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あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』。ニホンアマガエルの色違いが勢揃いです。緑色や灰色(茶色)は、自然でも周囲の環境にあわせて体色を変化させます。左側の青や黒の個体は、以前も紹介した突然変異による色素異常です。
ニホンアマガエルの顔を良く見ると、鼻から目を通り鼓膜にかけて黒い線があります。この線があると間違いなくアマガエルですが、田んぼで見られる緑色のカエルには、この線が無いものもいます。
それがシュレーゲルアオガエルです。大きい方がメス、小さい方がオスです。繁殖期に出会うと「だいすきー」としがみつきますよ。アマガエルの鳴き声は「クワックワックワッ・・・」、シュレーゲルアオガエルは「キリリリリ・・・」と高い声が特徴です。
シュレーゲルアオガエルにそっくりなのがモリアオガエル。シュレーゲルアオガエルは黒目の周りの虹彩(こうさい)が黄色く、モリアオガエルは虹彩が赤いのが特徴です。「カララ・・・コココ・・・」と低い声で鳴きます。
全然違う種類に見えますが、こちらもモリアオガエルです。長野県北部や中部に分布するものは模様の無い無紋(むもん)型ですが、長野県南部や愛知県、静岡県などでは模様のある有紋(ゆうもん)型が見られます。体の大きさも無紋型よりも有紋型の方がひとまわり大きくなる特徴がありますよ。