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休園日の今日は曇りの1日。先週からお天気が悪かったり気温が低い日が続いていますが、段々池ではカキツバタが見頃になっていますよ。曇っていてもお花が咲いていると良いですね。
少し前から池に遊びに来ているカルガモさん。あまり人が多いと飛んで行ってしまいますが、休園日はのんびりモード。穏やかな水面をスイスイ泳いでいます。
先週から出現しているオオルリシジミですが、探してもなかなか見つかりません。気温が低いせいか、まだ羽化が進んでいないようです。気温が上がれば増えるかもしれませんね。
代わりに池の周辺でたくさん見られるのはベニシジミ。オレンジ色の可愛いシジミチョウです。
一方こちらは、あづみの学校で繁殖したキセキレイです。巣立ったヒナが理科教室の裏側でウロウロしています。尾羽が短いので、親鳥のようにお尻フリフリが出来ませんね。まだ親から餌をもらっていますが、しっかり飛べるようになれば独り立ちしていきますよ。
薄いピンクのお花はタニウツギ。名前の通り山地の谷間などに自生します。撮影しようと近づくと足元でアマガエルがピョン。せっかくなのでモデルになってもらいました。
するとこのお花が気に入ったようです。「きょうから ここに すむよ」
花の基部にある萼片が、羽根付きの羽根に似ていることから名づけられたツクバネウツギ。
長い花柄でぶら下がって咲いているのはツリバナ。マユミやニシキギと同じニシキギ科の仲間です。
こちらもぶら下がって咲くサラサドウダン。ハナムグリが花の中に潜っていることもありますよ。
人里近くの林に見られるアヤメ科のシャガ。古くに中国から渡来したといわれています。この時期はたくさんのお花が咲いています。季節のお花を探しながら歩いてくださいね。
今日はお馴染み〝ちーたん〟と、久しぶりに遊びに来てくれた〝ルビーちゃん〟が遭遇しましたよ。お友達の2人は、段々池の周りに出現し始めているオオルリシジミを一緒に見ましたよ。
カエルが大好きな〝カエラー〟の2人。ちーたんは「カエルのピクルス」、ルビーちゃんは「ガマくん」のぬいぐるみがお気に入りです。お互いのぬいぐるみも気になるのです。
2人がいる真後ろにはメスのオオルリシジミがいました。お昼頃に交尾をしているのを、ちーたんは見たそうです。その後オスは飛んで行って、メスはハルジオンのお花にとまっていました。
翅の黒い縁取りが太くて、黒斑があるのがメスの特徴です。オスはメスを探して活発に飛び回りますが、メスは比較的じっとしているようですね。やはりお花にとまっているのが絵になります。
近くのサワフタギの葉の上にはトラフシジミがいました。写真では翅の表面は薄紫色ですが、光の当たり具合で青く輝いて見えるそうですよ。今度見つけたら、青く写るようにチャレンジです。
園内のヤマツツジ、レンゲツツジが見頃です!
個人的にお勧めしたい場所は大草原の家の裏にある彩り(いろどり)の森です。
新緑に映えるツツジたちをお楽しみください。
まだ羽毛がほとんど生えていない生まれたばかりの小鳥のヒナ。シジュウカラのヒナちゃんです。まだ開いていない大きな目と黄色いくちばし、「ごはん ちょうだい」のポーズが可愛いですね。
ヒナちゃんたちがいるのは、第1駐車場バス停の看板の中。毎年この場所で巣作りをしています。
2日ほど前までは孵化していませんでした。お母さん?が卵を抱いていましたよ。親鳥がいないときに覗くと、卵は9個ありました。ヒナちゃんの数は7羽?孵化しない卵もあるのです。
ヒナが生まれると親鳥は餌運びに大忙しです。イモムシをくわえているのはお父さんのようです。胸の黒い線がオスはメスよりも太いことで見分けます。ヒナたちのこれからの成長が楽しみですね。
一方こちらは少し前に紹介したキセキレイのヒナ。あっという間に大きくなっています。巣立ちも近いようですね。初夏は鳥たちの繁殖の季節。新しい仲間たちがたくさん増えていきますよ。
今朝、オオルリシジミを1頭見つけました。昨日は2頭見たという情報もあったので、昨日もしくは一昨日辺りから羽化が始まったようです。今年もオオルリシジミシーズンが始まりましたよ。
オオルリシジミは、かつては東北から関東・中部にかけてと九州地方に分布していましたが、幼虫の食草であるクララが減少したことにより各地で絶滅、見られなくなりました。
現在は安曇野を含む長野県の一部と、九州の一部にしか生息していません。生息数が少ないことから環境省の絶滅危惧種に指定されていて、今年からは安曇野市の天然記念物にも指定されました。
公園では5月中旬から6月上旬にかけて、段々池周辺で見ることが出来ます。保護の対象なので絶対に捕獲しないでくださいね。来週にはたくさんのオオルリシジミが見られそうです。
現在池の周りには、キバネツノトンボもたくさん飛んでいます。トンボではなく、ウスバカゲロウと同じアミメカゲロウ目に分類されます。オオルリシジミと一緒に観察してくださいね。
先日1株しかないとご紹介した黄色いレンゲツツジ。もう1株ありました。うっかり忘れていましたよ・・・。花付きが良くないのでちょっと残念ですが、鮮やかできれいですね。
段々池にはカキツバタも咲いています。乾燥した場所を好むアヤメとは異なり、湿った場所に生育します。花弁に白い線が入るのもカキツバタの特徴。白花種も咲いています。
池の上段、展望テラス北側のオキナグサは、花もほぼ終わり種が付き始めています。翁(おきな)の白いひげに例えられる種の綿毛。花からふわふわの種へと変わる経過も観察できますよ。
段々池の周辺にも生えているトチノキ。円錐花序と呼ばれる独特の形の花が咲き始めています。木も大きく花も葉も特徴があるので、覚えれば遠くからでもよくわかりますね。
園内各所で見られるナナカマド。秋の紅葉や赤い実がよく知られていますが、今の時期に白いモコモコのお花を咲かせるのです。縦長のトチノキとは異なる扁平なお花は、複散房花序と呼ばれます。
個人的にですが新装備を導入しました。対象物に35mmまで近付いて撮れる、マクロレンズです。
ガラスにぶつかり、脳震盪を起こしていたスズメバチを撮ってみました。※スズメバチに刺激を与えると刺される恐れがありますので絶対にマネしないでください。
毛までくっきり写ります。
今後もいろいろな風景を皆様にお見せできるよう精進したいと思います・・・!
最近公園に出入りしているツバメの夫婦ですが、巣作りが難航している様子。
手を貸してあげたい気持ちでいっぱいですが、繫殖は自力で乗り切らなければなりません。がんばれ~!
今朝早くは雲に覆われていた北アルプスですが、開園の時間になると綺麗に姿を現しました。常念岳から蝶ヶ岳の尾根の残雪も、少しずつ薄くなっています。
写真中央にある常念岳山頂付近の雪形〝常念坊〟は、雪解けが進んで形が崩れてしまいました。常念坊が消える頃に、その左側に3本刃の〝万能鍬(まんのうぐわ)〟が現れ始めます。
常念岳の南に位置する蝶ヶ岳の尾根の左端には、雪形〝白蝶〟も見え始めています。公園では5月中旬頃からオオルリシジミが出現します。絶滅危惧種の貴重な蝶を迎えているようですね。
雪形の出現にあわせて開催しているのが『農作業車ミニカー展示』です。安曇野では常念坊が出現する頃から、田植えの準備が始まります。雪形を背景に行う田植えは、安曇野の風物詩です。
期間中に新しいトラクターや農機具も増えてました。写真中央は〝回転式まぐわ〟をけん引しています。日本のまぐわ(馬鍬)は田起こしや代掻きを行う道具ですが、回転式は海外ならでは?
トラクターのミニカーはほとんどがドイツ製です。8輪タイヤのトラクターも日本では見かけませんね。農作業車ミニカー展示は、あづみの学校ギャラリーで6月5日まで開催していますよ。
水辺の休憩所前の池のほとりには藤棚があります。現在フジの花がちょうど見頃になっていますよ。写真は一昨日に撮影したものです。
ズームして、北アルプスの蝶ヶ岳とコラボしてみました。
さらにズーム。紫色の可愛いお花がたくさん。咲き始めは花序も短いのですが、日に日に下へと延びて花数も増えていきます。
明るい朱色の花はレンゲツツジ。信州では、牛や馬を放牧している高原でよく見られます。これは毒のあるレンゲツツジを牛や馬が食べないので、増えて群生するそうですよ。
展望テラスの北側には、黄花のレンゲツツジも1株だけあります。キレンゲツツジとも呼ばれます。チューリップはほぼ終わりましたが、初夏の公園は樹木や山野草のお花がたくさん咲いていますよ。