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今日は朝から快晴のお天気になりました。国宝松本城の桜開花宣言から4日、公園でもソメイヨシノが咲き始めました。来週中ごろから週末にかけて、見頃になりそうです。
野原では、コヒガンやエドヒガンが一気に開花しています。昨日までは枝の方が目立っていましたよ。1日でピンク色に染まるなんて、まるで〝花咲かじいさん〟の仕業のようですね。
ダンコウバイに似ているのはアブラチャン。ダンコウバイよりも少し遅く開花して、花も2回りほど小さく、葉芽(ようが)も同時に出るのが特徴です。
段々花畑周辺に多く、鯉のぼりとのコラボレーションも楽しめますよ。
カタクリも段々花畑の南側斜面で咲き始めました。斜面は雑木林になっているので落ち葉もそのままです。積もった落ち葉を押しのけて出てきたカタクリに、自然の力強さを感じますね。
今日はエドヒガン(ザクラ)が開花しました。野の休憩所裏(東側)の木が、毎年最も早く咲きます。咲き始めは濃いピンク色をしていますが、満開になる頃には白っぽくなっていきますよ。
薄いピンクの小振りのお花はアンズです。アンズも野の休憩所裏側で見ることが出来ます。
八重咲の濃いピンク色はハナモモ。同じく野の休憩所周辺で咲き始めました。
鮮やかな黄色はレンギョウ。野の休憩所周辺を始め、園内各所で見られます。
コブシは大きな花がたくさん咲いてきましたよ。青空を背景にすると清涼感が溢れます。
そして段々原っぱの一画。おとといに第1チューリップと紹介したばかりですが、あっという間にこんなに咲きました。チューリップの早咲き品種は、今月中旬から下旬頃が見頃になりそうですよ。
今日、コヒガン(ザクラ)が開花しました。例年3月末に開花しますが、暖冬だった去年と比べると10日遅い開花です。これからエドヒガンやソメイヨシノも続けて咲くようになりますよ。
そして4月から活動を再開したのは、植物管理担当の〝シルバーズ〟の皆さん。今日はサル除けネットを外して支柱の撤去作業。ハンマーで打ってあるので、渾身の力で抜き取ります。
その後は休む間もなく草むしりです。日中はポカポカ陽気で、作業もはかどりました。
ネットを外したチューリップ畑には、第1チューリップが咲いていました。花芽もたくさん出ているので、暖かい日が続けば順調に開花しそうですね。後はお猿さん、球根食べないでね。
午後には4月から保育園に通う〝ちーたん〟が来てくれました。今日は入園式だったそうです。そしてもうすぐ4歳のお誕生日。誕生日プレゼントに買ってもらった、緑色の〝かえるのピクルス〟を見せてくれましたよ。明日から保育園、元気に通ってね。
あづみの学校横を流れる小川では、現在ミズバショウが咲いています。場所は芸術教室の真横なのですが、あづみの学校は閉鎖中なので、見るときは外側の細園路から入ってくださいね。
白いのは葉が変化した仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞で、中にある肉穂花序(にくすいかじょ)に小さな花が咲きます。自然では仏炎苞が先に出ますが、こちらでは葉も同時に出ますよ。
早春から咲くハンノキに似ていますが、こちらはツノハシバミの花、雄花序(ゆうかじょ)です。濃い茶色のハンノキの花序に比べ、ツノハシバミの花序は色も薄く細いのが特徴です。
足下に咲く小さな花はホトケノザ。シソ科のオドリコソウの仲間です。花の下の葉が茎を包み込む様な形で、仏様の蓮華座(れんげざ)に似ることが名前の由来です。小さくても立派な名前なのです。
ツクシはトクサの仲間であるスギナの胞子茎(ほうしけい)です。子供も頃に「ツクシ誰の子、スギナの子」と教わりましたよ。頭をポンポンとして、胞子が飛ぶ様子も観察しましょうね。
昨日の朝は一面の雪でしたが、今朝はいつもの風景に元通り。現在段々池に入る河川水を止めているので、北アルプスの山並みが水鏡に映り、美しさも2倍になっていますよ。
雪は解けても朝の冷え込みで、花壇の脇には長い霜柱が立っていました。
段々原っぱ周辺のネコヤナギの花は、そろそろ終わりになってきています。
野原周辺のサンシュユは、小さなお花が開いていますよ。
濃いピンクのつぼみはハナモモ。だいぶ膨らんできました。
こちらはコヒガン(ザクラ)のつぼみ。エドヒガンと並び、ソメイヨシノよりも早く開花する桜です。去年も一番に咲いたコヒガン。もう少しで咲きそうですね。
今日から4月、新年度の始まりです。そんな節目の日に雪が積もりました。昨夜に降ったようですが、朝起きたら積雪になっていたのです。融ける前に急いで撮影しましたよ。
昨日も紹介したミツマタ。綿帽子姿がかわいいですね。
咲き始めのサンシュユと紅梅のコラボレーション。
見頃のダンコウバイも素敵に雪化粧。
開花直前のキブシは雪の暖簾になりました。
8時過ぎには日が差し始め、みるみるうちに融けていきました。山国信州ならではの春の雪。一瞬ですが、春のお花との共演が楽しめましたよ。
コブシは「♪北国の春」でも歌われているので、見たことがなくても名前は良く知られています。大きな白い花はとても目立ちます。お猿さんも大好物なので、時々食べられてしまいますよ。
天気が良く気温が上がると、カタクリはこのように開花します。段々花畑の鯉のぼりの真下に咲いているので、踏まないように気を付けてくださいね。
野原周辺ではサンシュユが咲き始めました。春に黄金色の小さな花をたくさん咲かせることから、春黄金花(ハルコガネバナ)とも呼ばれます。
少し前に紹介したミツマタ。見晴らしの丘上部で最初に咲き始めたものです。下向きに咲く花は、小さなポンポンのようですね。これから野原周辺でも咲くようになります。
展望テラス北側ではオキナグサも咲き始めました。種が老人の白髪のように見えることが名前の由来ですが、草全体にも白い毛が密生します。花弁の裏側にも毛が生えていますよ。
休園日の今日は〝鯉のぼり〟の設置作業が行われました。毎年恒例のイベントで、段々花畑にたくさんの鯉のぼりが泳ぎますよ。朝早くは晴れていたのですが、次第に曇り空に。
さらに冷たい風も吹いて、寒い1日になりました。花畑の両側のアカマツの幹にワイヤーを張って、高所作業車で取り付けていきます。今日の作業はちょっと大変だったかもしれないですね。
鯉のぼりの設置作業の真下では、カタクリが咲いています。今日開花が確認できたのは2株でした。その他につぼみが上がってきているのが複数株ありました。
カタクリは夜間は花がしぼんでいて、日中は反り返るように開きます。今日は気温も上がらず曇り空だったので、ずっとこの状態でした。
夕方までには半分ほどが設置できました。残り半分は明日の作業です。西側には北アルプスの山並みが望める段々花畑。明日は、青空に泳ぐ鯉のぼりが見られるといいですね。
野原西側のロウバイ。半分ほどのお花が見頃過ぎになっています。例年はもう少し咲いていたような気がするのですが、先日の雪の影響でしょうか?ちょっと残念ですね。
段々花畑では、第1カタクリが開花途中。夕方見に行くとこの様な状態でした。明日はお天気が悪い予報なので、今日のうちに咲いていてほしかったのですが。あと一息の所で残念。
矢原沢の小径ではショウジョウバカマが咲いていました。せっかく咲いても、お猿さんに花をむしられることが少なくありません。食べずにポイっと捨ててあるので、これまた残念です。
矢原沢の小径の斜面に咲くキクザキイチゲ。いつも咲き初めを見過ごしたり、全然増えなかったり、斜面で見にくかったり、とにかくいつも残念に思うことが多いお花です。
サル除けネットの下に咲くクロッカス。段々原っぱの段差部分を広げて花壇にしたので、元々段差にあった球根が残って咲いている状態です。ネット越しで見にくいので残念。
ということで残念な植物の話題でしたが、26日(土)は『おしえて!今泉忠明先生 ~安曇野のざんねんないきもののお話~』が開催されますよ。雨天決行です。お楽しみに。
黄色が多い春先のお花。待ち遠しかった春には幸せ色が似合うのかもしれませんね。先日雪がかぶっていたダンコウバイ。蕾がほころんでくると、鮮やかな黄色が目立つようになります。
ダンコウバイは、雄株と雌株に分かれる雌雄異株(しゆういしゅ)。小さな花が散形状に集まり、雌花序(しかじょ)に比べ雄花序(ゆうかじょ)の方が大きいことで見分けられますよ。
こちらは咲き始め第1号のミツマタ。見晴らしの丘上部で見つけました。ミツマタの花は総状花序(そうじょうかじょ)と呼ぶそうです。先端の黄色い花弁のように見えるのは萼だそうです。
ミツマタは漢字で三又。枝が3つに分かれて成長することが名前の由来です。たまに2又の所もありますが、下から上まで3つに枝分かれしている姿を観察してくださいね。
スイセン第1号は、野原北側園路沿いに咲いています。園路からは後ろ姿になるので見落とされがちですが、毎年一番早いのはこの場所になりますよ。黄色いお花から元気をもらいましょう。