは残念ですが、多くのお客様が「生まれたばかりの赤ちゃんだよ」と、興味深そうにのぞき込んでいました。カエル展開催中に生まれて何よりです。

 

昆虫たち

堀金・穂高地区
2025年6月21日

あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナーに仲間入りしたのはミヤマクワガタ。10日ほど前に採集しました・・・というより落ちていたのです。まだカブトムシの姿は見ていませんが、そろそろ出現し始める時期になりましたよ。

賑やかななのはハナムグリたち。小さなコアオハナムグリ、一回り大きなアオハナムグリ、一番大きなシロテンハナムグリの3種類が同居しています。

現在、一番多くシロテンハナムグリ姿が見られるのは、今が見頃のクリの花です。強い匂いに惹かれて集まって来るようです。

クララの蜜を吸っているのはトラマルハナバチ。口吻が長く伸びるので、蜜が奥の方にある花でも上手に吸蜜することが出来るのです。今日は1年で最も日が長い夏至。お天気が良いので、昆虫採集や観察にもってこいの1日でしたよ。

変わって『あめあめ ふれふれ カエル展』のモリアオガエルの卵塊。卵塊の中でオタマジャクシの動く様子が観察出来ました。明日の日曜日に出てくると丁度良いのですが、上手くいくかな?