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昨日本降りだった雨は19時頃からみぞれに変わり、今朝までに2~3㎝ほどの積雪になりました。公園は久しぶりに一面の雪景色です。暖かかった数日前とは一変、冬に逆戻りです。
そんな雪の中で咲いていたのはアセビです。第1駐車場の植え込みにありますが、毎日横を通っているのになかなか気づかないのです。少し前から咲いていたようですね。
こちらも第1駐車場で見つけたダンコウバイ。咲き始めのお花にシャーベット状の雪が積もりました。公園のあちこちでも、同じように咲き始めのダンコウバイを見つけました。
雪の中から顔をのぞかせているのはフキ。つぼみの状態は〝ふきのとう〟としても良く知られています。人気の高い春の山菜ですが、公園の中では採集しないでくださいね。みんなで観察しましょう。
そして野原では白梅も開花。色鮮やかな紅梅も良いですが、白いお花も素敵です。雪の中、4種類の新しいお花を見つけました。寒さが少し戻ってきましたが、春のお花の開花は止まらないようです。
久しぶりに雪が降りましたが、雪質は湿り水分を多く含んだ雪です。
早くも溶け始めてしまっています。
雪遊びが楽しめるのはアルプス広場のそりゲレンデです。こちらではまだそり遊びができますので是非ご利用ください。
公園の道中にも雪が残っている場所があります。お越しの際はスリップ等に十分ご注意ください。
野原西端のロウバイは開花が進んでいます。つぼみの時は顔を近づけて香りを嗅いだのですが、お花が開くとそばに寄るだけで香りが漂ってきます。
開花すると、いっそう蝋細工感が際立ちます。透明感のある花びらが独特の雰囲気を醸し出します。
紅梅も順調に開花。開花が進むと遠くからでも目立つようになりますよ。
ネコヤナギは雌雄異株(しゆういしゅ)です。赤い葯(やく)が目立つのは雄花。花粉を出すと黄色くなり、最後は黒くなります。あっという間に変化するので見逃さないでくださいね。
赤いお顔のピンクネコヤナギは、少しずつ黒ずんできました。もう少しするとネコヤナギのように開花します。花びらがないお花の咲き方も面白いですね。
水辺の休憩所南側園路沿いのマンサクとアカバナマンサク。くるくるリボンがすっかり伸びました。
花弁がくるくる巻いていた時より、黄色が少し薄くなったようです。
アカバナマンサクも同じように、開く前よりも赤色がやや薄い感じです。
こちらは自生種のマンサク。園芸種に比べると花が一回り小さいので、パッと見でもわかりますよ。園芸種よりも少し遅れて見頃になりました。
マンサクは園内各所にあります。野原の北側や段々花畑西側の斜面沿いなどでも見られます。散策しながら探してみてくださいね。
冬の渡り鳥、アトリが大きな群れをつくり始めました。
そろそろ故郷のシベリアへ向けて旅立つでしょう。旅の無事を祈るばかりです。
3月は誰しもが何かと準備に追われる時期ですよね。年度の際に忙しくなるのは人も自然も同じのようです。
先日に引き続き、そりゲレンデはアルプス広場のみご利用いただけます。
明日は雨予報なので、本日が今季最後のそりゲレンデでしょうか・・・。
いつもお馴染みの〝ちーたん〟は、昨日と今日、2日続けて遊びに来てくれました。河畔の広場のマシュマロドームの横では、高所作業車によるケヤキの剪定作業。ちーたんのジャンプで届くかな?
穂高口近くの冒険の森でも遊びました。ぐらぐら揺れる丸太の遊具も、ロープをしっかり掴んで上手にわたります。ターザンロープも挑戦しましたが、あまりお気に入りではなかったようですよ。
段々原っぱ一画のクロッカスは、ここ数日でたくさん咲きました。クロッカスの花の寿命は短く、4~5日ほどです。まだこれから芽を出すものもありますが、早めに見てくださいね。
そして段々池では、ヤマアカガエルの卵を見つけましたよ。ヤマアカガエルは、公園で最も早く産卵するカエルです。春の暖かい雨が刺激になり、冬眠から覚めて産卵をするようです。
ヤマアカガエルの卵を見ていると、ミズカマキリが泳いできました。じっと見ているとメダカも集まります。水はまだまだ冷たいですが、池の中でも生きものたちの活動が始まっているのですね。
気温が上がり、暖かい日が続いています。園内の生き物たちも活発になってきました。
写真はオオアカゲラ。葉が落ち、見通しのいい林内ではすぐ目につきます。
季節の移ろいを見逃さないよう、目を光らせていきたいですね。
先日ついに入口広場のそりゲレンデも使えなくなってしまいました。
現在雪遊びができるのはアルプス広場のそりゲレンデのみとなっています。
しかし3連休までには溶けてしまうと思いますので、ご利用の場合はお早めに。
先週末から気温が上がり始め、今週はさらに暖かくなっています。ぽかぽか陽気に誘われて、虫たちも動き始めましたよ。フクジュソウの写真を撮っていると、ブーンという羽音が聞こえました。
やって来たのはセイヨウミツバチ。脚についているのは花粉団子です。フクジュソウは蜜がありません。代わりに花の中央に熱を集めることにより、虫たちが集まるようになっているのです。
今年最初の紅梅のお花にやって来たのはニホンミツバチです。セイヨウミツバチは腹部が茶色いのに対し、ニホンミツバチの腹部は黒い部分が目立ちます。数が少なくなっている貴重なミツバチです。
蝶も飛び始めました。見つけたのはキタテハです。出現時期により夏型や秋型がありますが、翅が赤茶色をしているのは秋型。成虫で越冬してこの時期に現れたのです。それにしても綺麗ですね。
月曜の休園日には、あづみの学校の屋外水槽掃除も行いました。虫たちが出てくるだけあって、Tシャツ1枚での作業になりました。1週間前とは大違いです。いよいよ本格的に春に突入ですね。