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イルミ&夜の特別展示

堀金・穂高地区
2021年11月13日

好評開催中の『光の森のページェント2021』は、夕方4時から夜9時までご覧いただけます。まだ明るい時間の淡い光も綺麗ですが、暗くなってからは電飾の色が色濃くなって一層鮮やかになります。

今年のテーマは〝アルクマと行く~信州の豊かな山並み~〟です。特大LEDパネルに現れたアルクマが、「信濃の国アルクマダンスバージョン」の曲に合わせて、信州の魅力を紹介しますよ。

そして、あづみの学校理科教室(実習室)の特別展示『トロピカル クリスマス』も、夕方4時からはナイトバージョンに変わります。部屋を暗くすることで、水槽が浮かび上がって見えるのです。

こちらは特別展示ではありませんが、常設展示の金魚水槽。金魚ちゃんだけは照明を落としておやすみモード。この雰囲気も結構人気があります。

夜間は時々餌をもらって元気に発電するデンキウナギ。写真のようにはっきりと点灯するのは、餌を食べた瞬間の電圧MAX状態の時。一瞬ですので、見逃さないでくださいね。

 

けもの塾

大町・松川地区

本日は夏に中止となってしまったけもの塾を再開催しました!

朝方寒かったので心配していましたがお天気にも恵まれ、温かな陽気の中フィールドワークを行うことができました。
こちらがけもの塾の塾長を務める今泉忠明先生。
「残念ないきもの辞典」を監修し、哺乳類の調査を幾度となく行ってきた動物学者でもあります。
先生と一緒に森へしゅっぱつ!
森の中には生き物がいっぱい。寒くなってきても昆虫が動いてるみたいです。
先生はアドバイスや解説はしてくれますが、探したり、記録していくのは参加者の皆さんです。
これなぁに、と先生に聞くだけではなく子供たちに考える機会を与えたい、とおっしゃっていた今泉先生。
まさにけもの”塾”ですね。
園内のフクロウの巣箱や
ホコリタケを実際に叩いて胞子をを出してみたり
捕食者が出したであろうペリットも見つかりました。
またここではエビフライのような形をした松ぼっくりが見つかりました。
みんなでなんでこんな形になったんだろう、と考え答え合わせをしていくとリスの食痕だと分かりました。

皆さんフィールドサインを探すのがどんどん上手になっていくように見えました。

自身で歩き、探し、気づき、考えるというのはフィールドワークならではの勉強法かもしれませんね。

足場が険しいところに来ましたね。何が見つかるかな。
なんと動物の骨が見つかりました。これはさすがに考えても何の骨なのか、なかなか答えが出そうにありません。先生曰くイノシシの骨だとか。
谷を辿っていると、アナグマの巣穴を見つけました。人通りが多いところにかかわらずつくられているから狐じゃないかも、などここでも様々な意見が飛び交っていました。
フィールドワークが終わったら最後はまとめ。
ついでに先生が持っている標本を見せてもらっていました。
午後からは先生のトークショー。
日本だけでなく海外の動物の話も聞けましたよ。
最後は子供たちからの質問ラッシュ。

生き物の専門家からお話を聞けるチャンス、なかなかないですもんね。

私もいきものが小さい頃から好きなので、こういうイベントに参加してみたかったです。参加できた皆さんがちょっぴりうらやましい!