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堀金・穂高地区に、今年もオオルリシジミが飛び始めました。
安曇野市のほか、長野県の一部と九州の阿蘇地方にしか生息していない、希少なシジミチョウの仲間です。
翅を広げると鮮やかな瑠璃色をしており、体の大きさは4㎝弱ですが、シジミチョウの中では大きいのです。
オオルリシジミはマメ科の植物 “クララ” に産卵し、幼虫はクララの花芽しか食べません。
公園では食草のクララを植えて幼虫が育つ環境を整えたり、5月の初めころに蛹を放す活動なども行っています。
環境省のレッドデータバンクでは絶滅危惧Ⅰ類に。 長野県指定希少野生動植物にも指定され保護の対象となっているために、捕獲することはできません。
オオルリシジミが見られるのは、飛び始めてから2〜3週間ほどです。 池の北側のクララのある周辺で見ることができます。
昨日は3頭のオオルリシジミを確認しました。 これから少しずつ数が増えると思われます。
希少なチョウですので、そっと観察してくださいね。
※池周辺にはオオルリシジミとよく似た、一回り小さいミヤマシジミも飛んでいます。
上 : オオルリシジミ 下 : ミヤマシジミ