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皆さんは「オオルリシジミ」という蝶をご存知ですか?
現在、安曇野を含めた長野県の一部の地域と九州の阿蘇地域のみが確実な生息地と言われている希少な蝶で、環境庁レッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。
昔はもっと身近な蝶でしたが、すみかとなる田畑の環境変化と食草となるクララの減少と共に姿を消してしまったと考えらえています。
そんなオオルリシジミですが、アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区では毎年5月中下旬から6月中旬頃まで元気に空を舞う姿を見ることができます。
今年も段々池周辺で飛び回り始めました!
名前のとおり、羽を広げるときれいな瑠璃色をしています。羽の縁の黒い部分の幅が狭いのがオス、広いのがメスです。
さっそく誕生したカップルが命をつなぐために交尾をしていました。
あら、交尾をしているペアの近くに、別のオスが飛んできました。二人の愛を邪魔しないであげてね。
これが食草のクララです。オオルリシジミの幼虫はクララの花芽しか食べないので、クララの成長と見事にリンクして卵を産みます。
ちなみに気温が上がるお昼以降はあまり飛ばないので、観察するなら午前中がおススメです。
また生き物の採取や柵の内側への立入りはできませんので、ルールを守って優しく見守ってあげてください。