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シロスジカミキリ

堀金・穂高地区
2023年7月20日

夕方ヤナギの木にとまっていたのはシロスジカミキリです。背中にある黄色い模様が死ぬと白くなることが名前の由来です。生きている時に〝キスジカミキリ〟と名付けてもらいたかったですね。

黒い大きな複眼と巨大な顎が 〝THE昆虫〟と言う顔をしています。夏になると時々見かけますが、ペアで見たのは初めてです。体長は45㎜~60㎜。メスの方が大きくなります。

実はちょうど産卵をしている所でした。メスは木の幹に顎で穴を開け、そこに卵を産み付けます。産卵していたのはヤナギの木。クヌギやコナラなどにも好んで産卵するようです。

卵から孵化した幼虫は木を食べながら奥へと進みトンネルが出来ます。幼虫は幹の中にいるので見えませんが、穴から木くずがボロボロと落ちてきますよ。

木の根元には大量の木くずが溜まります。毎年同じ木に産卵の跡があるので、条件の良い木があるようですね。でもたくさん穴が開きすぎて木が倒れないか心配になりますよ。