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今日は久しぶりに、あづみの公園の外のお話です。
安曇野を流れる犀川(さいがわ)には、毎年シベリアからコハクチョウが飛来します。日中は安曇野市街地にある田んぼにもやって来て、偶然このような光景が見られることもあるのです。
今年は東北や北陸地方の積雪が多いことが影響して、長野県に来るコハクチョウの数が増えているそうです。
水が張られた田んぼでは、落ち穂や草の根などを探して食べます。ひたすら水の中に頭を突っ込んでいますよ。
仲良く餌を食べていると思ったら、いきなりケンカ。何か気に入らないことでもあったのかな?
日中、田んぼでエサを食べたコハクチョウは、夕方になると再び犀川に戻ります。自然豊かな信州安曇野の冬の風物詩ですね。
昨日公園に冬鳥のイスカの群れが来ていました。
自然グループの公園サポーターさんが撮影してくれましたので、ご紹介します!
ところで皆さん、イスカという鳥はご存知でしょうか?
名前の由来は特徴的な嘴からきています↓
なんと、嘴の先が上と下で互い違いになっているんです!この形になっていることで、木の実の殻を上手にパカッとむくことができます。
なので、交喙(いすか)という名前がつきました。分かりやすいですね。
公園にきていた群れは、アカマツの梢で松ぼっくりの種を食べていましたよ!
松の木に赤色の鳥がいたら、イスカかもしれません。
イスカは松ぼっくりが大好きなのです!
左右に曲がっているくちばしは、松かさを上手にこじ開けるのにとても便利なのです。
「ねじれている」の古い言葉「いすかし」からついた名前とも言われていますよ。