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コリウスの花壇✿

堀金・穂高地区
2022年6月20日

少し前に紹介した、野の休憩所北側のコリウスの花壇。きれいに植えられて完成しました。

品種により葉の色や模様が異なります。花壇中央から放射状に広がっていきますよ。最近雨はあまり降っていませんが、泥はね防止に敷いたチップも今のところ順調のようです。

少し余ったコリウスは、野の休憩所前に植えられました。今年はサンパチェンスも植えられています。気温が低い状態が続いていたので成長が遅かったのですが、これからは順調に生育しそうです。

これらのお花を植えてくれたのは、もちろん〝シルバーズ〟の皆さん。今日も泥はね防止のチップを敷く作業が続きます。また暑くなってきたので、ゆっくり休みながら作業してくださいね。

野原の一画にある花壇では、スカシユリの仲間が咲き始めました。こちらは3年前に植えたものです。毎年咲いてくれるのですが、お猿さんに食べられたり抜かれたりします。お手柔らかにね。

穂高口前の見晴らしの丘では、所々にシャーレーポピーが咲いています。こちらも5年前に植えたもの。こぼれ種が毎年咲いて、少しずつ増えているようですよ。

 

6月のお花✿段々花畑

堀金・穂高地区
2022年6月14日

今日は段々花畑のお花をご紹介します。梅雨時期の草花と言えばウスゲヤナギラン。 最上段や少し下の段で咲き始めました。 草丈も高く色も鮮やかなので、遠くからでも良く目立ちます。

大きいものは2mにもなるオニシモツケ。公園では1mほどです。粒々のつぼみから、はじけるように咲いた小さな花が可愛らしいですね。

クリーム色のキバナノヤマオダマキは、距と萼片が紫色をしているヤマオダマキの黄花種と言われています。下向きに咲いているので、写真を撮るときは上向きに撮影しがちです。

※花名が間違っていました。6月23日訂正。

アスチルベはチダケサシの園芸種。チダケサシに比べ花がまとまって咲き、ボリューム感があります。公園ではアスチルベが先に咲いて、後からチダケサシが咲きますよ。

標高差のある公園では、標高の低い場所から花が咲くことが多いのですが、キリンソウは標高の高い段々花畑で先に咲いてから、遅れて標高の低い段々池周辺で咲くようになります。不思議ですね。

 

コリウス✿

堀金・穂高地区
2022年6月13日

野の休憩所北側花壇ではコリウスの植え付けが始まりました。アジアやアフリカ、オーストラリアなどに自生するシソ科の植物です。花も咲きますが、主に色鮮やかな葉を鑑賞します。

8品種、5060株のコリウス。夏に向けて、成長が楽しみですね。

植えているのはもちろん〝コリウス戦隊 シルバーズ〟の皆さん。去年は雨で花壇の土がはねて、葉に付着して固まってしまいました。今年は土にチップをかぶせて土がはねないようにしましたよ。

一方こちらは段々花畑の鯉のぼり。今月5日で終了していましたが、お天気や作業の都合で今日の撤去となりました。

鯉のぼりを吊るしていたワイヤーを緩めて、1本ずつ降ろしていきます。

朝早くからの作業でしたが、しばらくすると青空も見えてきました。北アルプス蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟も久しぶりに姿を現しました。鯉のぼりとの共演も、これで見納めですね。

 

6月のお花✿

堀金・穂高地区
2022年6月7日

タニウツギがそろそろ終わる頃になると咲き始めるのがハコネウツギ。咲き始めに白い花は、ピンク、赤へと花色が変化します。海岸近くに自生するので、公園のハコネウツギは植えたものです。

山地に多く見られるニシキウツギも、白から赤へと花色が変化します。ハコネウツギよりも花が細長く、花色も濃い紅色になります。ハコネウツギと同じスイカズラ科タニウツギ属に分類されます。

ウメの花に似ているバイカウツギ。茎の中が中空になっているのでウツギ(空木)の名前がついていますが、アジサイ科に分類されます。野の休憩所北側の東屋裏では、真っ白な花をたくさん咲かせますよ。

段々花畑一画に咲いているテカリダケキリンソウ。キリンソウの地域変異種で、南アルプスの光岳(てかりだけ)に自生します。温暖化の影響でしょうか、年々株が小さくなっているのが心配です。

段々池の縁に咲いているのはウツボグサ。花穂の形が武士が矢を入れる靭(うつぼ)に似ることが名前の由来。花が終わって茶色くなった花穂は漢方に使われ、夏枯草(かこそう)の名で呼ばれます。

 

5月のお花✿

堀金・穂高地区
2022年5月30日

5月の開花に滑り込みセーフしたお花たちをご紹介。最初はガマズミです。コバノガマズミやミヤマガマズミの花が終わった後に開花します。芳香が強く虫たちもたくさん集まります。

5月中旬頃から咲いているのは、段々花畑のイブキジャコウソウ。とっても小さいので草と間違われますが、シソ科の小低木なのです。

少し前から咲き始めたのはエゴノキ。昔の裸電球の傘のようなお花が可愛らしいですね。清涼感たっぷりのお花で大好きなのですが、花の時期が短いのがちょっと残念です。

段々花畑の一画に咲いているシラン。以前、雑草と間違えて除去されたことがあり、一時期はほとんどなくなりましたが、隅っこで残っていた株から少しずつ増えていますよ。

花や葉がフジに似ていることから名づけられたクサフジ。きれいな花ですが、蔓(つる)性で他の植物を覆って成長するので、増えすぎると厄介になります。

 

アカマツの花粉

堀金・穂高地区
2022年5月27日

常緑針葉樹のアカマツ。5月はアカマツの開花時期に当たります。若い枝の下部にたくさんついているのが雄花です。この雄花からはたくさんの花粉が飛ぶのです。

ちょっとわかりづらいですが、屋根の上はアカマツの花粉でいっぱい。真っ黄色になります。ピーク時には花粉が煙のように降ってくるのが見えますよ。屋外水槽も飼育水が黄ばんで見えるのです。

そして雨が降れば屋根に積もった花粉が流されます。地面には花粉の流れた跡が出来ます。

花粉がすくえるくらい溜まりましたよ。

そしてようやく花粉のピークも過ぎましたが、今度は役目を終えた雄花が大量に落ちてくるのです。パッと見「ポン菓子」をばらまいたのようにも見えますね。毎年5月のアカマツの花粉攻撃。アカマツ林に囲まれていると、ちょと憂鬱なのです。

 

大きなお花✿

堀金・穂高地区
2022年5月26日

見晴らしの丘で咲いているのはオリエンタルポピー。トルコやイランなどの西南アジア原産です。現地では標高の高い場所に生育しているので、暑さには弱いようです。

ずいぶん前に植えたものですが、毎年何株か咲いてくれますよ。安曇野の気候に合っているのかもしれませんね。 大きいものは直径20㎝ほど。遠くからでもわかるので見応えがあります。

こちらも手のひらサイズ。ホオノキの花です。大きな葉が朴葉料理に使われることで知られていますが、お花も迫力満点です。日本や中国、朝鮮半島に分布しますが、熱帯植物の雰囲気がありますね。

変わってこちらは木に生えたイソギンチャク?変わった形の実はロウバイです。見た目は可愛らしいのですが、種には毒があるそうですよ。

地面にたくさん落ちているのはオオヤマザクラの実。最近毎日のようにお猿さんが食べにやって来ます。実だけ食べてくれればいいのですが、枝をバキバキ折っていくのが困りますね。

 

白いお花✿

堀金・穂高地区
2022年5月25日

河畔の広場のマシュマロドーム。木々の後ろには北アルプスの山並みを望みます。写真中央より少し左上には、アカマツと同じくらい背の高いハリエンジュがあります。

北米原産の外来種でニセアカシアとも呼ばれ、蜂蜜の蜜源にもなっています。公園では、お猿さんが花を好んで食べていますよ。枝には鋭い棘がたくさんあるので注意が必要です。

蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟とハリエンジュの共演。白いお花はとても綺麗ですが、マメ科の植物なので放っておくとどんどん増えていきます。繁殖力が強いので、ちょっと厄介者なのです。

こちらも白いお花のカンボク。ガマズミの仲間ですが、花の形態はあまり似ていませんね。周りの装飾花はガクアジサイのようです。現在コアオハナムグリが大量に集まっていますよ。

ヤマボウシも園内各所で咲き始めました。花は中央の丸い部分。白いのは総苞片(そうほうへん)と呼ばれ、萼が変化したものです。木全体に花が咲くと、真っ白な雪が積もったように見えますよ。

 

キジに遭遇

堀金・穂高地区
2022年5月24日

段々原っぱから見た常念岳の写真・・・を撮影したわけではありませんよ。写真の右下に大きな鳥が写っています。何の鳥かわかるかな?

正解はキジ。久しぶりに園内にいるところに出会いました。開園前にバイクに乗って園内の花写真を撮影するのですが、野の休憩所の裏側でバッタリ遭遇したのです。

こちらはメス。オスよりも神経質なので、すぐに植え込みの中に隠れます。カメラを構えてしばらくじっとしていると、植え込みから出てきて餌を探し始めましたよ。

2ショットも撮れました。キジは1羽のオスが縄張りの中にいる複数のメスと繁殖しますが、このペアは今のところ一夫一婦のようです。移動の時はオスが先を歩き、後からメスがついていきます。園内で見かけたら、追いかけずに観察しましょうね。

そして今日のお花はヒオウギアヤメです。段々池の一番下の池の縁に咲いていますが、何故かここにしかありません。普通のアヤメに比べ、花が扁平な感じがしますね。

 

朝のオオルリシジミ

堀金・穂高地区
2022年5月20日

今日は1日曇り空です。開園前のオオルリシジミはハルジオンにとまっていましたよ。日中に気温が上がると翅を閉じてしまいますが、気温の低い朝方は比較的翅を広げているのです。

そして羽化直後のオオルリシジミにも出会えます。蛹から出たばかりだともっと翅は短いのですが、少しずつ伸びていきますよ。

伸びきってもしばらくはじっとしています。すぐには飛べないので固まるのを待っているようです。まだ前翅と後翅が重なって、ほっそりしていますね。

そして今日のお花はアヤメです。カキツバタよりも少し遅れて咲き始めます。これから段々花畑でたくさん咲きますよ。

真っ白なお花はウツギ。現在第1駐車場の植え込みで咲いています。これから園内各所でも咲くようになります。ピンク色や八重咲のお花もあるので、探してみてくださいね。