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穂高口前の見晴らしの丘では、ケイトウの花が成長していますよ。今日は雲が多めながら、午後からは晴れ間も広がりました。太陽が顔を出したタイミングで写真撮影です。
ケイトウの成長とともに、雑草も同じように伸びます。草に埋もれてくるとケイトウの赤や黄色が目立たなくなります。
そこで活躍するのが〝草取り戦隊 シルバーズ〟の皆さん。まずは花が咲き始めたばかりのアゲラタムの所から草取りです。アゲラタムを折らないように気を使っての作業は、時間がかかりますよ。
アゲラタムは、熱帯アメリカ原産のキク科の多年草です。寒さには弱いので、日本では1年草として扱われます。早い時期に種をまくと、夏から秋にかけて長く花を楽しめます。
こちらは穂高口南側のコキア。成長には差がありますが、一番大きいものは110㎝ほどに成長していました。もっと大きくなるでしょうか?秋に赤くなるのも楽しみですね。
夏休みの昆虫採集。網を持った子供たちのほとんどが、段々原っぱや野原で虫探しをしていました。段々花畑では、あまり見かけませんでしたよ。そう、お花には虫たちが集まるのです。
最初の写真。見頃のオミナエシには、コアオハナムグリがたくさん集まっています。日向の花よりも、日陰の花に多く見られます。熱中症対策?オトコエシにもコアオハナムグリが集まります。
オミナエシの蜜を吸っているのはオオウラギンヒョウモン。表翅の先端が黒いのでメスのようです。まだ数は少ないですが、フジバカマの花が咲くようになると、たくさんの蝶が集まります。
夏もそろそろ終わりですが、段々花畑ではキリギリスの姿も見られます。夏の間、花畑中段の斜面の草むらで鳴いていましたが、最近は最上段のウスゲヤナギランの花壇で声が聞こえてきます。
コンテナに植えられたお花にも蝶がやってきます。こちらはミヤマカラスアゲハ。羽ばたきながら蜜を吸っているので、なかなか良い写真が撮れません。光の加減で翅の光沢も違って見えますよ。
段々花畑では、山野草の花が咲いています。1種類だけでもきれいですが、他の花と一緒に咲いていると、両方が引き立って見えます。最初は一番多く咲いているオミナエシとミソハギの共演。
ヒオウギとコウゾリナの花。ヒオウギは葉が平安時代の扇「檜扇(ひおうぎ)」に似ることが名前の由来。剃刀菜または顔剃菜と書かれるコウゾリナは、茎や葉のざらざらした毛が名前の由来。
夏の間ずっと咲き続けていたユウスゲとオトコエシの共演。黄色いオミナエシは女郎花、白いオトコエシは男郎花。オトコエシの方が男性的な印象があるようです。
こちらはオトコエシとヤマハギの共演。ヤマハギは単にハギとも呼ばれます。秋の七草のひとつですが、7月の頃から咲いています。
黄色いキンミズヒキとミソハギの共演。キンミズヒキは、種が動物の体に付いて遠くへと運ばれる〝ひっつき虫〟の仲間です。たくさんの山野草を楽しむなら、段々花畑がお勧めですよ。
あづみの学校理科教室の住人、ヤマアカガエル。1匹だけで水受けに入っていることが多いのですが、時々3匹で仲良く入ります。カエルはお腹の皮膚から水分を吸収しますよ。
トノサマガエルもぎゅうぎゅう詰め。5匹が飼われているのですが、3匹入るのが限界ですね。カエルたちは水受けの中でおしっこや糞をすることもあるので、毎日水替えをします。
昆虫展示のハナムグリたちも仲良しです。餌が古くなると土の中から出てこなくなりますが、新しい昆虫ゼリーに変えると一斉に集まってくるのです。ハナムグリサークルの出来上がりです。
ノコギリクワガタのメスは、オスと違って激しく争いません。餌が乾燥したり散らからないように、ゼリーのフィルムに切れ込みを入れてあります。ずっと中に潜り込んでいる贅沢な個体もいます。
あまり仲良くなりたくないのは、ハリガネムシです。カマキリやキリギリスなどの肉食性の昆虫の体内に寄生します。繁殖期には宿主を水辺へと誘導して、体外へ出て水の中に戻る習性がありますよ。
里山文化ゾーンのキバナコスモスは見頃を迎えてます。岩原口南側では花が増えて、オレンジ色がかなり濃くなりました。“AZUMINO”のロゴも、下の方が花に埋もれています。
今日は晴れのち曇りの天気予報だったので、開園前に撮影しました。雲が多めでしたが、少し青空も見えていましたよ。岩原口から棚田手前までは、一様に見頃状態が続きます。
棚田エリアを上段まで登ると、上の方ではまだ咲き始めの状態です。下の方から種をまいているので、上まで咲くには時間差ができるのです。
さらに最上段の展望広場には〝二連ブランコ〟があります。キバナコスモスと安曇平を見下ろして乗るブランコは、気分爽快です。大人も乗れるので、頑張って上まで上がってくださいね。
棚田エリアを下まで降りると、ジニア畑が広がります。色とりどりのジニアも見頃です。
ジニアとキバナコスモスとソバの花の三重奏。どこを切り取っても「映える」写真が撮れそうです。
『サンパチェンスの水上花壇』のある展望テラスの池。先週末で終了した〝ニジマスのつかみ取り体験〟で余ったニジマスが残されていました。
運良く?食べられなかったニジマスは27匹。樽に入れて軽トラで運び、あづみの学校裏にある予備水槽に搬入しました。水温は15℃位です。
籠の中で体が擦れているので、細菌感染を起こすことがあります。予防のために薬を入れると、飼育水が黄色くなるのです。
さらに水質や温度変化による白点病などの寄生虫予防のために、塩も入れておきます。 キンギョやコイ、熱帯魚の治療にも塩は良く使われます。
結構ドサーッと入れますよ。水量の0.1~0.3%、場合によっては0.5%入れることもあります。病気が出ずに元気になったら、理科教室の屋外水槽に入るかもしれませんよ。
あづみの学校の横を流れる小川沿いでは、ツリフネソウが咲き始めました。〝釣舟草〟の名前は、花の形が「帆掛け船を吊るしたように見える」または「花器の釣舟に似る」などの由来があります。
ツリフネソウの写真を撮っていると、必ず視界に入るのがアマガエルです。ツリフネソウが生える、水辺の湿った環境がお気に入りのようです。小さな羽虫もいるので餌にも困りません。
いろんなポーズをとってもらいました。
こちらはツリフネソウの蜜がお目当てのトラマルハナバチです。花の後方にある距(きょ)と呼ばれるクルッと巻いた部分に蜜があるので、そこまで届く長い吻を持っているのです。
小川の中にはバイカモも茂ります。紅紫色のツリフネソウと白いバイカモの花のコラボレーションも良いですね。あづみの学校芸術教室横の扉から出ると、すぐの所に咲いてますよ。
現在見頃のノリウツギ。お花の中に何かいますよ。わかりますか?
可愛いアマガエルさんです。樹木の枝にいることは多いのですが、花の上に乗っているのはそう多くはありません。特等席でお花を満喫しているようですね。
こちらもノリウツギのお花。今度はどこにいるのかな?
手前の枝にいましたよ。後ろ向きで、ぷっくりしたお腹が可愛いですね。
さらにノリウツギ。難易度がアップしましたよ。
お花の下に隠れていました。みんなお花見のようですが、実はノリウツギの花に集まる虫たちが目当てのようです。カエルさん曰はく、「飛んで花に入る夏の虫」だそうですよ。
先日21日(日)をもって「夏のアルプス大冒険」、「サマーイルミネーション」が幕を閉じ、気づいたら夏ももう終盤。なんだか切ない気持ちになります。
さて、園内のオオヤマザクラは既に色を変え、徐々に紅葉が美しい秋へと向かっているのが分かります。
タマゴタケも顔を出し始めました。
公園にも少しずつ秋の風景が見え始めています。
9月も涼しくなった秋の公園をより楽しめるイベントが盛りだくさんですので、ぜひまたあづみの公園へ遊びに来てくださいね!
里山文化ゾーンのキバナコスモス。岩原口から棚田エリアまでの2.5ヘクタールに、80万本の〝ドワーフカーペットレッド〟が植えられています。今年の生育は順調ですよ。
最初の写真の一段下から撮影。右上が岩原口方面です。午後は北向きや東向きに撮影すると、きれいに撮影することが出来ますよ。
見頃のジニア越しのキバナコスモス。さらに奥には、白い花のソバ畑も望めます。いろんなお花のコラボレーションが楽しめますね。
岩原口南側の開花が一番進んでいます。早くも見頃の状態ですよ。お花目当てに、ワンちゃんのお散歩に、コスモスに集まる虫たちの観察に、ぜひご覧くださいね。
こちらは棚田エリアのヒマワリ畑。ご覧の通り、お花は終わっていまいました。ヒマワリ迷路も21日で終了しました。たくさんのご利用、ありがとうございました。