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「いずれ アヤメかカキツバタ」ということわざをご存知ですか?
いずれ劣らぬ美しいものの中から一つを選ぶのは難しいといった意味です。
ここに出てくるアヤメとカキツバタは、どちらも同じアヤメ科の植物です。
ことわざにもなるくらいなので、どちらもよく似たキレイな花を咲かせます。
左は、段々花畑に咲いているアヤメです。濃い紫色の花が新緑の中に映えてとてもキレイです。
ここでアヤメ科のよく似た花たちについてお話しましょう。
こちらが“アヤメ〈菖蒲〉”。山野のやや乾燥したところに生え、外側の垂れた花弁に網目模様があるのが特徴です。段々花畑を中心に園内各所で見ることができます。
そしてこちらが“カキツバタ〈杜若〉”。アヤメ科の中でも最も湿地を好むので、池の縁や中島に咲いています。
さらに、“ハナショウブ〈花菖蒲〉”。こちらも湿地を好むので、池の周囲に咲いていますが、漢字で書くとアヤメと同じ字です。
またハナショウブはアヤメ科の花ですが、菖蒲湯で知られる“ショウブ〈菖蒲〉”はサトイモ科の別種で、葉は似ていますが花は全然違います。
うーん、ややこしい。
ショウブ以外のアヤメ、カキツバタ、ハナショウブはただ今園内で見頃です。
ややこしい事は抜きにして、3種類の美しい花の違いを見比べながらお楽しみください。
皆さんは「オオルリシジミ」という蝶をご存知ですか?
現在、安曇野を含めた長野県の一部の地域と九州の阿蘇地域のみが確実な生息地と言われている希少な蝶で、環境庁レッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。
昔はもっと身近な蝶でしたが、すみかとなる田畑の環境変化と食草となるクララの減少と共に姿を消してしまったと考えらえています。
そんなオオルリシジミですが、アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区では毎年5月中下旬から6月中旬頃まで元気に空を舞う姿を見ることができます。
今年も段々池周辺で飛び回り始めました!
名前のとおり、羽を広げるときれいな瑠璃色をしています。羽の縁の黒い部分の幅が狭いのがオス、広いのがメスです。
さっそく誕生したカップルが命をつなぐために交尾をしていました。
あら、交尾をしているペアの近くに、別のオスが飛んできました。二人の愛を邪魔しないであげてね。
これが食草のクララです。オオルリシジミの幼虫はクララの花芽しか食べないので、クララの成長と見事にリンクして卵を産みます。
ちなみに気温が上がるお昼以降はあまり飛ばないので、観察するなら午前中がおススメです。
また生き物の採取や柵の内側への立入りはできませんので、ルールを守って優しく見守ってあげてください。
森の体験舎クラフト体験の新プログラム「粘土カップ」をご紹介します。
粘土でカップを作り、木の実や、葉っぱなど自然の素材で模様をつけます。
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ご参加、お待ちしております(*゚▽゚*)