小中大
よくある質問サイトマップ
カレンダー
2023年7月
« 6月   8月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
カテゴリー
アーカイブ
 

ランチュウ体型

堀金・穂高地区
2023年7月25日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』から、今日は背びれが無い金魚をご紹介。まずは蘭鋳(ランチュウ)です。金魚の王様と呼ばれ、卵型の体型が特徴です。

蘭鋳と東錦(アズマニシキ)の交配で生まれた江戸錦(エドニシキ)。モザイク透明鱗(とうめいりん)は東錦から受け継ぎました。浅葱色(あさぎいろ=薄い藍色)が涼しげです。

桜錦(サクラニシキ)は春の桜金魚展でもお馴染みですね。蘭鋳と江戸錦の交配で作出されました。紅白のモザイク透明鱗が人気となり、他の品種でも桜色が作られるきっかけとなった金魚です。

鼻孔褶(びこうしゅう)が大きく発達し、花のように見えることから名付けられた花房(ハナフサ)。房の左右の大きさが均等で、なおかつ大きなものが良魚とされています。

蘭鋳と青文魚(セイブンギョ)の交配で作られた青秋錦(あおしゅうきん)。青文魚の青味がかった銀色の体色と長い尾びれを受け継ぎました。いぶし銀の輝きですね。

背びれが無い金魚は泳ぎ方がゆっくりです。和金のように早く泳ぐ品種とは同居できません。同じ体型だけで混泳させるのが、金魚飼育の基本ですよ。