ムシトリナデシコの茎にびっしりと付いているのは、キバネツノトンボの幼虫。

皆さん、覚えていますか？ちょうど1か月前に産卵していたのを。

こちらがその時のブログ。

そろそろかなと思って探してみると・・・いましたよ、たくさん。アリジゴクに似ていますね。

若齢幼虫は、このように植物の茎に集団をつくり生活します。

その後草の根もとや石の下などに隠れ、小さな昆虫を捕えて食べます。

大人へと華麗なる変身をして、公園を飛び回る姿を楽しみにしましょう。

展望テラス1階北側花壇で、ハンゲショウが咲き始めました。

といっても、白い部分は葉っぱ。花は葉の付け根からチョロっと垂れ下がっている部分です。なので正確にはまだ咲いていません・・・

夏至から11日目の7月2日頃を「半夏生」と呼び、その頃に咲くことが名前の由来。

また、花季にだけ葉の半分が白くなることから、「半化粧」が由来とする説もあります。花の時期にだけ白くなるなんて素敵ですね。

こちらは段々花畑で見つけた、第一ヤブカンゾウ。ニッコウキスゲやユウスゲと同じ仲間です。

3倍体なので実をつけないそうです。

オレンジ色の大きな八重の花が、ボリューム感たっぷりですね。

ヤマハギの葉っぱの上でもがいていたゴマダラカミキリ。

どうやら隣のヤナギの木から落ちてきたようです。

黒い体に白い斑点、縞々の触覚。

ヤナギやイチジク、ミカンなどの樹皮を食べます。

つかむと前胸部と中胸部をこすり合わせて、「チィチィ」と音を出し威嚇します。

公園でもよく目にするゴマダラカミキリ。

ヤナギの木を探してみてくださいね。

休園日の段々花畑で、咲き始めの第一お花を発見。

背丈の高いユウウスゲ。夕方に咲いて、翌日の午前中にはしぼみます。

猫じゃらしのようなカライトソウ。ピンク色の雄しべを、中国の絹糸に例えた名前です。

マツムシ（昔のスズムシの呼び名）が鳴くころに咲くマツムシソウ。公園では少し早め。

新しいお花を見つけると、うれしくなりますね。

公園を歩くと、木や草の葉が虫に食べられているのを見かけます。

どんな虫が食べてるのかな？

ヤマハギの葉を食べていたのは、ヨツボシナガツツハムシ。

何でも食べるマメコガネ。ヤマハギも大好き。

カンボクの葉を食べているのは、サンゴジュハムシ？またはブチヒゲケブカハムシ？

小さな虫たちですが食欲は旺盛。ほどほどに食べてね。

公園の各所で咲き始めたノリウツギ。

円錐状の花序が特徴で、少し大きめの木は花を見上げるような感じになります。

樹液が和紙をすく時の糊として使われたそうです。

アジサイと同じく周りは装飾花（萼）です。

細かい花がぎっしり。

パッと見はアジサイですが、 少し雰囲気の違うノリウツギ。次第にピンクに変わる花色も楽しみです。

鮮やかなヤマアジサイのじゅうたんに埋もれているのは、セマダラコガネ。

ミツバチもアジサイに夢中です。

オオタカネバラの真ん中にはマメコガネ。

どこにでもいるマメコガネはクララにも。

段々花畑で満開のウスゲヤナギランは、虫たちに大人気です。

黄色が鮮やかなモンキチョウ。

スジグロシロチョウは清楚な白色。

オレンジが可愛いベニシジミ。

まん丸クマバチ。

みんなお花が大好きです (*^。^*)

しとしと雨が止んだ午後にハルニレの木を見上げると、ノコギリクワガタのシルエット。

今年初めての個体です。去年も同じ6月23日に見つけましたよ。

さっそくあづみの学校理科教室の仲間入り。しかも2匹！

そしてこちらは毎度おなじみ、体の小さなカブトムシ。通称〝ちびカブくん〟

大きなガブトムシとは分けて飼育します。

理科教室の昆虫コーナー。夏に向けて、少しずつ虫の数が増えていきますよ。