秋になると〝ひっつき虫〟が現れます。
と言っても虫ではなく、動物の体について遠くまで運んでもらい、生息域を広げる植物の種(実)のこと。
公園で最初に見られるのはヌスビトハギ。種の形が盗人(泥棒)の足跡に似ているそうですよ。
種の表面には、細かい鉤状の毛がたくさんあります。
黄色い花穂が、金色の水引きの形に似ることが名前の由来のキンミズヒキ。
こちらの種にも先端が鉤状になった棘があります。
ヌスビトハギやキンミズヒキを見つけたら、種が服につくか試してみましょう。