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ノコンギクが咲き始めました。
普通にごくごくありふれたノギクです。ヨメナに非常に似ていますが、葉に短毛が生えていてざらつく、冠毛の有る無しなどで見分けることができます。
冠毛というのは、タンポポなどの果実の上端に生じる毛状の突起のことで、いわゆる綿毛のことです。ノコンギクは風による種子散布で分布拡大を図る方向に進化し、ヨメナは冠毛を退化させることで、近くに種子を散布することを選択したようです。
色は白から薄い紺(紫?)色です。
古くからの栽培品種で、もっと色鮮やかで紺(青紫?)色の強いコンギクというものがありますが、これはノコンギクの選別品種だそうです。
ノコンギクの名前の由来は、野に有るコンギク→ノコンギクとなったようです。
卵が先かニワトリが先か
こちらはユウガギクです。
枝はよく分枝し、ぱらぱらっと咲いているイメージです。
最初にこの花の名前を知った時、花色の白さと繊細な感じから「優雅菊」と名づけられたのかと思いました。
が、まったくそんなことは無く、「柚香菊」と書きます。
柚のような香りがするという意味なんですが、鼻が悪いせいか?私にはよくわかりません。
段々花畑にヤナギランという野草があります。
花期は7月上・中旬から8月上旬頃ですが、少しでも来園していただいた方に楽しんでいただくために、花が終わったヤナギランを切り戻して二番花を咲かせています。
本来の花期のときほどの勢いはありませんが、きれいな花を咲かせてくれています。
ぜひご覧にいらしてください。お待ちしております。