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出目金たち

堀金・穂高地区
2023年7月23日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』から、出目金をご紹介。まずはお馴染みの黒出目金。写真の個体は腹部が赤いですが通常は全身真っ黒。金魚すくいでは人気者です。

黒出目金よりもマイナーなイメージの赤出目金。実は琉金の突然変異として最初に誕生したのが赤出目金なのです。出目金の目の出方には個体差があり、左右の大きさが異なる個体もいますよ。

赤・白・黒・のモザイク透明鱗を持つ三色出目金。昔は浅葱色(あさぎいろ=薄い藍色)が良く出てましたが、現在は色合いも様々です。東錦やキャリコ琉金など、同じ体色を持つ品種を作出するための元の金魚になっています。

まだまだ見かけることの少ない、紅白のモザイク透明鱗を持つ桜出目金。三色出目に混じって出現するものの他に、最近は丸い体型にショートテールの中国産の桜出目金が流通しています。

メラニン色素が欠如しているアルビノ出目金は赤い目が特徴。視力が無いないようで、目の前の餌にも気づきません。なので他の金魚とは一緒に飼えないのです。ちょっと手間のかかる出目金ですね。

 

昆虫写真展

堀金・穂高地区
2023年7月22日

本日より、あづみの学校の廊下では『あづみの公園昆虫写真展』を開催します。公園で撮影した昆虫の写真41点を展示しています。毎年同じ写真ですが、子供たちは一生懸命見てくれるのです。

こちらは10年前の写真。クヌギの木にカブトムシやカナブン、オオスズメバチ、オオムラサキが集まっています。今この木には虫たちが集まらなくなりました。樹液を出すピークがあるようです。

ハルニレの木に集まるカブトムシ。それも大物ばかりです。一見樹液を出ていないように見えますが、虫たちにはわかるようですね。樹液で濡れていても虫が来ないこともありますよ。

危険生物のオオスズメバチ。公園にも姿を現します。餌を食べたり巣材を運んだりしているようです。近くにいると怖いスズメバチも、写真だと間近で観察出来ますね。

長野県の子供たちも今日から夏休み。公園で見つけた昆虫と見比べてくださいね。因みに公園では昆虫採集はできますが、持ち帰ることはできません。観察したら元の場所に戻してくださいね。

 

メダカと金魚

堀金・穂高地区
2023年7月21日

あづみの学校の理科教室では7月22日より、夏休み特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』を開催します。日本のメダカと世界のメダカ、夏の風物詩の金魚を展示します。

〝変わりメダカ〟は、日本のメダカを品種改良したものです。メダカは小さい容器で手軽に飼育できるため、近年愛好家が増えています。毎年新しい品種も次々と誕生していますよ。

世界のメダカは卵を産んで繁殖する卵生メダカの仲間や、お馴染みのグッピーやプラティなど直接稚魚を産む卵胎生メダカの仲間を展示。鮮やかな体色が人気の熱帯魚たちです。

常設の金魚に加え、春の特別展示の桜金魚、へんてこなお顔の金魚たちもいますよ。展示期間は8月20日まで。お家でも飼いたくなるメダカと金魚。夏休みに家族みんなで見に来てくださいね。

 

【R5.7/21(金) 今年もこの季節がきた!!】

大町・松川地区

先日7月15日(土)から開始した「夏のアルプス大冒険」。あいにくの増水により、川遊びは16日(日)からになってしまいましたが、すでに多くのお客様にご利用いただきました!
本日はその様子をお伝えします!

スプラッシュ・リバーは、園内を流れる渓流「乳川」で川遊びができるイベントです。川に入ることができるのはこの夏休み期間だけ!水温は19℃と、夏でも冷たいのが魅力です。
河畔広場にはテントを広げて過ごすお客様も多く、賑わいを見せていました。

そしてもう一つの目玉が「スプラッシュ・ランド」。アルプス大草原に設置された巨大プールで水遊びができるイベントです。小さなお子様も遊ぶことができるので大満足!
川遊びをしたあとにプール遊びに行く、というコースも人気です!(河畔広場からアルプス大草原まではとほで15~20分ほどかかります。)
「ずぶぬれタイム」には、大草原のスプリンクラーが一斉に稼働してお子様は大喜び間違いなし!

疲れたら大草原の家内で一休み♪

7月22日(土)からは「ロードトレイン」が河畔広場へ向かう坂の手前を通る「特別便」が開通!川遊び後に停留所から乗れば、大草原のプールまで直通で行けちゃいます!

この夏は、アルプスあづみの公園大町・松川地区で素敵な夏の思い出をつくっちゃおう!!

 

シロスジカミキリ

堀金・穂高地区
2023年7月20日

夕方ヤナギの木にとまっていたのはシロスジカミキリです。背中にある黄色い模様が死ぬと白くなることが名前の由来です。生きている時に〝キスジカミキリ〟と名付けてもらいたかったですね。

黒い大きな複眼と巨大な顎が 〝THE昆虫〟と言う顔をしています。夏になると時々見かけますが、ペアで見たのは初めてです。体長は45㎜~60㎜。メスの方が大きくなります。

実はちょうど産卵をしている所でした。メスは木の幹に顎で穴を開け、そこに卵を産み付けます。産卵していたのはヤナギの木。クヌギやコナラなどにも好んで産卵するようです。

卵から孵化した幼虫は木を食べながら奥へと進みトンネルが出来ます。幼虫は幹の中にいるので見えませんが、穴から木くずがボロボロと落ちてきますよ。

木の根元には大量の木くずが溜まります。毎年同じ木に産卵の跡があるので、条件の良い木があるようですね。でもたくさん穴が開きすぎて木が倒れないか心配になりますよ。

 

羽化したのですが・・・

堀金・穂高地区
2023年7月19日

先日の早朝、地面の上で仰向けにもがいていたエゾゼミの蛹を見つけました。お客様に見ていただこうと理科教室の昆虫展示に入れた所、開園時間早々に羽化を始めましたよ。

普通は夕方から夜にかけて行われるセミの羽化。普段見ることのない光景に、お客様も興味津々。緑色の体が出てくるのにも感動です。スマホやカメラで撮影会になりました。

蛹の背中が割れて少しずつ体が現れます。大きく体が出てくると、イナバウアー状態になります。

しばらくしてからエイッと体を起こすのですが、ずっと右側の翅が殻の中に残ったままです。セミは無理やり抜こうと動き回るので、翅がちぎれそうになってしまいました。

結局ピンセットで脱皮殻を剥いて手助けをしました。殻の奥の方で翅の先端が引っ掛かって抜けなかったのです。体が抜けるとすぐに翅に体液が入り伸びるのですが、傷ついていて伸びませんでした。

翌日には体色も変わり翅も硬くなりました。このまま放しても飛べずにアリの餌になります。自然界でも羽化に失敗することは少なくないのです。短い寿命が終わるまで飼育ケースで飼育しますよ。

 

サンパチェンス✿

堀金・穂高地区
2023年7月18日

展望テラスの2階から見下ろした〝サンパチェンスの水上花壇〟。設置から10日余り経ちました。

株も大きく成長し花数も増えています。鮮やかになってきましたね。

夏の強い日差しや暑さに強いサンパチェンスですが、水切れに弱いので定期的に噴水で水やりをします。

仲良しのカルガモのペアも、サンパチェンスがお気に入りのようです。去年は池の中に大きな卵が落ちていました。サンパチェンスのコンテナの中で産んだようですよ。

屋外は猛暑で大変ですが、綺麗なサンパチェンスを見て癒されてくださいね。

 

お食事処くぬぎ亭

堀金・穂高地区
2023年7月17日

3連休は夏本番の暑さになりました。先日ご紹介した虫たちの集まるクヌギの木。暑さに乗じて虫たちの数や種類も増えていますよ。お食事処「くぬぎ亭」は、この地域の人気店のようです。

たくさんのカナブンとカブトムシ。上の方にいる蝶はコムラサキです。オスの表翅は光を受ける角度によって紫色に輝いて見えます。飛んで来たスズメバチも良い場所に割って入ろうとします。

瑠璃色のラインはルリタテハ。こ時々翅を大きく開いて周囲に存在をアピールしています。あっち行け攻撃をしているようですが、実際周りの虫たちは動じていないのが現実です。

カナブンに混じって1匹だけ鮮やかな緑色をしているのはアオカナブンです。公園ではカナブンやシロテンハナムグリに比べて数が少なめ。見つけるとラッキーなカナブンですね。

 

池遊び

堀金・穂高地区
2023年7月16日

3連休の中日は晴れのお天気になりました。朝から気温が上がり日中はムッとする暑さに。そんな時は水遊びが一番です。水辺の休憩所前の〝じゃぶじゃぶ池〟でクールダウンしてくださいね。

園路を挟んだ反対側にも小さなじゃぶじゃぶ池があります。こちらの方が少し水深が浅いので、小さなお子様でも安心です。大玉やビーチボール、水鉄砲などで遊んでいただけますよ。

7月15日~8月20までの土日祝日と、8月11日~16日に実施されるのが〝ニジマスのつかみ取り〟です。つかみ取りしたニジマスを焼いて食べていただけます。詳細は公園HPで確認してください。

〝ウォーターアドベンチャー〟も好評です。ちびっ子たちはずぶ濡れになりながらも難関を突破。親子で参加すれば楽しさも倍増です。アマガエルやアメンボたちも応援していますよ。

昨日に続き今日も来てくれた〝ちーたん〟も、ウォーターアドベンチャーに挑戦。じゃぶじゃぶ池で水遊びもしましたよ。安曇野の冷たい水で暑い夏を乗り切りましょう。

 

カブトムシ&カナブン

堀金・穂高地区
2023年7月15日

まだ若いクヌギの木。樹液が出ている場所に虫たちが集まっています。カブトムシが2匹とたくさんのカナブンです。特にカナブンは木の裏側までびっしり。30匹以上はいましたよ。

体の大きなカブトムシは、角でカナブンを弾き飛ばします。最初は少ない樹液でも、虫たちが樹皮を削っていくことで樹液がたくさん出るようになり、さらに多くの虫たちが集まります。

こちらのカブトムシは大きかったのですが、角が左側に曲がっていました。蛹から羽化したばかりの体がまだ柔らかい時に、力が加わって曲がってしまったのかもしれませんね。

そして今日はお馴染みの〝ちーたん〟が遊びに来てくれました。あづみの学校の理科教室を見学していると〝壁ドン〟をしているアズマヒキガエルに出会いました。ちーたんにアピールしてる?

ちーたんも「さわりたい!」ということで、壁ドンの子ではありませんがヒキガエルと触れ合いましたよ。カエル展が終わっても、理科教室のカエルたちは人気者なのです。