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毎日雨続きですが、雨が降った時に重宝するのが「あづみの学校」です。入ってすぐは玄関ホール。正面にはニジマスや信州サーモンが泳ぐ屋外水槽があります。
その手前には、安曇野地域のジオラマ。安曇平や北アルプスの山々がリアルに再現されています。安曇野の地理が一目瞭然で学べますよ。
理科教室はいつも紹介しているので今日は飛ばしますね。続いて芸術教室ではクラフト体験ができます。毎日体験できるのが「ホーリーのふしぎパズル」と「木のキーホルダー」。
7月18日までの土日に体験できるのが「フレーム de アート」。好きな色のフレームにクルミの殻を飾り、写真立てにしたり飾り物を作ったりできますよ。
最後は社会科教室。現在畳の上には上がれませんが、安曇野のお盆に飾られる「盆棚」の展示があり、クイズラリーの問題にもなっているので参加してくださいね。
他にも、昔の農機具なども展示されています。雨の日は、あづみの学校ですよ。
あづみの学校理科教室の屋外水槽。今日は水槽に入ってガラス掃除をしましたよ。最初はニッコウイワナの水槽。 水面近くはスノーケル(シュノーケル)で 、比較的楽ちんです。
深い場所は息を止めて潜ります。水深が深いとガラスの面積も大きいので、時間がかかります。
次はウグイの水槽。ガラスの面積は狭いのですが、この水槽は落ち葉が多く底にたくさん堆積します。特に秋は落ち葉取りに時間がかかりますよ。
最後は小さなニジマスの水槽。一番水深が浅いのですが、その分姿勢が大変。日当たりの悪い水槽なので、掃除していてもあまりテンションが上がらないのです。
屋外水槽は公園内を流れる水路から水を引き入れて冷却していますが、雨の影響で濁った水を入れられず、20℃を越す高い水温が続いています。掃除に入るには暖かくて良いのですが、15℃以下を好むお魚たちには、今年は厳しい梅雨の時期になっていますよ。
今日は休園日です。あづみの学校の理科教室では、生き物が入っている水槽やケースの所だけ照明がついていますよ。テーブルの上にあるのは、公園で採集した昆虫を展示しているケースです。
数日前から展示しているノコギリクワガタ。大顎のカーブが格好良い、ちびっ子1番人気のクワガタです。
こちらはミヤマクワガタ。標高の高い場所や涼しいところを好むので、見つけられたらラッキー。堀金・穂高地区よりも、大町・松川地区のほうが多いようですね。
里山文化ゾーンで見つけたコバネヒメギス。黒い色が特徴のキリギリスの仲間です。オスは「チチ、チチ」と鳴きますよ。
大町・松川地区から貰ったカブトムシの蛹が羽化しましたよ。左はオス、右はメスです。自然でも羽化して数日は土の中にいます。お腹が減ったら出てくるのかな?
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』は、今日が最終日。アカトマトガエルとサビトマトガエルも、お別れするのが名残惜しいようですよ。
最終日はしとしと雨。「あめあめふれふれ」はカエルたちの望みですが、今年の梅雨は少し雨が多かったかな?カジカガエルも、時々きれいな美声を聞かせてくれました。
毎日微動だにしなかったのは、クランウェルツノガエルのアプリコット。お饅頭のようなフォルムと置物のような安定感で、子供たちの人気者になっていました。
アミメスキアシヒメガエルは体にずっと土をつけていて、一度も綺麗な模様を見てもらうことができませんでした。毎日張り切って動き回っていたのですが、最後には落ち込んだ表情でお別れです。
熱帯のカエルたちは裏方へ移動しサヨナラになりますが、トノサマガエルなどの日本のカエルは、理科教室の元の場所に戻りますよ。カエルたちとお友達になっていただき、ありがとうございました。
カエルが大好きな〝ルビーちゃん〟は、あづみのブログ初登場。何度もカエルを見に来てくれていますよ。ルビーちゃんは、絵本「マルマくん かえるになる」に出てくる大好きなカエルの名前です。今日は、念願の大きなヒキガエルを抱っこしました。上手に優しく持ってあげましたよ。
昼間は寝ているアカメアマガエルですが、ルビーちゃんに会いたくて目を覚ましました。真っ赤なおめめときれいな体色が見られて、とびっきりの笑顔になりました。
午後に来てくれたのは、こちらもカエル大好き〝おたまくん〟です。新しく仲間入りしたホエアマガエルとご対面。おたまくんも、とびっきりの笑顔です。
おたまくんの新しいお友達も見せてくれましたよ。仲良く並んでいるのは、かえるのピクルス夏バージョン〝かき氷・いちご練乳〟。かわいいお友達と夏を先取りです。
大人カエラーもちびっ子カエラーも、日曜日までのカエル展を見に来てくださいね。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』は、今週の日曜日が最終日となります。新入りのカエルのピクルスは、お腹に虹マーク、手足には傘マーク。梅雨らしい装いですね。
都合で展示から離れていたコケガエルですが、先週から展示に戻ってきましたよ。苔に擬態するのは得意ですが、指のようにはなれないようです。
今年1月に、干支の生き物で登場していたアフリカウシガエルは、少し大きく成長しています。いつもボーっとしたお顔をしていますが、餌を食べるときは豹変し、とても活発になります。
アメリカ合衆国南東部に生息するホエアマガエルは、先週から新しく仲間入りしています。犬のように大きな声で鳴くのが名前の由来ですが、1度だけ「クワッ」と鳴いたのを聞きました。
ミツヅノコノハガエルはとても大きな口をしています。時々脱皮をするときに、口をあんぐりと開ける様子が見られますよ。かわいいカエルたちをお見逃しなく!
泡の中から出てきたのは、モリアオガエルのオタマジャクシです。
理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』で、6月18日に産み付けられた卵塊から、今朝オタマジャクシが出てきましたよ。
オタマジャクシが孵化する頃に、ちょうど卵塊がとけるように柔らかくなり、水の中へと落下していきます。カエル展を見に来られたお客様は「頑張れ!」と応援しながら観察されていましたよ。
一方こちらはヤマアカガエルのオタマジャクシ。公園の段々池で足が生えていない状態で採集します。しばらくすると最初に足が生えて、その後に手が生えてきます。手足が揃うと、尾は体に吸収されていきます。
ほぼカエルに変態した個体。ちょびっとだけ尾が残っているのが可愛いですね。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』。隣同士の水槽には、大きなカエルと小さなカエル。どちらもアズマヒキガエルですよ。
とっても小さなアズマヒキガエルは、体長4㎝、体重5.37g。安曇野周辺のヒキガエルは6月頃にオタマジャクシからカエルに変態します。その時の大きさは1㎝未満なので、この子はちょうど1歳だと思われます。
手に乗りきらないほどの大きなアズマヒキガエルは、体長14㎝、体重は570gです。10年ほど生きるといわれていますが、この子は5歳以上でしょうか?小さく生まれて大きく育つカエルですね。
こちらはアルゼンチンやパラグアイに生息する、マルメタピオカガエル。普段から体にはまだら模様がありますが、色はちょっと薄めです。
朝、照明をつけたときは、まだら模様が色濃くなっていますよ。夜の間は色が濃いようです。明るさによって色の濃さが変わるのも珍しいですね。
先日、カエル展のツノガエルたちに餌をあげましたよ。まだ体の小さいクランウェルツノガエルのアルビノ個体に与えているのは、ツノガエル専用フードです。「いただきまーす、パクッ!」
緑色の体色はベルツノガエル。この子はちょっと神経質なので、タイミングよく与えないと嫌がって食べないこともあります。食べているのは鮮魚コーナーで見つけたワカサギです。
クランウェルツノガエルのブラウンタイプ。ツノガエルは大きくなると、餌を与える間隔が長くなっても大丈夫。ワカサギや剝きエビ、専用フードなどを、20日に1回のペースで与えます。
アマゾンツノガエルは背中の模様が少し異なります。ベルツノガエルやクランウェルツノガエルと同様に、目の前を通るものはなんでも口にします。ネズミなどの小動物を食べることもあります。
クランウェルツノガエルとアマゾンツノガエルの交雑品種のファンタジーツノガエル。ツノガエルの仲間は人気のペットガエルです。種類の異なるツノガエルを交配して、様々な品種が作られていますよ。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』で、モリアオガエルが産卵しましたよ。大きいほうがメス、背中にしがみついているのがオスです。昨日ペアになりました。
今日のお昼頃に、産卵しているのを見つけました。モリアオガエルは、池の上に張り出した木の葉に産卵する習性があります。ここではケースのガラスに産卵しています。
メスが産卵すると同時にオスが精子をかけて足でかき混ぜると、大きな泡状の卵塊になります。
オスとメス、1ペアのこともありますが、1匹のメスに複数のオスが交接することもあります。今回は3匹のオスのうち、2匹が参加しました。
産卵が終わると、オスもメスもすぐに離れます。中に産み付けられた卵は数日で孵化し、オタマジャクシになって水の中へ落ちていきますよ。無事オタマジャクシが観察できれば良いですね。