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ミツマタ✿

堀金・穂高地区
2023年3月20日

穂高口前、見晴らしの丘上部にあるミツマタの木。公園で最も早く花を咲かせました。高さ2mほどの落葉低木で、枝が3つに分かれて成長することが「三又」の名前の由来です。

30~50個の小さな花が集まった頭状花序は下向きに咲きます。一つ一つの花は長い萼筒が特徴で、萼筒の先端が4つに分かれて花弁のように見えますよ。

この木の花は、野原周辺に咲くミツマタに比べると特に大きいのが特徴です。幹も枝もかなり太く、大きい花を咲かせる園芸品種なのかもしれませんね。

同じように大きな花を咲かせる木が近くに2本ありますが、この木が最もたくさんの花をつけています。見晴らしの丘のマレットゴルフ場横の園路をぐるっと回って見てくださいね。

こちらは野原周辺にあるミツマタです。見晴らしの丘の木と比べると、枝も細く花も小さいですね。今週は気温も再び上がりそうなので、近いうちに咲きそうですよ。

 

春の雪

堀金・穂高地区
2023年3月18日

昨夜から降り始めた雪は、朝になって霙(みぞれ)に変わりました。南岸低気圧がもたらす湿った雪で、長野県では〝カミ雪〟と呼ばれています。お昼頃にはかなり白くなりましたよ。

昨日は2つの卵塊があったヤマアカガエルの卵。今日池を見に行くと、こんなにも増えていました。いきなり降って来た雪に、親ガエルたちも慌てて土に潜っているかもしれませんね。

見頃の紅梅にも雪が積もりました。赤い花は雪の中で良く目立ちます。

咲き始めのサンシュユと見頃のマンサクのコラボ。積もった雪もシャーベット状態です。

お天気の日は元気いっぱい開いているクロッカスも、雪の中では寒そうですね。

異例の暖かさで生育が早まっているチューリップ。久しぶりに雪に覆われましたが、来週はまた気温が上がりそうです。今年は例年よりも早く咲きそうな感じですよ。

 

野原✿周辺

堀金・穂高地区
2023年3月16日

野原に咲く大きな白梅。ほぼ満開状態になっています。青空を背景に撮影すると、白い花とのコントラストがきれいです。花に集まるセイヨウミツバチやニホンミツバチの姿も見られますよ。

ウメの木は主に野原周辺や、野の休憩所北側の東屋周辺に集中しています。紅梅も所々にあり、木によって花色が異なります。見頃の〝ウメちゃん〟を楽しんでくださいね。

こちらのサンシュユも青空に黄色い花が映えます。サンシュユも野原周辺に多く植えられています。中国や朝鮮半島原産で、漢字では「山茱萸」と難しい字を書きます。

枝いっぱいに黄色い花をたくさんつけることから、春黄金花(ハルコガネバナ)の別名もあります。昨日の時点では開花直前の状態。花序をつくる小さな花がそれぞれ咲くと開花になります。

野原のお隣、段々原っぱの北側に咲くクロッカス。園路に沿って並んで咲いているのが可愛らしいですね。サル除けネットで覆われているチューリップの花壇の中に咲いているお花もありますよ。

 

3月のお花✿

堀金・穂高地区
2023年3月14日

青空を背景に黄色いポンポンが枝についています。園内各所でダンコウバイが咲き始めました。先週末には咲いているという情報を聞いていたのですが、今日見つけたのは第1駐車場にある木です。

「檀香梅」と書きますが、ウメではなくクスノキ科クロモジ属に分類されます。写真は開花途中です。雄花が咲き揃うと丸い玉のようになります。満開になると遠くからでも良く目立ちますよ。

アセビも咲き始めました。第1駐車場の上段植え込みにたくさんあります。葉には毒が含まれており、馬が食べると酔ったようになることから「馬酔木」と書きます。

木によって花の色が少しずつ異なり、前の写真は薄ピンクの花に萼は赤っぽい色をしています。こちらは白い花にクリーム色の萼がきれいです。車を停めてガイドセンターに行く前に見てくださいね。

ネコヤナギは雌雄異株。雄花はフワフワの絹毛の中から雄しべが出てきています。咲き始めは雄しべの先端にある葯が赤く、花粉が出てくると黄色くなりますよ。開花の様子も観察しましょう。

 

ウメちゃん✿

堀金・穂高地区
2023年3月10日

野の休憩所北側にある東屋横では紅梅が咲き始めました。いつも最初に開花する東屋正前の木より少し遅れて開花します。この場所は公園の端っこにあるので気づかない人も多いようです。

東屋正前の木よりも開花が進んでいます。花の具合もこちらの方がきれいですよ。この他にも野原周辺にはあちこちにウメの木があります。少しずつ咲き始めているので探してくださいね。

野原の白梅も順調に開花しています。数日見ないうちに花の数が一気に増えました。甘い香りに誘われて、そろそろミツバチたちも現れそうですよ。

サンシュユの木も野原周辺にたくさんあります。こちらも蕾が少し開いて、黄色い花が顔を出しています。来週あたりには咲き始めるかもしれませんね。

こちらのミツマタは、見晴らしの丘の上段にある木。野原にもたくさんのミツマタがありますが、この木の花芽が最も成長が早いようです。開花中の花もこれからの花も、楽しみがいっぱいですね。

 

ロウバイ✿開花

堀金・穂高地区
2023年3月9日

3月上旬としては異例の暖かさ。公園も20℃位まで気温が上がったようです。そんな陽気に誘われてロウバイが開花しました。数日前まではまだ蕾でしたが、一気に開花が進んだようです。

ロウバイは成長が遅く、お猿さんに折られることもあります。年によっては花芽が非常に少ない時もあります。公園にはロウバイの木が少ないので、たくさん咲くのは貴重なのです。

場所は段々原っぱ上段にある道祖神の北側。古墳横の園路沿いのチューリップを超えた所です。ちょっとわかりづらいですが、サル除けネットの間を通ることが出来るので探してくださいね。

すぐそばにはフクジュソウも咲いています。朝早くはまだ開いていませんでした。午後に見に行くと、元気いっぱいに開いていましたよ。

同じく咲き始めたばかりのクロッカス。近くの園路沿いに顔を出します。芽が出たばかりの時はなかなか気づかないので、踏まないように気を付けてくださいね。

こちらもロウバイ。場所はいつも紹介している野原西側の木です。最初に紹介したロウバイに先を越されましたが、こちらも開花が進んでいました。春の陽気は植物の開花を促進しますよ。

 

3月のお花✿

堀金・穂高地区
2023年3月6日

あづみの学校芸術教室の外側にあるピンクネコヤナギ。

冬芽の芽鱗が割れて顔を出した頃に比べ、花芽が大きくなりましたよ。赤ら顔の坊やがたくさん並んで可愛らしいですね。白い絹毛もフワフワ感たっぷりです。

中には黒くなってきたものもあります。もうすぐ花が咲くのかもしれません。ただこの場所は現在工事中で見ることが出来ません。工事が終わる頃にタイミングよく咲いてくれれば良いですね。

段々花畑上段近くには大きなマンサクの木があります。しばらく見ないうちに満開になっていましたよ。木が生えている場所は急な斜面です。落ち葉もあって滑るのでご注意ください。

早春に「まず咲く」からマンサク。または、たくさんの花をつける様子を「豊年満作」に見立てて名付けられたとも言われています。マンサクの花にあやかって、今年は豊年満作になるでしょうか?

そしてこちらは野原のロウバイです。昨日2輪咲いているのを見つけました。肉厚の花弁とやや透けて見えるような黄色が、まさに蝋細工の様です。たくさん咲いたら香りも楽しみましょう。

 

変顔祭り

堀金・穂高地区
2023年3月5日

昨日に続き遊びに来てくれたのは〝ちーたん〟です。「写真撮るよ」と言われると嫌なのですが、「変顔していいよ」と言われるとノリノリになるのです。〝ひな祭り〟ならぬ〝変顔祭り〟です。

芸術教室では「かわいいかごびな」作りに挑戦。教えてもらったように上手に作ることが出来ました。記念撮影はやはり変顔です。「へんがおかごびな」の完成?

理科教室でも変顔は続きます。とっても可愛いキッシング・グーラミィのチュッチュ顔も、ちーたんにはこの様に見えているようです。キッシング・グーラミィが変顔になったら大変です。

お外ではサッカー遊びをしました。サッカーはゴールキーパーが良いようです。運動神経のいいちーたんは、シュートをことごとくセーブしていきます。運動の時はさすがに変顔はしませんよ。

フクジュソウは成長してボリュームアップをしています。葉の緑色も鮮やかになって遠くからでも目立つようになりました。フクジュソウの真上はスギの木です。花粉症の方はご注意を。

野原の白梅は、同じ野原にある紅梅を追い越して咲きました。いい香りがしたかな?3月に入りお天気の良い日も増えてきたようです。春の陽気がちーたんの変顔を誘うのかもしれませんね。

 

マンサク✿フクジュソウ

堀金・穂高地区
2023年2月27日

水辺の休憩所南側園路沿い。アカバナマンサクが見頃になり、お隣の小さなマンサクも開花。さらに隣にあるマンサクの花も咲き始めました。少し大きなマンサクの木には葉がたくさん残っています。

下から見上げて撮影しました。枝の先端にたくさんの花を咲かせています。先に咲いたマンサクは園芸種のようですが、こちらは自生種のようです。花が小さく色も少し薄めですよ。

こちらも何度も紹介している水辺の休憩所北側のフクジュソウ。昨日と今日の最低気温はいずれも氷点下6℃台まで冷え込みました。それでも日中は天気が良かったので花も大きく開いています。

少し成長して葉も出ています。草丈が伸びると、お花は全開まで開かないようです。

少し遅れて出てきたフクジュソウと比べると違いがわかります。咲き始めの頃は目一杯花弁を広げていますよ。フクジュソウは3月下旬ころまで咲き続けます。成長の様子も観察してくださいね。

 

冬から春へ

堀金・穂高地区
2023年2月24日

先週雪の降った朝に撮影したアズマシャクナゲ。雪が積もった葉は寒さの影響でうつむくように垂れています。下向きになるだけでなく、葉が縦方向に丸まっているのもわかります。

雪が融けて日差しが戻り気温も上がると、丸まっていた葉は平らになり、大きく開いて元通りになりますよ。冬の間シャクナゲの葉は、日々姿を変えているのがわかりますね。

こちらも雪が降った日のアセビの木。冷え込んでも葉の状態は変わりませんが、赤い花芽(萼)が良く目立ちます。花芽はまだ小さく、花が咲くのは来月になります。

良く見ると木によって花芽の色が異なります。花が咲いても、クリーム色や薄い緑色、淡いピンク色など微妙に色が違いますよ。咲いたら観察してくださいね。

昨日おたまくんも観察したマンサクの花。花弁がしっかり伸びきると、冷え込んでも再び縮まることはありません。青空を背景に下から見上げると、黄色い花が一層綺麗に見えますよ。