小中大
よくある質問サイトマップ
カレンダー
2013年9月
« 8月   10月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
カテゴリー
アーカイブ
 

今日のコスモス&コキア✿その5

堀金・穂高地区
2013年9月29日

コキアも赤く色付き始め、満開のコスモスとのコラボレーションがご覧いただけるようになってきました。
今日の公園は快晴で、常念岳をバックに写真を撮っている方がたくさんいらっしゃいました。
さてここで、コスモスとコキアの知っているようで知らないプロフィールをご紹介したいと思います☆

✿コスモス

秋桜の和名があるように身近な花ですが、メキシコの高地原産で、日本には明治初期に渡来したと言われ、多くの園芸品種があります。
茎の先にたくさんの花が咲きますが、キク科の花なので、花びらに見える部分は舌状花、中心の部分は筒状花という小さな花が多数集まって一つの花のように見えます。これを頭状花序と言います。
また、園芸品種に多い早咲き種と原種などの遅咲き種に分けることができます。早咲き種では、種をまいてからの日数が大きく影響して開花するので、咲かせたい時期から逆算して種をまくと見頃の時期を調節できます。
遅咲き種は、日が短くなる(夜が長くなる)ことで花芽が形成されるので、早く種まきをしても開花時期はあまり変わりません。早く種まきをするとその分茎が高く伸びるので、風などで倒れる心配があります。

〇コキア

別名ホウキギともいうように、昔は茎を乾燥させてほうきにしていました。
秋に真紅に紅葉することやまん丸のユニークなかたちから、最近では観賞用に植えられることが多いです。ヨーロッパからアジアにかけての原産で、古くに中国から渡来したと言われます。
種子は「とんぶり」と言って食用になり、つぶつぶした食感から「畑のキャビア」とも言われます。
ちなみに公園のコキアは観賞用なので「とんぶり」はとれません。残念!