月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 5月 | 7月 » | |||||
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
今日は開園前から段々原っぱの芝刈り作業が行われていました。背景は北アルプスの山並み。お天気の良かった昨日に比べると山の方は雲が多めです。
原っぱ一面ごとに、外側から内側に向かってグルグルと刈っていきます。正面から見ると、刈った場所とこれから刈る場所との違いが良くわかります。
短く刈られた芝生はフワフワで快適です。かけっこやボール遊び、バドミントンなどで遊んでくださいね。シートを敷いてお弁当も良いですね。
段々原っぱの一画にはマメガキの木があります。茂った葉の下側に小さな花が咲いていました。秋には直径2㎝ほどの小さな実が生りますよ。
こちらはあづみの学校西側林間のササユリ。双子のつぼみは片方が開花しました。明日にはもう片方も咲くでしょうか?お猿さんに見つかりませんように。
須砂渡口ゲート北側の東屋前では、ヤマアジサイが咲き始めました。梅雨の時期に見頃を迎えるアジサイですが、今年の梅雨入りはまだ先のようですね。
段々花畑ではウスゲヤナギランが咲き始めました。草丈が高く風に揺れる様子は涼しげです。ピンクのお花は、花序の下から上へと咲いていきます。
キリンソウも咲き始めです。手前の1株だけ、他の株とは花付きや葉の形が異なるのがわかります。種類が違うようですよ。
キバナノヤマオダマキは、下向きに咲く花の後方に距(きょ)と呼ばれる突起があります。糸を巻く苧環(おだまき)に花の形が似ているのが名前の由来です。
花の写真を撮影していると、昨日のアサギマダラに再開しました。ひらひらと舞っては、いろんな植物にとまることを繰り返していましたよ。
高く舞い上がりオオモミジにとりました。草だけでなく高い木にもとまることもあります。1,000~2,000kmも渡りをするアサギマダラは、とまる場所を選ばないのかもしれませんね。
休園日の今日は、こいのぼりの撤去作業がありました。朝から作業を開始。段々花畑に張られたワイヤーを緩めて地面に降ろし、こいのぼりを外していきます。
午後3時頃に見に行くとすでに作業は終了していました。少し寂しくなりましたが、これからは花畑に咲く山野草を楽しみにしてくださいね。
こいのぼりの撤去を見ていたら、アサギマダラを見つけました。九州などの南の方から飛んで来たものと思われます。長旅の疲れを公園で癒しているようです。
優雅に飛び回り、時々草にとまって休みます。いろんな花が咲いている中でハルジオンが気に入ったようです。しばらく公園にいてくれると良いですね。
水辺の休憩所前の池でも作業がありました。夏休みには〝じゃぶじゃぶ池〟になる池の水を抜いて、高圧洗浄機で清掃します。何日か乾燥させるので、しばらくは水路から水を引き入れない状態になります。ご了承ください。
たまに肌寒い日もありますが、暖かい日が増えてきました。
暖かくなったためか、様々ないきものたちの卵が孵り始めています。
昨日からはカマキリの孵化が始まりました。
データを見てみると、昨年10月下旬に産卵したときの写真がありました。
自然サポーターの皆さんが、マーキングをしておいてくれたようです。
カマキリの子どもは非常に小さくて見逃してしまいますね。
観察していると、ぴょんぴょんとジャンプしながら葉を渡っていくのがわかります。
身軽な赤ちゃんの頃ならではの移動方法ですね。
また、職員が保護していた「モリアオガエル」の卵も孵化しました。
モリアオガエルは、樹上に産卵します。卵が孵ると、卵の中を満たしていた水分とともにオタマジャクシは水中に落ちます。
しかしこの卵たちが産みつけられた場所は水の上ではなかったようです。「このまま孵化するとみんな死んでしまう」ということで、保護されたのでした。
オタマジャクシは田んぼの中やため池などでよく見られますが、なかなか観察できる機会は少ないのではないでしょうか。
この子達が大きくなって、また卵を産んで、来年もかわいい赤ちゃんたちを見せてくれるといいなあ。
※公園内で動植物を採集し持ち帰ったり持ち運びすることは禁じられています。
でも、観察する分にはOKです!
観察した後は、もといた場所に返してあげてくださいね。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』。遅ればせながら今年の缶バッジが完成しました。全6種でシークレットが1つです。理科教室のガチャガチャで1回100円で販売中。記念にチャレンジしてくださいね。
そして今年初展示は、クランウェルツノガエルの改良品種〝マスカット〟です。まだまだ幼ガエルですが、大きさも色合いもブドウのマスカットに似ています。
ナガレヒキガエルも初展示。山地に生息し産卵は渓流で行われます。幼生(オタマジャクシ)は水に流されないように口が吸盤状になって岩に張り付きます。
理科教室の常設展示で、かなり以前に展示したことがあるニホンアカガエル(左)。右側のヤマアカガエルよりも明るい体色をしています。
毎年展示しているのは、ユーモラスなお顔のマルメタピオカガエル。カエラーには後ろ姿も人気です。プリッとしたお尻がマニアには堪らないのです。
河畔の広場近くにあるホオノキ。高い木を見上げると、まだ咲いている花がありました。例年5月上旬から中旬頃に、まとまって咲くイメージがありました。
5月上旬頃に咲いた花の実は、すでに大きくなっていました。1つの花の寿命は3日ほどですが、 木全体では咲き始めから1ヶ月ほど花の時期があるそうです。
まだ咲き始めたばかりの花もいくつかありました。直径15~20㎝にもなるホオノキの花。もう少し楽しめそうですよ。
こちらは咲き始めたばかりのシモツケの花。ピンク色の小さな花が集まった複散房花序が特徴です。木によって花色の濃淡があります。
ホザキシモツケはシモツケの花を縦に伸ばしたような円錐花序が特徴です。咲き始めは鮮やかなピンク色ですが、徐々に色褪せていきます。1つの花序の寿命はシモツケよりも短いようですが、次々と新しい花を咲かせます。まだまだ咲き始めなので、これからお花が増えるのが楽しみですね。
林間にひっそりと咲くササユリ。かなり以前、あづみの学校西側の林間に植えたものです。多くは球根植えた直後、お猿さんが掘り返して食べてしまいました。
それでも何株かは球根が残って毎年咲いていました。今年も2日前に咲いているのを見つけましたよ。木漏れ日の中に浮かび上がる姿は幻想的ですね。
しかし今日見に行くと無残な姿に。これは恐らくお猿さんの仕業です。かじってそのまま放置したようです。せっかくきれいに咲いていたのに残念です。
こちらもやられてしまいました。1株は先端に2つつぼみがあり、片方は昨日咲いていました。もう片方も咲いたら撮影しようと思っていた矢先、この有様です。お花とつぼみはちぎってどこかへ持ち去ったようですね。
そして別の場所にも、つぼみを2つ付けたササユリを見つけました。もうすぐ咲きそうです。お猿さんに見つからなければ良いのですが・・・
先月末に第1段がやって来た〝ジーデコ〟と言う品種のジニア(百日草)。昨日残りの半分がやって来て、植え残っているのはこれだけになりました。
苗はトレーに直接植えられているので、まずは裏から土ごと押して取り出します。ぴったりくっついているので、外すのに結構手間がかかりました。
花壇にマス目を引いて苗を置いていきます。ジニアは全部で34,000株。〝苗植え戦隊 シルバーズ〟の皆さんが、1株ずつ丁寧に植えていきます。
植えられた後は整然と苗が並びます。しっかりと水をやって成長を待ちますよ。7月後半の夏休み頃になると花を楽しめそうです。
ジニアが植えられた見晴らしの丘。花壇の一画にオリエンタルポピーが咲いていました。大きな花は見応えがあります。通りがかったら見てくださいね。
昨日に続き、今日もお花に集まる虫たちをご紹介。八重咲のウツギの蜜を吸っているのはメスグロヒョウモン。オスの翅は褐色に黒い斑紋がありますが、メスの翅は黒く白い斑紋があります。
同じくウツギにやって来たのは、コアオハナムグリよりも一回り大きいアオハナムグリです。数が少ないので、見かけるとテンションが上がります。
ウツギの花粉まみれになっているコアオハナムグリ。大好きな花粉を体中に付けて、コアオハナムグリのテンションもMAXかもしれませんね。
こちらのコアオハナムグリたちが集まっているのはガマズミです。ガマズミの花も香りが強く、虫たちがたくさん集まるお花です。
同じガマズミの花にいたのはキイロトラカミキリ。広葉樹の伐採木に集まるそうです。6月はいろんな花が咲きます。虫たちの活動も活発になりますよ。
6月になると咲き始めるのがハシドイの花。モクセイ科ハシドイ属に分類されるハシドイはライラックの仲間です。高さは10mになりますよ。
ハシドイの花は香りが非常に強いので虫たちに大人気です。中でも一番たくさん集まっているのはコアオハナムグリ。花が咲く所にはどこにでも現れます。
集まっている虫の中で目立っているのはウスバシロチョウ。こう見えてもアゲハチョウの仲間です。幼虫から蛹になる時には蛾の仲間ように繭をつくります。
こちらはトラフシジミ。裏翅の縞模様から「虎班」の名前が付いたそうです。表翅はきれいな青色をしているそうですが、閉じていたので見られませんでした。
黒地に黄色い斑紋が特徴のキンモンガ。地域により黄色い部分が白色をしている個体も見られます。昼間に活動するので目にすることの多い蛾の仲間ですよ。