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秋が深まるにつれ、園内の木々も実をつけ始めました。
小鳥たちは待っていました!というように木の実へ群がります。表紙の写真はイチイを食べるヤマガラ。足で押さえて器用に食べます。
この時期になると園内のいたるところで「コンコンコン・・・。」とヤマガラがエゴノキの実の殻を割る音が聞こえます。
調べたところエゴノキの実は殻に毒があるそうで・・・。
ヤマガラは殻を割って食べやすくしているだけではなく、毒を回避するために割っていたのかもしれませんね。
秋になるとヤマガラやシジュウカラのようなカラ類に加えメジロやエナガ、キツツキの仲間同士が集まり「混群」を作るようになります。
季節が進むにつれ餌の確保は難しくなり、身を隠せる樹木の葉も落ちてしまいます。
彼らは同じ種類の仲間だけでなく、違う種類の鳥たちとも群れをつくることで少しでも生き延びる確率を上げているのかもしれませんね。
穂高口南側のコキアは紅葉が進み、かなり赤くなりました。緑の芝生の上に、真っ赤なコキア、背景の樹木と青空とのコントラストも素敵ですね。メルヘンな雰囲気がしますよ。
全部がまん丸モコモコではなく、中には割れてしまっているものもあります。雨や風の影響?お猿さんの「ケツ圧」の可能性もありますよ。何度かイタズラしているのを見たことがあります。
穂高口前の見晴らしの丘。ケイトウは見頃過ぎになっています。遠くから見ると綺麗ですが、近くで見ると花が終わって傷んでいるものもあります。
穂高口の目の前は、紫色のアゲラタム。こちらは見頃が続いています。紫の花と緑の葉っぱのカーペットが広がりますよ。
野の休憩所北側のコリウスは、久しぶりの登場です。暑い夏の時期に成長し、花を咲かせるものもありました。最近は少し色が落ちてきたようです。コスモスと一緒に見てくださいね。