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あづみの学校の理科教室(実習室)では〝ひっつき虫〟の展示をしています。ひっつき虫は動物の体に付着して遠くまで運ばれることにより、生育範囲を広げる植物の実(種)のことです。公園では様々なひっつき虫が見られますよ。
左のヌスビトハギは在来種。右のアレチヌスビトハギは北アメリカ原産の帰化植物。実の表面にはマジックテープのような、かぎ状の細かい毛が密生します。
上のミズヒキはタデ科、下はバラ科のキンミズヒキです。ミズヒキは花柱の先端がかぎ状になっています。キンミズヒキは萼筒(がくとう)にかぎ状の棘が多数あります。
アメリカセンダングサは北アメリカ原産の帰化植物。花が終わると右側の状態になります。扁平な実の先端にある2本の芒(のぎ)には、下向きに細かい棘が並んでいます。
チカラシバの実にも総苞毛(そうほうもう)と呼ばれる長い芒があり、総苞毛には下向きの細かい毛が多数あります。靴下に刺さると痛いひっつき虫ですね。