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ジニアの品種〝ジーデコ〟を栽培中の見晴らしの丘。花壇に周りには濃いピンク色のスイセンノウが咲いています。南ヨーロッパ原産のナデシコの仲間です。
こちらもヨーロッパ原産のセイヨウノコギリソウ。古くから止血作用の薬効があることから傷口に塗ったり、食欲増進などにハーブティーとして利用されます。
見晴らしの丘の上部には大きなクリの木があります。公園の中では最も早く咲き始め、現在は木全体が花に覆われています。
クリーム色の長い花序は雄花です。香りが強く虫たちが多く集まりますよ。
拡大してみると、細かい雄しべが無数に並んでいるのがわかります。梅雨の時期に咲くクリの花。独特な香りも併せて観察してくださいね。
今日、関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』の仲間たちも喜んでいますよ。 手の上にちょこんと乗っているのはブラジルツノガエルです。
今回初めての展示になります。今はちびっ子ですが、他のツノガエルの仲間と比べても大きくなります。20㎝を超えるものもいるそうですよ。
こちらも新入り。〝けろけろけろっぴ〟のポンチョを着た〝かえるのピクルス〟と〝かえるのピクルス〟のポンチョを着た〝けろけろけろっぴ〟です。
新しい居場所はカエルの手ぬぐいが飾られた黒板です。梅雨の時期らしいコスチュームで、カエル展を盛り上げてくれそうです。
そして、一昨日に卵塊から流れ出たモリアオガエルのオタマジャクシ。カエル展終了まであと1週間余りですが、少しでも大きくなってほしいですね。
最後に公園外の話題を1つ。6月23日の日曜日は、松本市の縄手通り周辺で『松本かえるまつり2024』が開催されます。全国からカエルグッズのお店が集まる楽しいお祭りです。〝カエラー〟の皆さんは是非参加しましょうね。
今朝の公園は青空が広がりました。6月とは思えないお天気です。北アルプスの残雪もほんの僅かになりました。雨が降れば一気に消えそうです。
池周辺ではクララの花が咲いています。オオルリシジミの幼虫の食草ですが、産卵直後に寄生蜂にやられるので、ほとんど幼虫にはなれないようです。どこかでお花を食べて成長してくれていればいいですね。
池の岸近くに咲くのはカワラマツバ。葉が松葉のように細く河原に咲くのが名前の由来。河原以外にもあぜ道や草地などにも咲くようです。
同じ河原の名前を持つカワラナデシコ。明るいピンクの花が特徴で、中には赤みの濃いものや白花もあります。撫子なので、ナデナデしてあげましょう。
紫色のウツボグサ。花穂の形が弓を入れる靭(うつぼ)に似ることが名前の由来ですが、靭を検索しても似ている所がわかりませんでした…
野の休憩所北側のコリウスの花壇では、今朝早くからチップ敷きの作業が行われていました。見栄えが良くなるだけではありませんよ。
昨日の雨の影響で、コリウスの葉には土が跳ね上がっていました。この状態が続くと成長が阻害されてしまいます。チップを敷くことにより防げるのです。
コリウスは葉の色や模様を楽しむ観葉植物です。雨が降っても土跳ねが無く、きれいな葉が大きく茂ると良いですね。
変わって、あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』のモリアオガエルのオタマジャクシ。昨日より卵塊の空洞が大きくなって、オタマジャクシが下の方に集まっています。午後2時頃まではこの状態でした。
午後3時頃に見ると、オタマジャクシが一気に流れ出していました。底には水を入れているので、流れ出したオタマジャクシも安心です。モリアオガエルの珍しい繁殖の一端を見ることが出来ましたよ。
今日は未明から雨のお天気です。特別展示『あめあめふれふれカエル展』が開催されている理科教室でも、カエルたちが雨降りを楽しみにしていました。
窓際に並ぶお花の中、白いアジサイにシュレーゲルアオガエルを乗せて、雨の雰囲気を味わってもらいました。お外の様子が見えるかな?
我慢しきれなくなったのか、窓にジャンプ。ガラスに張り付いて外の様子を見ていましたよ。雨降りが嬉しくてしょうがないカエルさんなのでした。
オタマジャクシからカエルに変態中のヤマアカガエル。足が出た後に手が出てしばらくすると、しっぽが短くなります。2~3日でカエルに変わるのです。
モリアオガエルのオタマジャクシは、昨日よりも良く見えるようになりました。色も黒くなっています。落ちてくるのももうすぐですね。
今日は休園日です。野の休憩所北側にある花壇では、コリウスの植え付け作業が行われました。作業するのは〝コリウス戦隊 シルバーズ〟の皆さんです。
朝8時頃から始まった作業も、午後2時半頃には全ての苗を並べ終たところでした。あとは花壇に植えれば終了です。暑い中ご苦労様でした。
最後は水をたっぷりと与えますよ。
変わってこちらは段々花畑で咲き始めたオカトラノオ。花序の形が虎のしっぽのようです。花が白いのでホワイトタイガーのしっぽですね。
夏のお花のトモエソウが早くも咲き始めました。花弁が巴形にねじれて咲くのが特徴。お隣に咲いていたノアザミを少し寄せて、2ショットで撮影しました。
そして、あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』では、モリアオガエルの卵塊を展示しています。6月1日の展示初日に産卵した卵は、残念ながら無精卵でした。この卵は13日に産卵したものです。
昨日は見えなかったのですが、今日は卵の中にオタマジャクシが現われました。明日か明後日には、水の中へと落ちる様子が見られるかもしれませんね。
カエルと言えばニホンアマガエルが最も身近なカエルですね。なかなか梅雨入りしない今年の6月。雨が待ち遠しいアマガエルにアジサイの花をプレゼント。
アジサイに埋もれているのはシュレーゲルアオガエルです。アマガエルにはある鼻腔から鼓膜にかけての黒い線が、シュレーゲルアオガエルにはありません。
2年前にお客様から頂いた突然変異の黒いマガエル。貰った当初は背中に金箔のような模様がありましたが、次第に薄れて灰色に変わりました。
モリアオガエルのオスとメス。カエルはメスの方が大きい特徴があります。長野県北部や中部では模様の無い無紋型が生息しています。
同じモリアオガエルでも長野県南部や太平洋側の地域には、模様がある有紋型が見られます。似ていたり少し違ったり、奥の深いカエルの世界。あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』で見比べてくださいね。
あづみの学校の理科教室に現れた、へんてこな生物。とぼけたお顔がユーモラスですが、これはいったい何者でしょうか。未確認生物のエイリアン?
水の中を漂う姿もへんてこ。お顔は驚くほど扁平です。手足があって尻尾もあるようですね。やっぱり水中エイリアンかもしれません。
真横から見ると、顔より後ろはオタマジャクシのようですよ。お顔のインパクトがあり過ぎて、本当にオタマジャクシか疑うくらいです。
真上から見ると、へんてこ度がMAXです。大きな頭はカブトガニにも似ています。でもやっぱりオタマジャクシのようです。このオタマジャクシの正体は・・・
マルメタピオカガエルでした。成体の顔を見るとオタマジャクシの面影が残っていますね。変態間近なので、カエルになるのは数日後か1週間後か、はっきりとはわかりません。カエルになる前にユーモラスな姿を見ておきたいですね。
野の休憩所北側にある東屋。公園の端っこにあるのであまり人が行かない所ですが、静かでゆっくりと休憩できる場所なのです。
そんな東屋裏ではシモツケとバイカウツギの共演が楽しめます。以前はもう少し大きかったバイカウツギ。剪定をしたようで小さくなっていました。
バイカウツギ(梅花空木)は花の形がウメの花に似て、茎や枝が中空になっているのが名前の由来。同じ空木の名前を持つハコネウツギとは分類が異なります。
シモツケの花にはクマバチがいました。黄色い背中(胸部)と大きな黒いお尻(腹部)が特徴です。 蜜や花粉を食べにやって来るようです。
全身が黒い小さな蜂?種類はわかりませんが、腹部に花粉を付けているようです。まるでオムツを履いたような姿がかわいいですね。
里山文化ゾーンの棚田エリアでは、現在ヒマワリの種蒔きが行われています。種を蒔いた後は鳥除けネットを張ります。種を掘り起こして食べるそうですよ。
数段上がった所でも〝種まき戦隊 シルバーズ〟の皆さんによる種蒔き作業。不規則な花壇は、夏休みには「ひまわり迷路」になります。
堀金口周辺の花壇では、ジニア(百日草)が芽を出していました。暑い夏の時期にカラフルな花を次から次へと咲かせますよ。
ジニア花壇横の園路沿いには白花のシモツケも咲いていました。真っ白な花は雪のようですね。ピンクのシモツケもあるので共演が楽しめます。
変わって田園文化ゾーンのササユリ。昨日つぼみだった片方の花も咲き始めました。明日には仲良く開いた姿が見られそうです。お猿さん来ないでね!