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手の上にちょこんと乗っているのは〝ちびカブ君〟たち。お盆を過ぎて、この夏最小の個体を見つけましたよ。写真上は前から飼育している個体。体重8.5g、体長3.6cmです。下が新しい個体。体重2.04g、体長3.2cmのちびっ子です。
普通のカブトムシは体重8.5g、体長7cmの大きさです。並べると違いが判りますね。大きい個体は角を前に倒していますが、ちびカブ君は角がほぼ垂直になるので、なおさら体長が短くなるのです。
昆虫展示コーナーに仲間入りさせました。小さい個体はカナブンたちよりも少し大きいくらいです。しばらく見ていましたが、落ち着かない様子で動き回ります。どうやらストレスを感じているようなので、別に飼うことにしましたよ。
こちらはメスのカブトムシ。昆虫ゼリーを直接エサ皿に入れています。体ごと入り込んでゼリーを食べるのです。まさに「頭隠して尻隠さず」状態ですね。
ゼリーの容器の中に完全に入っているのはメスのコクワガタ。よくお客様から「死んでいる」とか「出られないから出してあげて」と言われます。コクワガタにしてみれば、大好物の餌にどっぷり漬かって超幸せなのですよ。
見頃のサンパチェンスの前で記念撮影するのは、長年の常連さん〝仲良し姉妹〟の妹ちゃん。お姉ちゃんは学校が始まったので、今日は1人でご来園です。
赤ちゃんの時からお姉ちゃんと一緒に来てくれていて、今年4年生になりましたよ。いつも2人なので1人で来るのは珍しいのです。でも1人を満喫です。
当然、お姉ちゃんは「ずるーい!」。2学期が始まる前に来てくれていたら良かったですね。妹ちゃんはマシュマロドーム貸し切り状態でピョンピョン。
あづみの学校では金魚の餌やりを見学。いつも腹ペコの金魚たちは人が水槽の前に来ると集まって来ます。餌が落ちてくるとパクパク食べますよ。
妹ちゃんも「餌あげたーい」と言うことで、餌やりにチャレンジ。出目金やピンポンパールにあげましたよ。前に来てくれたのは1月2日でした。久しぶりの公園を満喫した妹ちゃん。お姉ちゃんへの土産話もたくさん出来ましたね。
あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』の金魚水槽。日本選手のメダルラッシュに沸いたパリオリンピックも終わりましたが、金魚水槽ではメダル色の金魚たちが泳いでいます。まだまだ興奮が冷めないようです。
金メダルはレモンコメット。イエローコメットやゴールデンコメットとも呼ばれます。これまでの金魚には無い色合いが人気です。まさに金魚ですね。
本来は深い青色が理想の青文魚(セイブンギョ)。個体により体色の濃さが少しずつ違い、こちらの個体は銀メダルのように輝いています。
銅メダルのような渋い色合いの茶金(チャキン)。派手さはありませんがマニアに好まれます。英名はChocolate Orannda(チョコレートオランダ)です。金魚の金・銀・銅メダル。パリパラリンピックも応援しますよ。
おまけはこちら。赤出目金と一緒に泳ぐのはキャリコ蝶尾(チョウビ)。上から見る尾びれの形が、蝶が翅を広げたように見えるのが名前の由来です。
段々花畑の山野草は、引き続きオミナエシとミソハギが見頃になっています。黄色と赤紫色のコラボレーションが楽しめますよ。
オミナエシと高さを競っているのはコバギボウシ。大きいものは50㎝と意外とスラッとしているコバギボウシですが、オミナエシの草丈には敵いません。
ヤマハギも見頃。すぐそばではオトコエシのつぼみが膨らんできました。開花すれば近くに咲くオミナエシも含めた三重奏が楽しめます。
アヤメの仲間のヒオウギ。段々花畑の中では咲いている数も少ないですが、花が開くと良く目立ちます。斑入りの花びらが可愛いですね。
葉の形がヒノキの板で作られた扇(檜扇)に似ることが、名前の由来とされています。パタパタ扇ぐと心地よい風が吹きそう?
6月に咲くウスゲヤナギランは、開花の時期はとっくに過ぎて種も飛ばし終えています。そんな中、草丈の低い株や脇芽から伸びた穂先に花をつけているものがありました。最近の異常な気候が影響しているのかもしれませんね。
里山文化ゾーン棚田エリアのヒマワリは、全体的に花が下を向いてきました。見頃のピークを過ぎてくると、うつむき加減になるのです。
〝ヒマワリ迷路〟も同じように花が下向きになっていますが、まだご利用いただけます。せっかくなので花が痛んでしまう前に、早めに遊んでくださいね。
園路沿いには、ちびっ子にも優しい草丈の低いヒマワリも並びますよ。
ジニア(百日草)との共演も、もう少し楽しめそうです。
例年ヒマワリの蜜や花粉を求めてクマバチがたくさん集ります。今年もクマバチがたくさんいると思ったら、全身真っ黒の見慣れない蜂でした。もしかして外来種のタイワンタケクマバチ?近年、関東から甲信越、近畿地方に広がっているようです。背中の黄色いクマバチさん。どこへ行ったのでしょうか?
台風の影響でしょうか、今日は曇りのお天気です。そんな中でも〝じゃぶじゃぶ池〟や〝ウォーターアドベンチャー〟では、子供たちの歓声が響いていました。
展望テラス北側ではオミナエシが咲いています。花粉や蜜を求めて虫たちも集まります。〝サンパチェンスの水上花壇〟ともコラボレーションしますよ。
ワレモコウもサンパチェンスとの共演です。花にはトンボがよくとまっています。翅を休めるのには丁度良い足場になるようですね。
以前はあまり見られなかったヒルガオも、最近は増えてきました。池の縁の植え込みで、他の植物に絡まって成長します。普通は結実せずに地下茎で増えます。
ソーセージやフランクフルトのようなコガマ。茶色い部分は雌花穂(しかすい)です。中から綿毛のついた種が出てきていますよ。
あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』のグッピーの水槽。水槽の中には、グッピーと一緒に小さな貝が入っていますよ。
他のメダカの水槽にも。これはインドや東南アジアに生息する、インドヒラマキガイという貝のアルビノ種。〝レッドラムズホーン〟の名で親しまれています。
コケや残餌を食べてくれるので、観賞魚の水槽に入れると活躍してくれるのです。屋外のメダカ鉢の掃除にも適しているので、一度試してくださいね。
変わってこちらは昨日紹介したコナラの木。今日はカナブンとシロテンハナムグリに混じってアオカナブンの姿。お盆になってやっと出会えましたよ。
さっそく昆虫展示コーナーの仲間入りです。二回りほど小さいアオハナムグリとも共演。公園で見られるカナブン、ハナムグリの揃い踏みになりました。
あづみの学校の屋外水槽にあるコナラの木に集まる昆虫たち。昨日はメスのカブトムシを中心に、シロテンハナムグリ、カナブン、コガタスズメバチ、メスのコムラサキの姿が見られました。木の高い所にはオスのカブトムシもいましたよ。
コムラサキも他の甲虫たちのように樹液を吸いにやって来ます。翅をパタッ、パタッと開いたり閉じたりを繰り返して餌場に近づきます。
下の方からジリジリと近づいてきたのはオオナガコメツキ。3㎝ほどの大型のコメツキムシです。樹液を好むので、クヌギやコナラなどでよく見られます。
今日は同じ場所に昨日とは別のカブトムシがいました。オス、メス共に赤いカブトムシです。このコナラの木には複数のカブトムシがいて、樹液の出る場所を行ったり来たりしているようですね。日中でも活動している様子が観察できます。
こちらは理科教室昆虫展示コーナーの〝ちびカブ君〟です。ハナムグリたちが体に乗っても怒りませんよ。小さいカブトムシは心優しいのです。
お盆休みに来てくれたのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。昨日から特別展示に仲間入りした水泡眼(スイホウガン)とご対面。ほっぺを膨らまして真似っこです。横のガラスにもお顔が映って〝Wおたまくん〟状態になりましたよ。
お隣の水槽はまだ緑色。カエルのパペットと一緒に、出目金や蝶尾(チョウビ)にご挨拶。「こんにちは」「ケロケロ」
お外にはサンパチェンスを見に行きました。夏の日差しを浴びた色とりどりのサンパチェンス。お気に入りはピンクのお花。最近ピンク色にハマっていますよ。
ガイドセンター前広場では、サンパチェンスの上からスプリンクラーで水を撒きます。お水が飛んでくるかな?大好きな〝ばぁば〟と一緒に確かめました。
今日は午後から〝ばぁば〟と〝じぃじ〟のお家に帰省です。お盆休みは楽しいことがいっぱいのおたまくん。ずっと笑顔が絶えないのでした。
里山文化ゾーン棚田エリアの〝ヒマワリ迷路〟。3日前はほとんど咲いていなかったのに、今朝にはこんなにも咲いていましたよ。お花も迷路も楽しめます。
一段下には「花畑前」のバス停とベンチのフォトスポットも設置。ヒマワリたちを背景に記念撮影してくださいね。お顔はもちろん〝ヒマワリスマイル〟です。
園路際のヒマワリの前にもバス停があります。こちらは「棚田前」。良い子にしていると〝ネコバス〟がやって来るかも?空想も楽しみましょう。
同じ里山文化ゾーンの堀金口付近。暑い夏の時期に元気に咲くジニア(百日草)が見頃です。園路の反対側のノリウツギも見頃になりました。
真っ白なモコモコがなんとも可愛らしいお花ですね。ハナムグリたちも集まり始めました。
第2駐車場から棚田エリアのヒマワリ経由でも行けますが、第5駐車場に停めると堀金口を入ってすぐですよ。お帰りにぜひ寄ってくださいね。