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あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』は、今日が最終日でした。曇り一時小雨のお天気でしたが、たくさんのお客様にカエルたちを見に来ていただきました。
いつも水の中でお尻を見せているマルメタピオカガエル。水面で息をするときも後ろを向いていましたよ。そのほかの熱帯地域のカエルたちも、特別展示が終わればみんな裏方に戻ります。
シュレーゲルアオガエルも、扉に張り付いてお腹とお尻を見せています。日本のカエルたちは、元々お隣の部屋で展示していたものです。特別展示が終わっても見ることが出来ますよ。
ちゃんと挨拶をしてくれたのはアズマヒキガエルだけでした。「たくさん見に来てくれて、ありがとケロッ」と、名残惜しそうな表情です。本当はここだけの話、外に出たいだけなのですが・・・。
閉園後、照明が消えた理科教室。明日は休園日なので、カエルたちも少し休息できそうですね。次は夏休みになったら、新しい特別展示が待っていますよ。お楽しみに!
梅雨の時期に咲き始めるネムノキ。雨が降っているとなかなか外に出ないので、いつも気が付いたら咲いているのですが、晴れ続きの今年は開花2日目の写真を撮ることが出来ました。
ヤマアジサイに続きガクアジサイも咲き始めました。アジサイは周りが装飾花で、中央にあるのがお花です。この小さな花が咲き始めると虫たちも集まってきます。
ノアザミは花の下側の総苞片(そうほうへん)がネバネバしていて、葉には鋭い棘があるちょっと癖のある植物。写真撮影をするときに触れると、必ず痛い思いをします。
ヨーロッパ原産のブタナ。タンポポに似ていますが、花茎が長く伸びる特徴があります。個人的には好きなお花ですが、増えすぎると芝を枯らしてしまうこともあるそうです。
ウスゲヤナギランの花壇で一緒に咲くのはクサレダマ。マメ科の落葉低木であるレダマに似て、草本であることが名前の由来。でもレダマって何?という人も多いのではないでしょうか・・・。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』は、終了まであと2日となりました。「見なかったら噛みつくぞ!」と言っているのは、ファンタジーツノガエルです。
手前はヤマアカガエル。公園の段々池でも毎年繁殖をします。後ろはトノサマガエル。公園にはいませんが、安曇野市街地の田んぼではたくさん見られます。
ヤマアカガエルのオタマジャクシを展示していると、カエルに変態する過程が観察できます。オタマジャクシに手足が生えて、しっぽは体に吸収されます。鰓(えら)呼吸から肺呼吸に変わりますよ。
渓流に生息するカジカガエル。「フィフィフィ・・・」ときれいな声で鳴きます。同じ渓流に生息するお魚のカジカとよく間違われますが〝カジカが鳴く〟というのはカジカガエルのことです。
アカトマトガエルに人気を奪われがちなサビトマトガエル。トマトというよりはシイタケっぽい? カエル展は7月3日まで。個性あふれる仲間たちがお待ちしています。見逃さないでくださいね。