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今の時期、公園にあるコナラやクヌギなどの木の下には、たくさんのドングリが落ちています。掃いても掃いても、すぐ同じように溜まってしまうのです。
落ちているドングリは、葉を数枚付けている状態が多いのです。その場にいると、5分に1回程度の間隔でポトッと落ちてきますよ。誰の仕業でしょうか?
木の上を探してみると、体長9㎜ほどのハイイロチョッキリを見つけました。コナラやクヌギの実に穴を開けて、その中に産卵して枝を切り落とすのです。
ドングリの殻斗の部分には小さな穴が開いています。卵から孵化した幼虫はドングリを食べて成長し、やがてドングリから出ると土の中で蛹になうそうです。
中には穴が開いていても枝に付いているドングリもありました。同じようにドングリに産卵するシギゾウムシの仲間は落とさないようですね。
チョキっと枝を切り落とすハイイロチョッキリ。葉っぱの付いたドングリが落ちていたら探してみてくださいね。
今日は休園日です。段々花畑では、お馴染み〝草取り戦隊 シルバーズ〟の皆さんによる除草作業が行われていました。これからフジバカマにやって来るアサギマダラも、気持ちよく過ごしてくれそうですね。
フジバカマ、オミナエシ、ヤマハギの三重奏。いずれも「秋の七草」として知られています。他にもカワラナデシコやススキなど、秋の七草のほとんどが段々花畑で見ることが出来ますよ。
こちらは段々花畑近くのガクアジサイ。花が終わっても装飾花(萼)が残っています。色もアンティークな色合いになるので、秋になってもきれいなのです。
少し前に紹介したタマアジサイの花。花に集まる虫を狙ってアマガエルも多く見られます。葉っぱの上にいた子にモデルになってもらいました。
実際には花の上に乗っていることはほとんどありません。外敵に見つからないように、カムフラージュできる葉っぱが良いようです。撮影が終わると、そそくさと葉っぱに戻っていきましたよ。ご協力ありがとうございました。
今日は『親子de イクジィ』2日目。遊びに来てくれたのは、お馴染みの〝そうちゃん〟と〝ちーくん〟兄弟です。たくさんのイベントにチャレンジ。〝切り株ダーツ〟では、金メダルならぬ「木ぃメダル」を見事獲得しましたよ。
大きなたこ焼きを、これまた大きなタコ焼き機に投げ入れる〝たこやきダーツ〟にも挑戦。2人で協力して、全ての穴にたこ焼きを入れることが出来ました。
〝バルーンアートプレゼント〟では、色違いの格好良い剣を作ってもらいました。さっそく決闘を開始。喧嘩にならないように優しく戦ってくださいね。
お魚博士のそうちゃんは、この夏梓川アカデミア館で開催された魚の剥製展示のイベント『魚魚展2024』に、自分で作ったメバルの剥製を展示しましたよ。全国から集まったお魚博士ちゃんたちとも交流を深めたそうです。
カブトムシ好きのちーくん。「ヘラクレスオオカブト、ヘラクレスオオカブト…」と唱えるように、ヘラクレスオオカブト好きは譲れないようです。
大町松川地区も気がつけば秋が近づいてきました。
気温はまだまだ高いのですが。
木の実が膨らみ始めています。
れき原の花畑ではキバナコスモスがきれい。色鮮やかです。
秋の七草はもう姿を消したものもありますが、まだ花も見られます。
過行く夏を惜しみながら、小さな秋探しのお散歩をしにきてください。
あづみの学校の多目的ホールでは『親子de イクジィ』が開催されました。子育て情報誌「イクジィ」とコラボした、子育て中の親子が楽しめるイベントです。
〝おもちゃの金魚すくい〟や〝切り株ダーツ〟は、無料で遊ぶことが出来ます。
〝巨大お絵かきコーナー〟では、大きな白い紙にサインペンで絵を描くことが出来ます。汚れなんか気にせずに、好きな絵を思い切り描きましょう。
〝バルーンアートプレゼントコーナー〟では、カラフルな風船を使って可愛らしいバルーンアートを作成します。気に入ったバルーンが貰えますよ。『親子de イクジィ』は、明日8日も10:00~16:00まで開催します。ぜひ親子で参加してくださいね。
※「人気のスイーツ店販売」は、7日のみのイベントです。訂正しておわび申し上げます。9月8日訂正。
そして里山文化ゾーンでは『キバナコスモスコンサート』も開催されました。咲き始めのコスモス畑に爽やかな音楽が響き渡りましたよ。
白い翅に黒い斑紋。碁石のような模様からゴイシシジミの名前が付いています。前翅の長さは12~17㎜ほどの小さなシジミチョウの仲間です。
現在、田園文化ゾーンの「矢原沢の小径」で見ることが出来ますよ。写真の笹には8頭のゴイシシジミがとまっていました。笹の葉に集まっているのには理由があります。笹や竹のある場所で繁殖をするのです。
笹の葉を裏返すとアブラムシが付いています。その近くにある小さな円盤状のものがゴイシシジミの卵。孵化した幼虫はアブラムシを食べて成長します。
成虫もアブラムシの出す分泌液を吸います。葉の裏にとまっているのは、そこにアブラムシがいるからなのです。幼虫も成虫もアブラムシに頼っているのです。
矢原沢の小径の笹がある場所で探してくださいね。年に4~5回ほど新成虫が現れるゴイシシジミ。今の時期は最後の繁殖かもしれませんね。
里山文化ゾーンではキバナコスモスが咲き始めました。岩原口から棚田エリアにかけての2.5haに80万本の〝ドワーフカーペットレッド〟が植えられています。
岩原口近くの一段下がった場所の開花が早いようです。
バイオトイレ下側。
一番標高の高い、棚田エリア最上部の様子。下から上まで同じように開花しているのがわかります。これから開花が進み、オレンジ一色になるのが楽しみです。
棚田エリア下側のジニア(百日草)も見頃が続いています。咲き始めのキバナコスモスと水車小屋近くのソバの花との共演も、これから一層鮮やかになりそうですね。キバナコスモスは第2駐車場から徒歩5分の岩原口をご利用ください。
段々花畑に咲くオトコエシの蜜を吸うのはメスグロヒョウモンです。写真はオスの個体。前翅にあるラインがどことなく「あみだくじ」のようにも見えますね。
こちらはミドリヒョウモンのメス。明るい色合いのオスに比べ、落ち着いた色をしています。公園のヒョウモンチョウの中でも多く見られる種類です。
大きく翅が欠けているオスのメスグロヒョウモン。一生懸命に吸蜜していました。この状態でも飛ぶことが出来て、花から花へと移動します。逞しいですね。
段々花畑では現在オトコエシが見頃です。すぐ横にはフジバカマも咲き始めています。ヒョウモンチョウは主にオトコエシに集まっています。
オミナエシとヤマハギも見頃が続いています。見頃の花とヒョウモンチョウの共演も始まったばかり。まだ数は少ないですが、少しずつ増えていきますよ。
公園の各所では秋の実が色づき始めました。ナナカマドは青空を背景に赤く色づき始めています。秋が深まると緑の葉も赤く紅葉します。
こちらも青空が似合うカンボクの赤い実。枝の先端の葉が早くも色付き始めています。実と葉の両方が赤くなると見応えがありますよ。
ミヤマガマズミはガマズミよりも丸く大きな実を付けます。こちらも熟すと真っ赤になります。鳥たちにも人気の赤い実は果実酒としても利用されます。
ゴツゴツした実はコブシ。握りこぶしの形に似るのが名前の由来です。たまたま撮影した実は殻に亀裂が入り、赤い種が少し顔を出し始めていました。
南国フルーツのようなホオノキの実。さらに熟すと全体が赤くなり、殻が割れてたくさんの赤い実が姿を現します。時々お猿さんも食べにやって来ますよ。
野の休憩所北側の東屋近くにあるのはタマアジサイです。1週間ほど前に見た時は咲いていなかったのですが、昨日見るとたくさんの花を咲かせていました。
玉のような形のつぼみが名前の由来です。つぼみの大きさは2~3cmで、いくつかの総苞(そうほう)に覆われています。
総苞が開いて、中から紫色の両性花と白い装飾花(萼)が姿を現しました。
さらに開くと周りの総苞が落ちます。小さな花は、まだ開いていません。
開ききると、 こんもりとした形が特徴です。 周囲から小さな花が咲いているのがわかります。夏の終わりに咲くタマアジサイの花。ぜひ見てくださいね。