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魚魚展、31日まで

堀金・穂高地区
2025年8月25日

あづみの学校多目的ホールで開催中の『魚魚展(ぎょぎょてん)』は、今月31日で終了します。まだ見ていない方は、忘れずにお越しくださいね。

約200種の剥製や標本。そのなかでも海水魚の剥製が多くを占めます。水族館で泳ぐ魚を見るのも良いですが、じっくり観察できるのは剥製ならではです。

巨大なクロカジキやシイラ、ロウニンアジ。大きな魚は釣り人の憧れです。

サメの仲間もたくさん。海で出会うと怖いサメも剥製になると親しみを感じます。壁には大きなサメの歯も並びます。これを見るとやっぱり怖いのです。

淡水魚の剥製。公園の水槽で泳ぐイワナやヤマメの剥製もあります。大きな魚はイトウやキングサーモン。地味なイメージの淡水魚も結構綺麗なのですよ。

お魚博士ちゃんたちの展示も充実しています。子供ならではの作品や大人顔負けの研究まで様々です。終了まであと1週間。お魚好きは見逃せませんよ。

 

メダカ&金魚、31日まで

堀金・穂高地区
2025年8月23日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』は、今月31日で終了になります。出目金たちの水槽は相変わらず植物プランクトンが発生した緑色のままですが、その机の下に新しい金魚が仲間入りしましたよ。

顔に袋があるのは水泡眼(スイホウガン)。目の角膜の一部が膨張して、中にリンパ液が入っています。じっと上を見つめる頂天眼(チョウテンガン)と同居です。ガラスの水槽が無かった時代、金魚は上から観賞する生き物でした。上から見るのにはぴったりの金魚たちですね。

琉金体型の黄色い金魚。黄金魚と書いて「きんぎょ」と読みます。埼玉県の養魚場で作出され、2014年に発表された比較的新しい品種です。

通常のメダカよりも背骨が短く丸い体型が特徴の〝深海(しんかい)ダルマメダカ〟ダルマメダカは、ちょこちょこ泳ぐ姿が人気の変わりメダカです。繁殖をした稚魚はダルマ体型だけでなく、少し体の長い半ダルマ体型も生まれます。

〝楊貴妃(ヨウキヒ)ヒカリメダカ〟ヒカリ体型は背びれが尻びれと同じ形をして、尾鰭も菱形をしています。腹部にある虹色素胞が背中にもありますよ。お腹から下側の部分が背中にもある不思議なメダカなのです。

 

大きさ比べ

堀金・穂高地区
2025年8月10日

あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナー。今年展示しているオスのカブトムシは大きいのが特徴。毎年お客様から「小さい小さい」と言われていましたが、今年のカブトムシは「大きいね」という声が聞かれますよ。

こちらは小さなオスのカブトムシ。大きな個体とは一緒に飼えないので、カナブンやハナムグリたちと暮らしています。仲良く昆虫ゼリーを食べています。

一番大きな個体と、一番小さな個体を並べました。大きな角(頭角)の大きさが全然違います。小さな角(胸角)も小さな個体は少し出ているくらいです。

大きな個体は全長77mm、体重10.52g。小さな個体は全長32mm、体重1.83gでした。大きさは全然違いますが、どちらも「昆虫の王様」なのです。

ついでにミヤマカミキリとヨツスジハナカミキリを並べてみました。ミヤマカミキリは、もはや怪獣のようです。同じ仲間でも違いがあって面白いですね。

 

かわいいメダカ

堀金・穂高地区
2025年8月7日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』。近年人気なのは、日本のメダカの改良種である〝変わりメダカ〟です。幹之(みゆき)メダカは背中に蛍光ラインが入ります。黒い鉢で上から見るのがオススメですよ。

目が飛び出るのは金魚だけではありません。出目透明鱗白(でめとうめいりんしろ)メダカ。正面から見ると、小さいながらも目が出ているのがわかりますね。

熱帯地域にもメダカの仲間はたくさんいます。目の上が青く光るのはアフリカンランプアイ。群れで泳ぐと、まるで蛍が乱舞しているようです。

全身が極彩色で彩られるアフィオセミオン・ガードネリー。派手なのはオスで、メスはとっても地味な色。寿命が2~3年で卵生メダカの多年生魚と呼ばれます。

乾季になると水が干上がるので数カ月しか生きられないのは、卵生メダカの1年生魚。ノソブランキウス・ギュンテリーもその仲間です。派手な色がオスで、色の白いのがメス。乾燥に耐える耐久卵は、次の雨期になると孵化します。

 

裏方で見つけた昆虫

堀金・穂高地区
2025年8月4日

あづみの学校理科教室の裏方に置いた、物干し台代わりの三脚。タオルを干しに行ったところ、虫を見つけましたよ。どこにいるか、わかるかな?

正解はステップの裏側でした。先日も紹介したエダナナフシです。トコトコ歩いてると偶然目の前に三脚。直射日光を避けて一休みしていたようです。

すぐ近くの壁を歩いていたのはウマオイ。「スィーッ 、チョン」の鳴き声で知られています。結構獰猛で、ツユムシなどを一緒に入れると食べてしまいます。

カブトムシが良く落ちている、地下への階段でひっくり返っていたミンミンゼミ。昨日の夜激しい雨が降ったので、雨に落とされたのでしょうか?

屋外水槽にあるヤナギの洞にいたウスバカミキリ。衰弱木や立ち枯れの木、倒木などに産卵します。この木も傷んでいるので産卵に来たのかもしれませんね。ほとんど歩かなくても、いろんな虫たちを見ることが出来る裏方なのです。

 

大賑わい

堀金・穂高地区
2025年8月3日

3日前の7月31日に現れたのはミヤマクワガタです。何度も紹介している、あづみの学校理科教室の屋外水槽にあるコナラの木で見つけました。

ミヤマクワガタはこれまで7月上旬までや9月になってから見かけることが多かったので、夏の最も暑い時期に公園で見るのは珍しいかもしれません。

ミヤマクワガタが降りて来たすぐ上は、カブトムシやノコギリクワガタ、カナブン、ミヤマカミキリたちで賑わっていました。あまりの混雑にミヤマクワガタは〝虫混み〟を避けてきたのかもしれませんね。

同じ木に、昨日はゴマダラチョウがいました。樹液に集まるタテハチョウの仲間です。普通種ですが、公園では見かけることが少ないようです。

そして今日は、赤い斑紋が目立つアカボシゴマダラの姿がありました。中国や朝鮮半島に生息し、特定外来生物に指定されています。虫たちで賑わうコナラの木。冷房の効いた理科教室の中から観察しましょう。

 

金魚ちゃん

堀金・穂高地区
2025年8月2日

あづみの学校理科教室で開催中の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』。オランダ獅子頭(ししがしら)は、頭の肉瘤(にくりゅう)が発達します。個体によってモコモコの形も違うので、表情も1匹ずつ異なりますよ。

まん丸ボディーのピンポンパール。中国名は珍珠鱗(ちんしゅりん)です。コロコロした体は究極のキャラクター。祖先がフナであることを忘れてしまいます。

卵形体型の紅葉蘭鋳(もみじらんちゅう)。鱗(うろこ)の縁にだけ色素が残った網透明鱗(あみとうめいりん)を持つ金魚を紅葉(もみじ)と呼びます。

出目金は体の短い琉金体型が一般的ですが、細長い和金体型のものは柳出目金と呼ばれます。こちらの個体は黄色い体色で、比較的新しい品種のようです。

飛び出た目が上を向いているのは頂天眼。視界が限られるので餌を食べるのはへたっぴ。それでも一点をじっと見つめるユーモラスなお顔に癒されるのです。

 

エダナナフシ

堀金・穂高地区
2025年8月1日

手の上に乗っているのはエダナナフシ。木の枝そっくりに擬態した体が特徴です。ここ1週間で偶然4匹のナナフシに出会いましたよ。今年は当たり年?

木にいるとまずわからないのですが、たまたま階段の手すり近くの木の枝にとまっていたので目についたのです。前肢が2本とも欠けていました。

こちらは、あづみの学校の外壁にしがみついていた個体。前肢は揃えてまっすぐ伸ばしています。4匹見た中でも一番大きな個体です。

色んな樹木の葉を餌にします。このナナフシが食べているのはコナラの葉。葉の欠けている部分が食べた所です。頭を上下に振ってモリモリ食べますよ。

細長いのはナナフシのウンチ。楕円形をしているのが卵です。オスがいない地域ではメスだけで産卵する単為生殖(たんいせいしょく)をします。なので、公園で採集したナナフシは全部メス。1匹で飼育しても必ず卵を産むのです。

理科教室の昆虫展示コーナーにも仲間入りしました。じっと動かないことが多いのですが、葉を食べている様子を観察できる時もありますよ。

 

リアルおやゆび姫ちゃん

堀金・穂高地区
2025年7月31日

久しぶりの登場は〝リアルおやゆび姫ちゃん〟です。前回が去年11月のイルミネーションの時でした。今日は夏休みの自由研究で、「魚のオスとメスの違いについて教えて」と聞きに来てくれたのです。なかなか良い所に目を付けましたね。

暑い日差しの中、公園をお散歩。そして展望テラスの〝足水〟でクールダウン。水路から階段状に流れ落ちる水の冷気で、涼しい風も吹きこんでくるのです。

3歳の頃から公園に遊びに来てくれている、おやゆび姫ちゃん。こちらは2018年の写真です。偶然見つけたアマガエルを麦わら帽子に乗せて撮影しました。

あれから7年。小学5年生になり、同じポーズで撮影。帽子の上には一回り大きなシュレーゲルアオガエルが乗っていますよ。成長してもカエルはお友達です。

閉園の20分前に滑り込んできたのは、弟の〝るーくん〟です。今日は大町・松川地区の「スプラッシュ・ランド」で、お友達と1日遊んだそうです。長い夏休み。今度は「魚魚展」やヒマワリ迷路で遊んでくださいね。

 

カブトムシいっぱい

堀金・穂高地区
2025年7月30日

あづみの学校理科教室の屋外水槽にあるコナラの木。最初の写真は28日に撮影したもの。この狭い範囲で8匹のカブトムシが集まっていましたよ。

26日の朝。5匹とも木のすぐ近くにある地下へ降りる階段に落ちていました。去年までは公園のカブトムシが年々小さくなっている印象がありましたが、今年は大きい個体が多く見られます。栄養の良い土壌で育った兄弟たちでしょうか?

そして今日はオオムラサキがやって来ました。オスは表翅が光沢のある青紫色をしています。カナブンが近づくと翅を大きくパタッっと広げて威嚇をします。

カブトムシの集団の中にミヤマカミキリがいました。樹液が出る場所は何カ所もあり、あちこち速足で移動しながら良い場所を探しているようでしたよ。

夕方になるとアオカナブンの姿がありました。光沢のある緑色がとても綺麗です。例年8月に入るとカブトムシの姿が減っていきます。なるべく早く見に来てくださいね。部屋の中から観察できるカブトムシは貴重ですよ。