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今日はカエル展に〝ルビーちゃん〟が来てくれましたよ。「カエルさわりたい」をひたすら連呼するルビーちゃん。「笑顔ニコニコして」という呼び掛けに、一生懸命応えてくれたお顔なのです。
昨日卵塊から出てきたモリアオガエルのオタマジャクシも興味津々です。たくさんのオタマジャクシの数に、ルビーちゃんもビックリ。でもカエルに関するものはなんでも嬉しいのです。
ルビーちゃんを撮影していると、いつも「ルビーちゃんもカメラとるっ」と言って、いろんな写真を撮影します。カエルを狙いますが、コンセントだったり他のお客様が写ったり・・・。
そして今日撮影した中で一番上手に撮れていたのがこちら。クランウェルツノガエルの、ドテッという感じが良く出ていますね。
『あめあめふれふれ カエル展』のカエルたちは、時々変わった姿を見せてくれます。こちらのアズマヒキガエルは脱皮した皮膚を食べています。新陳代謝のために、時々古い皮膚を脱ぐのです。
ニホンアマガエルさんは喉がぷっくり。オスのアマガエルが鳴くときには、鳴嚢(めいのう)と呼ばれる喉の柔らかい皮膚を膨らませます。鳴かなくても膨らませていることがありますよ。
新しいカエラーのお友達が増えましたよ。普段はオーストラリアで暮らしている〝しろちゃん〟です。ワンちゃんは飼っていませんが、いつも犬のしろちゃんになりきって遊んでいるのだとか。カエルが大好きなしろちゃん。初めて日本の大きなヒキガエルに触れることができて大感激なのです。
そしてこちらは、今月8日夜~9日朝にかけてモリアオガエルが産んだ卵塊です。6月はモリアオガエルの繁殖期。池の上に張り出した樹木の葉に卵を産み付ける、珍しい習性を持っています。
2日前には卵塊の中で孵化したオタマジャクシが、泡の向こうに薄っすらと見えていました。実は昨日も来てくれていたしろちゃんは、この状態を見ていましたよ。
産卵から8日目の今日、卵塊からオタマジャクシが出てきました。夕方に来てくれたしろちゃんも、1日で出てきたオタマジャクシにビックリです。
自然では雨が降ったりして泡が柔らかくなるのですが、部屋の中では雨が降らないので、オタマジャクシが中で動くことによって、卵塊の下に集まって水に落ちるようです。
最初は自分のお腹にある栄養を吸収して、数日してから餌を食べるようになります。とっても珍しいモリアオガエルの繁殖。今日は団体の子どもたちを始め、たくさんのお客様に見ていただきました。
すやすやと眠っているのはキセキレイのヒナです。まだ生まれて間もない様子。ふわふわの羽毛は生えてきていますが、目はまだ開いていないようですね。4羽いるようですよ。
写真を撮っていると親鳥と間違えて、時々「ごはん ちょうだい」と大きく口を開きます。ごはんが無くてごめんね。
巣があるのはあづみの学校の裏側、以前にもキセキレイの巣作りを紹介した場所のすぐ近くです。最近この周辺にキセキレイがいることが多く、もしかしてと思って覗いてみましたよ。
いつもドアを開けるといるのがこちらのメス。最初はまだ若鳥かと思っていたのですが、お母さんだったのです。他の親鳥と比べ、かなり近くまで寄ってきますよ。
餌の虫を運んで来たのがオス。喉の部分が黒いので、メスと見分けることが出来ます。お父さんの方が少し警戒心が強いようです。新しい命が増えるのは嬉しいことですね。
皆さんは〝かえるのピクルス〟をご存じですか?あづみのブログにも度々登場していますよ。ピクルスのHPに掲載されているプロフィールによると、1994年6月1日(梅雨の初めの頃)が誕生日。好きなものは雨の日。近所の子どもが友達で、しっとりと明るい性格なんだそうです。
そんなピクルスに新しい友達が仲間入り。ライムグリーンに赤いセーラースタイルが可愛いですね。歴代のセーラースタイルのピクルスたちと一緒に、夏を先取りです。
梅雨の時期にぴったりなのが、お天気スタイルのピクルスです。左は良く知られているTV番組とのコラボレーション。雨傘と虹、雲と傘のマークもおしゃれですね。
子供たちに人気なのが着ぐるみスタイル。左からリス、ウサギ、ネコ、トラ。最初から着ぐるみになっているものと、トラのように着ぐるみを後から着せるタイプがありますよ。
ひとり宙に浮いているのは蝶々のピクルス。翅が生えているので、お空を飛べるのです。かえるのピクルスは子どもはもちろん、大人にも人気のキャラクター。特別展示『あめあめふれふれ カエル展』を盛り上げてくれるピクルスたちを見に来てくださいね。あづみの学校理科教室ですよ。
開園前に段々花畑で見つけたのは、2頭のアサギマダラ。毎年秋にフジバカマが咲く頃、北から南へと渡りをする途中に姿を現します。春から夏にかけては、南から北上する途中になるようです。
とまっているのはフジバカマ。花が咲いていなくても、いつも現れる場所で見られるのは驚きですね。この後2頭で舞い上がり、近くの桜の木の上に飛んでいきました。
こちらの逃げていくお猿さんは、走るのが大変そうです。3本の手足で走っています。右腕が曲がって使えないようです。生まれつきなのか事故によるものかはわかりませんが、痛々しいですね。
場所が変わってあづみの学校の理科教室。これまでガイドセンターにあった「カエルの缶バッジ」のガチャガチャが、カエル展の会場に引っ越してきましたよ。カエルグッズのお隣にあります。
缶バッジは、職員撮影のあづみの公園オリジナル。他では手に入りませんよ。カエル展の期間だけの販売です。カエル展を見てカエルが好きになったら、ぜひチャレンジしてくださいね。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』。ニホンアマガエルの色違いが勢揃いです。緑色や灰色(茶色)は、自然でも周囲の環境にあわせて体色を変化させます。左側の青や黒の個体は、以前も紹介した突然変異による色素異常です。
ニホンアマガエルの顔を良く見ると、鼻から目を通り鼓膜にかけて黒い線があります。この線があると間違いなくアマガエルですが、田んぼで見られる緑色のカエルには、この線が無いものもいます。
それがシュレーゲルアオガエルです。大きい方がメス、小さい方がオスです。繁殖期に出会うと「だいすきー」としがみつきますよ。アマガエルの鳴き声は「クワックワックワッ・・・」、シュレーゲルアオガエルは「キリリリリ・・・」と高い声が特徴です。
シュレーゲルアオガエルにそっくりなのがモリアオガエル。シュレーゲルアオガエルは黒目の周りの虹彩(こうさい)が黄色く、モリアオガエルは虹彩が赤いのが特徴です。「カララ・・・コココ・・・」と低い声で鳴きます。
全然違う種類に見えますが、こちらもモリアオガエルです。長野県北部や中部に分布するものは模様の無い無紋(むもん)型ですが、長野県南部や愛知県、静岡県などでは模様のある有紋(ゆうもん)型が見られます。体の大きさも無紋型よりも有紋型の方がひとまわり大きくなる特徴がありますよ。
今日、関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。昨日の深夜から降り始めた雨は、今日1日降り続きました。「あめあめふれふれ・・・」ようやくカエルたちの願いが叶ったようですね。
理科教室の外は雨。「ボクにも 雨降り見せて」とアマガエルさんにお願いされたので、窓際の観葉植物に乗せてあげました。すると、めちゃくちゃ前のめりで外の様子を見ていましたよ。
こちらも1日ずっと外の様子を見ているカエルさんがいます。後ろ姿がなんとも可愛いマルメタピオカガエルです。今日は朝から夕方までずっとこのポーズ。
マルメタピオカガエルはアルゼンチンやパラグアイに分布します。水生ガエルなので、ずっと水の中で暮らします。時々息継ぎのために、目と鼻を水面に出しますよ。
熱帯地域に生息するため、乾季に水場が干上がると泥の中で繭を作り、雨季になるまでじっと耐える習性があります。外の雨を見て「雨期になったのかな?」と思っているのかもしれませんね。
「いないいない・・・」
「ばあっ!」が上手にできたのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。午前中は、6月の貴重な晴れ間がのぞきました。明日で終了の鯉のぼりとニッコウキスゲの前で記念撮影です。
こちらも、もう少しで終わりそうなオオルリシジミ。一生懸命探しても見られるのは数頭くらいになりました。それでも、おたまくんの目線の高さで産卵中のオオルリシジミに出会いましたよ。
あづみの学校多目的ホールでは、ダンボールの滑り台に夢中。一人で登って颯爽と滑ります。他のちびっ子たちと一緒に何度も何度も繰り返し、まさにエンドレス状態でした。
おたまくんもカエルが大好きな〝カエラー〟です。理科教室のカエル展も、とっても楽しみにしていました。カエルの被り物で気合十分。お家から持ってきた〝かえるのピクルス〟も思わずギューッ!
昨日〝ちーたん〟もご挨拶したアカメアマガエルにもご対面。「寝不足かな?」真っ赤なお目々を心配する、心優しいおたま君なのでした。
現在、あづみの学校の多目的ホールでは『ちびっ子あそび広場+(プラス)』が開催中。梅雨の時期でも遊んでいただけるよう、ダンボールランドや昔遊び、はたらく車遊びなどが体験できますよ。
ちびっ子代表の〝ちーたん〟も、あそび広場がお気に入りです。今日夢中になったのは〝ジャンボ紙相撲〟。ダンボールの土俵をたたいて、白熱した取組を見せてくれました。声援は、頑張れ御嶽海!
こちらはダンボールで出来た〝ジャンボジェンガ〟。たくさん抜いて高く積み上げていきます。「ちーたん、これなんか行けそうじゃない?」という言葉を信じて抜いたところ・・・
案の定、ドサーッと崩壊してしまいました。倒れても大笑い。大きい分、楽しさも倍増です。遊び道具はたくさんありますが、お友達同士譲り合って遊んでくださいね。
もちろんカエル展も見学。カエルたちもじっくり見ましたが、カエルグッズも何度見ても飽きません。話しかけると、歩きながらオウム返しをしてくれるカエルさんがお気に入りですよ。
クランウェルツノガエル・ブラウン
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』。今日はツノガエルたちに餌をあげましたよ。与える餌はツノガエル専用の配合飼料。これだけで栄養満点なのです。
南米のアルゼンチンやブラジルなどに分布するツノガエルの仲間たち。自然下では地面に体を半分ほど埋めて、目の前を通る昆虫やカエル、ヘビ、ネズミなどの小動物を食べます。
餌がいつ目の前に来るのかわからないので、とりあえず飛びつきます。一度くわえたら反撃されない限り放しませんよ。待ち伏せ型のカエルは、しばらく餌に出会えないかもしれないのです。
飼育下では、小さい個体は少しずつ数日おきに与えます。大きな個体は与える量にもよりますが、1度与えると次は2~3週間後。1ヶ月開ける時もあります。ほとんど動かないので省エネですね。
ツノガエルはオタマジャクシから変態後の、3~4㎝ほどの大きさで販売されていることが多く、最近ではオタマジャクシでも売られています。成長すると12~13㎝にもなります。ちびっ子から大きく育てる楽しみがあるのです。興味のある方はチャレンジしてくださいね。