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今日は久しぶりに〝おたまくん〟が登場。連日暑い日が続くので、水遊びに来てくれましたよ。清流「烏川」の水を引き入れているので、足を入れるとひんやり気持ちいいのです。
池に入っておたまくんが見つけたのはオコイムシ。メスが産んだ卵をオスが背中に乗せて守ります。他にもゲンゴロウの仲間やミズカマキリ、タイコウチなどの水生昆虫が棲んでいますよ。
滑り台が大好きなおたまくんは、池の滑り台にも夢中です。滑り始めはドキドキ、ワクワクの表情。
下まで滑ると笑顔満開。何度も滑って大満足なのでした。
帰り際には、満開のサンパチェンスも見ましたよ。水上花壇はお花がいっぱい。サンパチェンスに負けない笑顔を見せてくれました。
公園に来て、最初と最後に寄るのが理科教室です。カエルはもちろん、お魚や生き物が大好きなおたまくん。特別展示の金魚もすぐに気に入ってくれました。長い夏休み、また遊びに来てね。
展望テラス北側にある大きなキリ(桐)の木。桐材は軽くて狂いが少なく、湿気を通さない特徴があります。古くからタンスや下駄などに利用されています。
見上げると大きな葉がぎっしり。
こちらは幹の根元から出てきた「ひこばえ」の葉。手と比べると、大きさが良くわかります。まだ若い木の葉は特に大きく、縦横60㎝ほどにもなるそうです。〝トトロ〟の傘みたいですね。
こちらはお猿さんに折られた、1.5mほどのホオノキの枝。大人の猿は体重も重く力もあるので、結構な太さの枝でも折ってしまいます。
朴葉料理にも使われるホオノキの葉。葉はまだ成長途中です。大きなものは、1枚の長さが40㎝ほどにもなりますよ。お皿替わりに使われるのもわかりますね。
開園前、段々池の「ウォーターアドベンチャー」に子猿ちゃんがいました。日中だと怒られるので、人がいない早朝に遊んでいたようです。全身ずぶぬれ状態。どうやら池ポチャしたみたいですね。
同じ段々池にある「サンパチェンスの水上花壇」。夏の日差しと毎日のように降る雨のおかげで、順調に大きくなっています。こちらはお猿さんには興味がないようで、いつも素通りしますよ。
池の縁のクララの植え込みには、ユウスゲも咲いています。夕方から翌朝にかけて花が開くので、朝早い時間はまだ咲いている様子が見られます。この場所のユウスゲの草丈は低めです。
一方、段々花畑のユウスゲはとても背が高くなるのが特徴。写真で見てもわかるように、カメラ目線よりもずいぶん上の方で咲く花もあります。場所によって生育状態が違ってくるのですね。
先日〝シルバーズ〟の皆さんが植えてくれた野原のケイトウ。茎の先端には花芽が出ています。まだまだちびっ子ですが、黄色と赤の小さな花がとても可愛らしいですよ。
あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナー。カブトムシやクワガタなど、あづみの公園で見られる昆虫を展示しています。夏は虫たちがたくさん出現します。少しずつ展示の種類も増えていますよ。
段々花畑や段々池周辺の草むらに多く生息しているのがキリギリスです。オスは「ギー、チョン」という声を出してメスを誘います。実際は翅をこすり合わせて音を出しているのです。
キリギリスに似ているのはヤブキリ。全身が緑色で主に樹上で生活します。生息する地域によって鳴き声が違うと言われています。公園のヤブキリは「キシキシキシ・・・」と聞こえますよ。
定番のカナブンやハナムグリたち。餌の昆虫ゼリーが残り少なくなると餌場から離れますが、新しいゼリーを入れると、あっという間に集まってきます。おいしい匂いには敏感なのです。
そして、夏休み限定で置かれているのは「カブトムシ・クワガタ缶バッジ」のガチャガチャです。もちろんあづみの公園オリジナル。全5種類のコンプリートを目指してチャレンジしてくださいね。
昨日の朝に出会ったお猿さん。画像をパソコンで見てから分かったのですが、子猿ちゃんの左目が白く濁っていました。最近、目に障害のあるお猿さんが増えているような気がしますよ。
こちらは木陰で赤ちゃんに授乳中です。この時期が一番可愛いですね。
年上のお猿さんについていく子猿ちゃん。たくさん遊んでもらったかな?
フェンスを上るのは得意なお猿さんですが、赤ちゃんがいるので隙間を見つけて出入りします。赤ちゃんは一生懸命お母さんについていきます。時々お母さんから離れて一人遊びもしますよ。
小川に入ったお猿さんが口にしているのはバイカモです。先日テレビで上高地に生息するニホンザルを特集していました。特に冬の厳しい環境の中、川魚を捕らえて食べるそうです。さすがに公園に現れるお猿さんは魚を食べませんが、木の皮や池に生える藻、川虫など、上高地のお猿さんと同じ餌を食べています。公園でお猿さんを見かけたら、少し離れて観察してみましょう。
段々花畑や段々池周辺ではオミナエシが咲いています。大きなものは大人の胸くらいの高さまで成長します。秋の七草のひとつですが、暑い夏から花を咲かせていますよ。
ミソハギも段々花畑で咲き始めました。元は段々花畑に植えたものですが、種が移動して段々池や下流の小川沿いにも生えるようになりました。湿った場所を好むので、水辺はちょうどいいようです。
チダケサシも見頃です。少し前に咲いたアスチルベよりも、自生種の方が細長く華奢な感じです。乳茸を茎に刺して持ち帰ったのが名前の由来と言われています。でもそんな強度はなさそうですね。
カワラナデシコはピンク色が普通に見られますが、中には白花が咲くものもあります。カワラナデシコの別名はヤマトナデシコ(大和撫子)。白花の方が大和撫子っぽくありませんか?
以前にも紹介した段々花畑のカライトソウ。お花がいっぱい咲いて重そうです。もし猫ちゃんを連れてきたら、たくさんの猫じゃらしに大興奮しそうですね。
里山文化ゾーンの棚田エリアでは、ヒマワリが一部咲き始めました。〝おにぎり山〟を背景に、元気なヒマワリが並んでいます。ヒマワリが咲いているのは、岩原口と堀金口を結ぶ園路のちょうど真ん中あたりです。
例年は園路の下側にある〝ヒマワリ迷路〟ですが、今年は先程のヒマワリ畑の上の方にできました。迷路のヒマワリはまだ少しですが、遊んでいただけますよ。
こちらのジニアもヒマワリ畑の近くです。すでにたくさん咲いていますよ。園路下の元ヒマワリ迷路の場所も、今年はジニアの花壇になっています。ヒマワリと一緒に見てくださいね。
堀金口近くのジニアは咲いていますが、例年に比べ花は少ないようです。
堀金口からサンクチュアリに向かう途中には、数種類の花色のフサフジウツギ(ブッドレア)があります。紫や濃い紫、白の他に黄色いお花もありました。黄色だけ花が玉状になっていましたよ。
あづみの学校理科教室のヤマメを飼育している屋外水槽。部屋の中から外を見ると、正面に1本のコナラの木があります。少し遠いですが、カブトムシが集まっているのが見えるのです。
外に出て撮影。最初樹液を独占していたのは大きなペア。後からやって来た赤い小さなオスが果敢にも挑み、餌場を奪っていましたよ。餌場をめぐっては、終始小競り合いが絶えないのです。
木の裏側にも樹液の出る餌場がありました。こちらにはヒメスズメバチもいました。かなり近いですが、樹液の出る場所が別々なので無駄な争いはしないようです。
近くにあるソヨゴの枝には、争いに負けて木から落ちたカブトムシがしがみついていました。またここから飛び上がって、樹液の出る場所へと戻っていくのです。
今日見つけた最も小さなカブトムシ。ちょこんとした小さな角が可愛いですね。幼虫の時に餌の栄養が少ないと、小さな成虫になります。小さくても元気いっぱい、他のカブトムシと変わりませんよ。
多くの学校が夏休みに入りました。子供代表、お馴染みの〝ちーたん〟も遊びに来てくれましたよ。今日から理科教室で始まった、メダカと金魚の特別展示を見学した後、園内を散策です。
ヤナギの木で見つけたのはノコギリクワガタ。最初は「いいよ、いいよ、触らない」と言っていたちーたんですが、勇気を出して掴んでみました。初めてのノコギリクワガタは、すんなりクリアです。
段々花畑のウスゲヤナギランは綿毛の種をつけています。今日は風があったので少し舞っていましたが、ちーたんが茎を揺らすと一気にブワ~と飛んでいきました。風下注意です。
歩きながらセミの抜け殻をたくさんゲット。現在公園ではニイニイゼミの他に、エゾゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシなどが鳴いています。森の中ではセミの大合唱が響いていますよ。
一番小さいのはニイニイゼミの抜け殻。左側の抜け殻はアブラゼミ。右の最も大きな抜け殻はエゾゼミです。公園のセミの抜け殻、全種類コンプリート出来るかな?みんなも探してみてね。
あづみの学校理科教室(実習室)では、7月23日~8月21日までの期間、夏休み特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』を開催します。
メダカの仲間では、日本に生息するメダカを改良した変わりメダカの他に、熱帯地域に生息する卵生メダカや観賞魚でお馴染みのグッピーなどの卵胎生(らんたいせい)メダカを展示します。
こちらは卵生メダカの仲間〝ノソブランキウス・ラコビー〟。派手な体色が目を引きますね。
実習室では普段から金魚の常設展示がありますが、2台水槽を増やして展示します。春の特別展示で登場した桜金魚たちも復活しますよ。
子供達に人気の高い、水泡眼(スイホウガン)と頂天眼(チョウテンガン)。ユニークな金魚たちも仲間に加わり、夏らしい特別展示になりました。夏休み、家族みんなで見に来てくださいね。