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先日、お客様より蛇がいる、と問い合わせがあり駆けつけてみると若いアオダイショウの姿がありました。
アオダイショウは本土では最大のヘビで、実は日本にしか生息していない「固有種」なんです。
見た目で怖がられてしまいがちですが、無毒でこちらが何もしなければ逃げ出してしまうおとなしい蛇です。
せっかくなので逃げられる前にたくさんお写真を撮らせてもらいました。
若い個体だからでしょうか。カメラを向けると、警戒する様子もなくまじまじとこちらを見つめてきました。
ヘビは警戒すると鎌首をもたげたり、尾を地面にたたきつけて音を出す党の威嚇行動を行います。こうなってしまうと怒っているサインですので、このサインが見られたときは撤退しましょう。
かわいいと思ってしまうのは私だけでしょうか。
このアオダイショウは私が藪へ帰そうとすると、自分から森へと帰っていきました。教えてくださったお客様、ありがとうございました。
本土のヘビはこちらから何もしなければ向こうから進んで襲ってくることはほとんどありません。
見つけたときは刺激せず、離れて観察し、そっとしてあげてくださいね。
あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』から、今日は金魚のご紹介です。金魚といえば和金(ワキン)。金魚すくいでもお馴染みです。中国から日本へ、最初に渡来した金魚だと言われています。現在見られる様々な品種の元になっている金魚ですよ。
赤と白の紅白模様を持つ更紗和金(サラサワキン)。和金から改良されたもので、尾びれが1枚のフナ尾だったものが、三つ尾や四つ尾になるのが特徴です。
吹き流し尾と呼ばれる長い尾びれが特徴のコメット。日本からアメリカへ渡った琉金(リュウキン)などの複数品種の自然交配で生まれたものです。Cometは彗星(すいせい)を意味しています。
朱文金(シュブンキン)は、緋ブナ、三色出目金、和金の自然交配から生まれたものと言われています。浅葱色(あさぎいろ)と呼ばれる薄い藍色と赤と黒の体色が特徴です。
比較的近年になって流通するようになった黄色い金魚。レモン和金、イエロー和金、ゴールデン和金などと呼ばれています。元は尾びれの長いコメット体型のものが主流でしたが、最近は尾びれの短い和金タイプのものが多くなっています。光の加減で金色に輝く金魚。まさに金メダル級の金魚ですね。