野の休憩所北側の東屋近くに、アジサイが咲いていましたよ。
ヤマアジサイやガクアジサイは、梅雨の時期から夏にかけて咲きますが、タマアジサイは8月半ば頃から9月にかけて咲きます。
薄紫の繊細なお花に、装飾花(がく)も控えめな美しいアジサイです。
玉のような丸いつぼみが名前の由来。アキアカネが季節感を出してくれます。
咲きかけのお花や丸いつぼみがたくさんあるので、もうしばらくは楽しめそうです。
あづみの学校横を流れる小川沿いのツリフネソウ。現在、お花満開です。
ツリフネソウは、花の後ろにある距(きょ)がクルクルしています。
キツリフネの距は、巻かずに下向きに垂れています。
今年はキツリフネも、段々花畑の南側斜面にたくさん咲いていますよ。
段々池の周辺には、秋のお花のワレモコウが咲いています。
ワレモコウのお花に乗るのはアキアカネ。休憩するにはちょうどいいのです。
段々花畑のマツムシソウにはヤマキチョウの姿。角ばった翅が特徴です。
オミナエシには、目玉模様のジャノメチョウ。みんな、お花が大好きです。
最初の〝ひっつき虫〟はチヂミザサ。縮れた葉が笹に似ることが名前の由来。
種には芒(のぎ)と呼ばれる棘があり、動物の体にくっつきます。
こちらはハエドクソウ。根の絞り汁でハエ取り紙を作ったことが名前の由来。
種の先のかぎ状の棘で、動物の体にくっつきます。
段々花畑の南側斜面に生えるひっつき虫の仲間。探してみてね。
昨日と今日の2日間、「フラワーペンダントづくり」を行いました!
ドライフラワーや、押し花のペンダントです☆飾りつけ用に、キラキラのラメなどのパーツもご用意しました!
UVレジン液を使って、お花、パーツを固めて作ります。
みなさん、お好きな素材で、自由にステキなペンダントができましたヾ(⌒▽⌒)ゞ
大人から、お子様、女の子も男の子も、楽しんで満足いただけました。
今回は、大人気のイベントとなり、ご参加いただけなかった方も多く、申し訳ございませんでした。
秋になると〝ひっつき虫〟が現れます。
と言っても虫ではなく、動物の体について遠くまで運んでもらい、生息域を広げる植物の種(実)のこと。
公園で最初に見られるのはヌスビトハギ。種の形が盗人(泥棒)の足跡に似ているそうですよ。
種の表面には、細かい鉤状の毛がたくさんあります。
黄色い花穂が、金色の水引きの形に似ることが名前の由来のキンミズヒキ。
こちらの種にも先端が鉤状になった棘があります。
ヌスビトハギやキンミズヒキを見つけたら、種が服につくか試してみましょう。
夏に白い花を咲かせたノリウツギ。秋になると、装飾花がピンクに変色します。
アンティークな風合いがいいですね。
ハウチワカエデは早くも紅葉し始め。グラデーションが楽しめますよ。
赤く色づいたミヤマガマズミの実。これから公園は、少しずつ秋色になっていきます。
カブトムシに変わって樹液のお留守番をするアマガエル。小さな虫を狙います。
こちらの虫はアシグロツユムシ。夜に鳴く虫も増えてきました。
ススキやヤマハギの上で休んでいるのはツバメシジミ。近づいても逃げません。
暗くなるのが早い秋の夜。夏の夜とは違った生きものたちと出会えますよ。
ひらひら優雅に舞うのはツマグロヒョウモン。メスは翅の先端が黒いのが特徴。
メスグロヒョウモンのメスは、その名の通り黒い色。
こちらはオス。オスチャイロヒョウモンにならなかったのですね・・・
ウラギンヒョウモンのメスは、オスよりも色合いが鮮明です。
穂のような白い花を咲かせるのはサラシナショウマ。
サラシナは若菜を茹でて水で晒して食べたことから。ショウマは根茎が解熱作用がある漢方薬で、漢字で書くと「晒菜升麻」
〝更科翔真〟と書くと、男の子の名前のようですよ。
こちらのお花はゲンノショウコ。
古くから下痢止めの薬として使われていた日本の民間薬で、すぐに効くことから「現の証拠」
〝源野祥子〟と書くと女の子の名前に早変わり。
更科翔真君と源野祥子さん。人名のような2つのお花、どちらもお薬として使われるのは偶然でしょうか?
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