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展望テラスの西側にある段々花畑では、アヤメの花が見頃です。鯉のぼりとのコラボレーションが楽しめます。
段々の土手の部分に植えられていますよ。
花畑を少し上っていくと、ニッコウキスゲが咲いています。高原のお花を満喫してくださいね。
鈴なりにぶら下がるのはサラサドウダン。小さなお花ですが、スズメバチやハナムグリなどの虫たちからは大人気です。
公園のお花最大級?手のひらよりも大きいホオノキの花。モクレンの仲間で良い香りがしますよ。
日中は元気よく飛び回るオオルリシジミですが、開演前の早い時間はクララや草にとまってじっとしています。後ろは展望テラスと、雲がかかっていますが蝶ヶ岳も少し見えますよ。
アカツメクサにとまっていますが、密は吸っていないようです。気温が高いと翅を閉じますが、朝早くは日差しが出ると翅を広げて体温を上げているようです。
こちらの個体は羽化直後?とってもきれいですね。
オオルリシジミを撮影していると、周りを飛び回っているのがオスのツマグロヒョウモン。オオルリシジミはまだ眠そうですが、朝早くから元気に飛び回るツマグロヒョウモンなのでした。
曇り時々晴れのお天気になった公園では、段々池の周囲にオオルリシジミの姿を見ることができましたよ。交尾をしているペアにも出会えました。
こちらでは、クララの穂先に産卵をしていました。腹部の先端を何度も穂先につけて、産卵場所を見極めているようです。
すでにあちこちのクララには、卵が産みつけられています。幼虫はクララの花芽を食べて成長するので、競争にならないように花芽を変えて産卵をするようですね。
メスはオスよりも体が大きく、翅の表側の黒い縁取りの幅も太くて黒い斑点もあるのが特徴です。曇っているときや気温が低いときは、翅を広げていることが多いですよ。
池の周囲には、オオルリシジミを撮影するカメラマンたちがたくさん来られています。オオルリシジミ初心者の方は、声をかけて教えてもらってくださいね。
昨日からの雨の影響で、公園内を流れる烏川幹線水路は泥水になりました。こうなると濁りがなくなるなるまでは、数日から1週間ほどかかりますよ。
天気予報では、明日は晴れマーク。お天気になると一斉に鳴きだすのがハルゼミです。セミの仲間では最も早くに出現します。今年は今月5日くらいが初鳴きでした。
林の中の園路を歩いていると、オトシブミの揺卵が落ちています。丸めた葉の中にはオトシブミの卵が入っています。卵から孵化した幼虫は葉を食べて成長し、成虫になって外へ出ます。
晴れたら一番会いたいのがオオルリシジミですね。今日の激しい雨に耐えたオオルリシジミが、池の周囲を飛び回る姿が見られるといいですね。
グズグズしたお天気が続きますが、今日の午前中は曇り空。雨の日が続くと、北アルプスの山並みはなかなか見られません。
常念岳山頂付近の雪形〝常念坊〟は、いつの間にか形が崩れていましたが、その左側には〝万能鍬(まんのうぐわ)〟が現れていました。
蝶ヶ岳の尾根の左端に現れる雪形〝白蝶〟も、だいぶ形が整ってきましたよ。
雪形〝白蝶〟に誘われるように、公園の池周辺でもオオルリシジミの出現が続いています。クララの根元付近でじっとしている個体は、出てきたばかりのようですね。
クララの穂先にも、ちょこんととまるオオルリシジミの姿。午後からは雨になり、明日にかけて降り続く予報です。オオルリシジミも我慢ですね。
イタヤカエデは、板屋根のように葉が重なって茂るのが名前の由来ですが、その大きな葉と同じような色合いの花を咲かせるので、意外と気づかないお花です。
あづみの学校やガイドセンター周辺、矢原沢の小径などで見られるシャガは、アヤメの仲間です。
シャガよりも一回り小さいヒメシャガ。あづみの学校西側の林の中で咲いています。
アマドコロもあづみの学校やガイドセンター周辺に咲いています。よく似ているナルコユリよりも少し早く咲き、茎が角張っているのが特徴です。
枝からぶら下がるように咲くツリバナ。かわいいお花ですが、小さくて色も地味なので見過ごされがちです。
昨日、おとといの雨の影響もあって、里山文化ゾーンのナノハナはほとんどのお花が落ちてしまいました。完全に終了です。
昨日からトラクターで刈り取りが始まりました。1週間でほぼすべて刈り終える予定です。
一方、田園文化ゾーンで見られるオオルリシジミは、午前中3ペアが交尾をしていましたよ。今日は曇りで一時日差しもあったので、活動のスイッチが入ったようです。
荒天の影響でしょうか、早くも翅がボロボロになっている個体も。
こちらも翅が欠けています。まだグズグズお天気が続くようですが、元気なオオルリシジミがたくさん出てきてくれるといいですね。
肌寒い天候から一転、じめじめと湿気を感じる梅雨の時期らしい天候になりました。
そのためか、花だけでなく昆虫を見かける機会が増えてきました。こちらはオオゾウムシです。よく園内の地面や石畳を歩いているのを見かけます。
来園した子供たちがクワガタを見せに来てくれる季節までそう遠くはないかもしれませんね。
長くなりましたが、本日の開花情報をお知らせします。
このように先月、先週までは見られなかった植物や昆虫が見られたり、園内は季節が進むにつれ変化し続けています。
また、5/22㈯は入園無料日になります。
ぜひ大町・松川地区へ季節の変化を探しに来てみませんか。
※園内における昆虫を含む動植物の採集は都市公園法により禁止されています。
オオルリシジミが出現しいる段々池の周辺では、レンゲツツジが見頃になっていますよ。
白いお花が爽やかなサワフタキも、段々池の近くで開花しています。
アズマシャクナゲが終わってから開花するのはホソバシャクナゲ。名前の通り葉が細いのが特徴。
段々花畑ではアヤメが咲き始めています。
ニッコウキスゲも咲き始め。公園のニッコウキスゲは、高原に自生するものよりも早く咲きますよ。
今日は雨時々曇りのお天気。段々池では、水辺を好むカキツバタが見ごろになっています。
一方、オオルリシジミは朝からじっと動かずに、雨をひたすら耐えていました。
多くはクララの下の方や下草にとまって、じっとしています。
雨が止む時間があっても動く気はないようです。
蛹をまいた石の近くにいたオオルリシジミ。雨が降る中、羽化したのかもしれませんね。