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公園のソヨゴにアオバトが潜んでいました。
アオバトは緑色の美しいハトで、当園ではあまり見かけない珍客。また、海水を飲むことで有名な鳥です。
落葉シーズンとなりましたが、ソヨゴのような常緑樹は通年で葉を落としません。
こういった常緑樹は、葉が落ちてしまう冬でも野鳥たちが身を隠すことのできる貴重な場所になります。
別の場所ではシジュウカラがアカマツの実を食べていました。
シジュウカラのようなカラ類は木の実や種子が大好き。
その上冬でも葉を落とし切らないアカマツは身を隠すのにうってつけ。
冬季の松の木は好物の「実」をゲットでき、本人は「身」をかくすことができる、小鳥たちのオアシスですね()
また、葉を落とす落葉樹でも野鳥の姿を見ることができます。
葉の落ちたカラマツではエナガがわずかに残った実や、樹上にいる虫を食べていました。
目立つ場所に出るというリスクを冒して餌を探す子もいるようですね。
また葉が落ちることで見つかるものがあります。これはウスタビガという蛾の繭。
昨年も紹介したこの提灯のような繭ですが、今年は繭も成虫も少ないように感じます。
こちらがウスタビガの成虫(♂)。あの小さな繭から秋色の美しい蛾が出てくるのです。
彼らのシーズンは11月上旬~中旬で終わってしまうので、もう見ることはかないません。
1年間のうち、晩秋から初秋のわずかな時期にだけ現れる魅惑の蛾です。
間もなく落葉も終わりやがて雪が降ります。
季節ごとに変わる生き物たちの営みを見逃さないよう、私もより目を光らせようと思います!
あづみの学校の芸術教室では、11月26(土)・27(日)の2日間、「光るミニクリスマスツリー」の体験を実施しますよ。各日定員は15名、料金は500円です。
真っ暗だとわかりづらいですが、薄暗いとツリーと電球の灯りが楽しめます。受付時間は10:00~11:00、13:00~15:00。先着順になりますので、お早めにどうぞ。
昭和30年代の古民家を再現した社会科教室。囲炉裏のある部屋では、公園パートナーの紙芝居を聞くことが出来ます。お話は何種類かあるので、リクエストしてくださいね。
古民家の土間には、昔の農機具や農閑期に手作り押された藁細工なども展示。昔の農家の暮らしがうかがえます。年配の方には懐かしく、子供たちには新鮮なのです。
そして多目的ホールでは、現在『安曇野アートライン展』が開催中です。安曇野アートライン加盟の美術館・博物館の作品を展示していますよ。期間は12月18日まで。平日は16:00~21:00、土日祝は13:00~21:00の開場となっています。ぜひご覧くださいね。