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池上段では『サンパチェンスの水上花壇』の設置が完了しました。最上段のサンパチェンスは、今年は平面のレイアウトになりました。
2段目。安曇野生まれのサンパチェンスは、夏の暑い時期でも元気に花を咲かせます。水中ではなく水上なので、水やりのスプリンクラーも欠かせません。
3段目。すでにある程度成長していますが、コンテナから溢れるほど大きくなります。7月下旬から9月下旬頃が見頃の予定です。
4段目。池に棲むメダカやオタマジャクシたちも、水中から色とりどりのサンパチェンスを眺めているかもしれません。カルガモたちもやって来るかな?
ガイドセンター前広場と、ガイドセンターから水辺の休憩所への坂道にも、サンパチェンスが設置されています。全部合わせると800株、花色は11種類です。夏のお花のサンパチェンス。成長していく過程も楽しんでくださいね。
池南側園路沿いのネムノキ。少し前に咲き始めたばかりですが、すでに見頃になっています。緑の葉に重なるようにピンクの花が咲いています。
ブラシのような花はほとんどが雄しべです。雄しべよりも少し長く出ているのが雌しべです。日中は花が萎むので、午前中か夕方が見頃になりますよ。
園内ではガクアジサイも見頃です。木によっても異なりますが、こちらはしっかりとした大きな花序が特徴です。中央の花が咲くと虫たちも集まります。
装飾花(萼)の赤いガクアジサイも咲いています。日当たりの悪い場所では全体的に白っぽい花もあります。いろいろ見比べてくださいね。
アジサイに似たノリウツギも徐々に見頃になってきました。白い円錐花序が特徴なので、アジサイとも区別がつきます。7月に咲く花も見てくださいね。
今朝は晴れ間が広がりました。池の北側にある花壇では、コスモスを植える準備が始まりました。種を蒔く前に耕運機で土を耕していきますよ。
今週は1度目の作業。7月下旬に種を蒔く前に、もう1度耕します。今年のコスモスの見頃は、10月上旬頃を予定しています。
昨日は半夏生(はんげしょう)でした。この頃までに田植えを終わらせる目安とされていたそうです。そんな時期に咲くのが、その名もハンゲショウです。
花が咲く頃に、花に近い葉の半分ほどが白くなり、花が終わると緑に戻ります。以前は池の縁にたくさんありましたが、現在は数本だけになってしまいました。
そして、カエル展が終わって2日。マルメタピオカガエルのオタマジャクシのしっぽが短くなっていました。明日か明後日にはカエルに変態しそうですよ。
昨日1日降った雨も上がり、今日は梅雨の晴れ間です。段々花畑で見頃になっているウスゲヤナギランの間には、黄色いクサレダマが咲き始めています。
長い提灯をぶら下げたような形はヤマホタルブクロです。名前の由来は「昔、子供が花の中にホタルを入れて遊んだ」「かつては提灯を火垂ると呼んだ」など諸説あるようですよ。花の中にホタルを入れるのは難しそうですね。
花色は白っぽい薄紫色から紅紫色まで様々です。池の縁では真っ白なヤマホタルブクロも見られます。散策しながら探してみましょう。
トラマルハナバチが蜜や花粉を求めて、花を出たり入ったりしています。名付けた人が最初にこれを見たら〝トラマルハナバチブクロ〟になっていたかも?
オカトラノオの近くに伸びてきたのはクサフジです。他の植物に覆いかぶさるように成長します。きれいなお花なので、少し大目に見てあげましょう。
今朝の展望テラス2階から池を見下ろした写真。現在、池の上段では「サンパチェンスの水上花壇」の設置作業が行われています。
サンパチェンスは暑い夏の時期にも耐えられるように改良された安曇野生まれのお花です。バックヤードで苗から育成したお花を運び込んでいますよ。
こちらは昨日設置されました。定期的に水を撒くスプリンクラーも設置されています。水切れには弱いので定期的な水やりは欠かせません。
今年はどんなレイアウトになるか楽しみですね。設置作業はもうしばらくかかります。一部立ち入り規制をしている場所がありますのでご了承ください。
そんな池の縁で見つけたオカトラノオとヒルガオの花。公園ではヒルガオは所々に顔を出します。あまり増えないので、見つけるとほっこりするのです。
河畔の広場マシュマロドーム付近の斜面では、朝から芝刈り作業が行われていました。刈ったばかりの芝生はフワフワです。ゴロゴロ転がりたい気分ですね。
見晴らしの丘のジニアの品種〝ジーデコ〟の花壇では、〝草取り戦隊 シルバーズ〟の皆さんの除草作業が行われていました。梅雨に入り雨の日も多くなったこともあり、湿度も高くなっています。ムシムシした中での作業、ご苦労様です。
先日シルバーズの皆さんが植えてくれたコリウスの花壇。チップを敷いたおかげで、雨が降っても泥跳ねしなくなりました。きれいに成長しそうですよ。
コリウスの花壇のすぐ南側、野の休憩所周辺ではホザキシモツケが見頃です。縦長のピンクのお花は良く目立ちます。毎年短く刈り込んでも良く咲きます。
白花のカワラナデシコを見つけました。池周辺や段々原っぱの一画で時々咲いています。以前よりも少しずつ増えているので嬉しいですね。
段々花畑の上段ではウスゲヤナギランが見頃になっています。花序の下からゆっくり咲いていくので、しばらく楽しめますよ。
同じ段々花畑でキキョウも咲き始めました。つぼみは小さいうちは白い紙風船の様です。大きくなると紫色の紙風船になりますよ。
段々原っぱと野原の間を流れる小川沿いに咲くオオバギボウシ。これから咲くコバギボウシよりも花も葉も大きいので一目瞭然です。
第1駐車場周辺や園内各所ではノリウツギが咲き始めました。円錐状の花序が特徴で、アジサイのような装飾花(萼)があります。
池南側園路沿いではネムノキも咲き始めています。花は夕方から咲き始め、翌日の午前中には萎む一日花です。これから少しずつ花が増えていきますよ。
ジニアの品種〝ジーデコ〟を栽培中の見晴らしの丘。花壇に周りには濃いピンク色のスイセンノウが咲いています。南ヨーロッパ原産のナデシコの仲間です。
こちらもヨーロッパ原産のセイヨウノコギリソウ。古くから止血作用の薬効があることから傷口に塗ったり、食欲増進などにハーブティーとして利用されます。
見晴らしの丘の上部には大きなクリの木があります。公園の中では最も早く咲き始め、現在は木全体が花に覆われています。
クリーム色の長い花序は雄花です。香りが強く虫たちが多く集まりますよ。
拡大してみると、細かい雄しべが無数に並んでいるのがわかります。梅雨の時期に咲くクリの花。独特な香りも併せて観察してくださいね。
今朝の公園は青空が広がりました。6月とは思えないお天気です。北アルプスの残雪もほんの僅かになりました。雨が降れば一気に消えそうです。
池周辺ではクララの花が咲いています。オオルリシジミの幼虫の食草ですが、産卵直後に寄生蜂にやられるので、ほとんど幼虫にはなれないようです。どこかでお花を食べて成長してくれていればいいですね。
池の岸近くに咲くのはカワラマツバ。葉が松葉のように細く河原に咲くのが名前の由来。河原以外にもあぜ道や草地などにも咲くようです。
同じ河原の名前を持つカワラナデシコ。明るいピンクの花が特徴で、中には赤みの濃いものや白花もあります。撫子なので、ナデナデしてあげましょう。
紫色のウツボグサ。花穂の形が弓を入れる靭(うつぼ)に似ることが名前の由来ですが、靭を検索しても似ている所がわかりませんでした…
野の休憩所北側のコリウスの花壇では、今朝早くからチップ敷きの作業が行われていました。見栄えが良くなるだけではありませんよ。
昨日の雨の影響で、コリウスの葉には土が跳ね上がっていました。この状態が続くと成長が阻害されてしまいます。チップを敷くことにより防げるのです。
コリウスは葉の色や模様を楽しむ観葉植物です。雨が降っても土跳ねが無く、きれいな葉が大きく茂ると良いですね。
変わって、あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』のモリアオガエルのオタマジャクシ。昨日より卵塊の空洞が大きくなって、オタマジャクシが下の方に集まっています。午後2時頃まではこの状態でした。
午後3時頃に見ると、オタマジャクシが一気に流れ出していました。底には水を入れているので、流れ出したオタマジャクシも安心です。モリアオガエルの珍しい繁殖の一端を見ることが出来ましたよ。