ヤナギランの花がぼちぼち終わり、種子ができてきました。
ヤナギランは日当たりの良い草地に生えるパイオニア(先駆)植物です。英名では Fireweed(火の雑草)といいます。これはヤナギランが山火事の跡地後などに群生する性質から付けられたそうです。
種子の散布の仕方は、風散布、動物散布、自然散布、重力散布など様々ありますが、ヤナギランの種子は風によって散布されます。
風散布される種子は基本的に軽いものが多く、養分 を多くためることができません。そのため芽生え時から活発な光合成が可能な場所で繁殖する先駆種に多くみられます。