3月も半ば過ぎですが、今朝の最低気温は-6℃台と真冬の冷え込みになりました。段々池も薄氷で全面結氷です。
ヤマアカガエルの卵塊も氷の下。発生中の卵もチルド状態です。
昨日の雪と今朝の冷え込みで、花びらが凍みてしまったマンサク。
紅梅は色が抜けたお花も。
一部傷んだお花もありますが、まだまだ元気なお花もたくさん。寒暖差に負けずこれからも咲いてくれますよ。
今日は休園日です。9時半頃から降り出した雪は、10時過ぎにはご覧の通り。
9時前は晴れていて、穂高口南側花壇のクロッカスを撮影していました。
日中は、雪が降ったり太陽が出たりの繰り返し。北風も強く気温もほとんど上がりませんでした。
それでも夕方にはお天気になり、太陽に軍配が上がりましたよ。
4日前に段々池に産卵したヤマアカガエルの卵塊。
今週末は冬の寒さが戻ったので、新しく産みに来るカエルはいませんでした。
寒い日が続いても受精卵は発生が続きます。卵塊の外側の方が成長が早いようです。
理科の教科書みたいですね。
こちらの卵塊は泥がかぶってしまいましたが、多少なら発生に問題ありません。
また暖かい雨が降ったら、新しいお友達が卵を産みに集まって来ますよ。
今日はホワイトデー。朝の雨は9時頃からみぞれに、そして雪へと変わりました。
去年のホワイトデーも2㎝ほどの積雪になりましたが、2年続けて〝ホワイト・ホワイトデー〟になりましたよ。
公園のお花たちにも雪が積もっています。昨日までたくさんいたミツバチたちも、どこかへ避難したようですね。
毎年今日が主役のキッシング・グーラミィも、あづみの学校閉鎖の為すでに予備水槽へ。
残念ですが、また来年のチュッチュを楽しみにしましょうね。
第1駐車場植え込みにあるアセビの花が咲きましたよ。毎日横を通っているのに、こんなに咲くまで気づきませんでした。
野の休憩所周辺のボケのお花も咲き始め。
花弁が無いのでお花らしくありませんが、ネコヤナギも開花。
現在閉鎖中のあづみの学校の屋外水槽では、ワサビのお花も咲き始めています。
続々と新しいお花が開花中。皆さんも一番最初のお花を見つけてくださいね。
4日前に数輪芽が出たばかりのクロッカスが、もうこんなに咲いていますよ。
クロッカスのお花から出てきたのはセイヨウミツバチ。体中花粉だらけなのが可愛いですね。
ウメのお花にもセイヨウミツバチがたくさん。
頭が写っていませんが、こちらはニホンミツバチ。腹部が黒いのが特徴です。
ブンブン、モゾモゾと蜜や花粉集めをする様子を観察しましょう。
暖かい日が続いていますが、公園では春の草花が続々と芽吹いています。
オキナグサが咲きました。フサフサの白い毛に覆われていて、老人の姿に見えることから「翁草(オキナグサ)」と呼ばれるそうです。
他にも、フクジュソウやキクザキイチゲ、フキノトウなどが見られます。
フクジュソウ
キクザキイチゲ
今朝、今年最初のヤマアカガエルの卵塊を5個見つけましたよ。
ヤマアカガエルは早春に最も早く産卵するカエル。公園では毎年3月に暖かい雨が降ると、冬眠から覚めて産卵に現れます。
昨日の雨が刺激になったようですね。
こちらがヤマアカガエル。夜に産卵するので、日中はほとんど見かけません。
段々池の上から2段目~5段目あたりの北側(写真の左側)に多く産卵します。
池近くでは目覚めたばかりのニホンアマガエルにも遭遇。まだ眠そうです。
池に落ちないよう注意しながら観察してくださいね。
猿除けネットの下で成長しているチューリップは、ずいぶん大きくなりました。今年はとんでもなく早く咲きそう?
スイセンも伸びてきました。球根には毒があるので、ネットをかけなくてもお猿さんも食べないのです。
ガイドセンター周辺のアズマシャクナゲの花芽も目立ってきました。
ダンコウバイの冬芽も芽鱗が割れて花芽が膨らんできています。
今日は1日雨降りでしたが、昨日から気温は高め。春に向けて成長を促す雨になったようです。
野原西側のロウバイは花つきも良く満開になりました。園路沿いに矢印があるので見てくださいね。
周囲はお花の良い香りが漂っています。アブの仲間?もやって来ましたよ。
水辺の休憩所北側のフクジュソウも大きくなりました。
まだ葉っぱの無い咲き始めのころはお花も大きく開いていましたが、葉が出ると開き方も小さくなりますね。
お散歩途中に観察しましょう。
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