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常緑針葉樹のアカマツ。5月はアカマツの開花時期に当たります。若い枝の下部にたくさんついているのが雄花です。この雄花からはたくさんの花粉が飛ぶのです。
ちょっとわかりづらいですが、屋根の上はアカマツの花粉でいっぱい。真っ黄色になります。ピーク時には花粉が煙のように降ってくるのが見えますよ。屋外水槽も飼育水が黄ばんで見えるのです。
そして雨が降れば屋根に積もった花粉が流されます。地面には花粉の流れた跡が出来ます。
花粉がすくえるくらい溜まりましたよ。
そしてようやく花粉のピークも過ぎましたが、今度は役目を終えた雄花が大量に落ちてくるのです。パッと見「ポン菓子」をばらまいたのようにも見えますね。毎年5月のアカマツの花粉攻撃。アカマツ林に囲まれていると、ちょと憂鬱なのです。
見晴らしの丘で咲いているのはオリエンタルポピー。トルコやイランなどの西南アジア原産です。現地では標高の高い場所に生育しているので、暑さには弱いようです。
ずいぶん前に植えたものですが、毎年何株か咲いてくれますよ。安曇野の気候に合っているのかもしれませんね。 大きいものは直径20㎝ほど。遠くからでもわかるので見応えがあります。
こちらも手のひらサイズ。ホオノキの花です。大きな葉が朴葉料理に使われることで知られていますが、お花も迫力満点です。日本や中国、朝鮮半島に分布しますが、熱帯植物の雰囲気がありますね。
変わってこちらは木に生えたイソギンチャク?変わった形の実はロウバイです。見た目は可愛らしいのですが、種には毒があるそうですよ。
地面にたくさん落ちているのはオオヤマザクラの実。最近毎日のようにお猿さんが食べにやって来ます。実だけ食べてくれればいいのですが、枝をバキバキ折っていくのが困りますね。
河畔の広場のマシュマロドーム。木々の後ろには北アルプスの山並みを望みます。写真中央より少し左上には、アカマツと同じくらい背の高いハリエンジュがあります。
北米原産の外来種でニセアカシアとも呼ばれ、蜂蜜の蜜源にもなっています。公園では、お猿さんが花を好んで食べていますよ。枝には鋭い棘がたくさんあるので注意が必要です。
蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟とハリエンジュの共演。白いお花はとても綺麗ですが、マメ科の植物なので放っておくとどんどん増えていきます。繁殖力が強いので、ちょっと厄介者なのです。
こちらも白いお花のカンボク。ガマズミの仲間ですが、花の形態はあまり似ていませんね。周りの装飾花はガクアジサイのようです。現在コアオハナムグリが大量に集まっていますよ。
ヤマボウシも園内各所で咲き始めました。花は中央の丸い部分。白いのは総苞片(そうほうへん)と呼ばれ、萼が変化したものです。木全体に花が咲くと、真っ白な雪が積もったように見えますよ。
段々原っぱから見た常念岳の写真・・・を撮影したわけではありませんよ。写真の右下に大きな鳥が写っています。何の鳥かわかるかな?
正解はキジ。久しぶりに園内にいるところに出会いました。開園前にバイクに乗って園内の花写真を撮影するのですが、野の休憩所の裏側でバッタリ遭遇したのです。
こちらはメス。オスよりも神経質なので、すぐに植え込みの中に隠れます。カメラを構えてしばらくじっとしていると、植え込みから出てきて餌を探し始めましたよ。
2ショットも撮れました。キジは1羽のオスが縄張りの中にいる複数のメスと繁殖しますが、このペアは今のところ一夫一婦のようです。移動の時はオスが先を歩き、後からメスがついていきます。園内で見かけたら、追いかけずに観察しましょうね。
そして今日のお花はヒオウギアヤメです。段々池の一番下の池の縁に咲いていますが、何故かここにしかありません。普通のアヤメに比べ、花が扁平な感じがしますね。
大町・松川地区の「あづみの苑地」には、いろんな植物が植わっています。
表紙の写真はニッコウキスゲ。有名スポットの霧ヶ峰では7月が見頃ですが、園内のニッコウキスゲは今が咲始めです。
こちらはオオヤマレンゲ。モクレン科の樹木ですが、咲いてる様子が蓮のように見えることからこの名前になったそうですよ。
高山植物の女王、コマクサも植わっています。コマクサが見られる公園は珍しいのではないでしょうか?
園内各地でも見られますが、ギンリョウソウもきれいな形に仕上がってきました。今が見ごろです。
ご来園の際は、初夏ならではの花を楽しんでくださいね。
今日は汗ばむ夏日でした。そのためか園内各地でシマヘビが見られました。
目が合うとすぐに逃げてしまいます。稀にしっぽをたたきつけて威嚇してくる個体もいますが、基本的にはおとなしい蛇です。
優しく見守っていただけたらと思います。
早朝のあづみの学校で出迎えてくれたのはキセキレイ。少し前に巣立ったヒナちゃんのようです。尾羽もすっかり長くなりました。餌をもらえると思ったのか、トコトコ近づいてきましたよ。
キセキレイがいた近くに落ちていたのは大きな卵。以前段々池の周辺で似たような卵が何度か見つかったことがあります。カモの卵でしょうか?誰が運んで来たのかも不思議ですね。
先日アマガエルと一緒にタニウツギのお花を紹介しましたが、日当たりの良い場所でも咲き始めています。水辺の休憩所の東側にタニウツギの木がたくさんありますよ。
林間の暗い所に咲くものより色が濃いようです。全部咲きそろっても綺麗ですが、つぼみも一緒にあるのが可愛いですね。
そして今日のオオルリシジミ。交尾中のペアを見つけました。数は増えてきていますが、例年よりもまだ少なめのようです。これからたくさん出てくれるといいですね。
昨日は1日雨でしたが、今日はお天気も回復し気温も上がりました。雨上がりなので蒸し蒸した感じでした。池周辺に出現するオオルリシジミは数も増え、幼虫の食草クララの周りで見られます。
最初の写真で左上にいた2頭は交尾中です。やっと見ることが出来ましたよ。オスは早くに羽化した個体のようです。翅が少し痛んでいるように見えますね。
何事もなければじっとしているのですが、交尾をしたい他のオスが邪魔をします。ペアの他にオスが1頭来たかと思ったら、葉っぱの後ろに頭だけ写っているもう1頭のオスがいます。
結局後から来たオス2頭は割って入れなかったので、よそへ飛んでいきました。ペアもホッとひと息です。数が増えればこのようなバトルが、あちこちで見られるのです。
こちらは近くにいるのに全然動かないオスとメス。人見知りならぬ蝶見知り?それとも恥ずかしがり屋さんでしょうか?何気にお見合い中?
23日(月)は休園日です。24日の火曜日から、また見に来てくださいね。
園内での作業中、土を掘っているとカブトムシの幼虫が!
起こしてごめんね・・・。
今回はさなぎではなく幼虫だったのでそのまま土に戻しました。
またさなぎを掘り当ててしまったときは、今年も飼育キットで見守ろうと思います。
公園のサポーターさんが、ご自身の畑にある大きなフキ「アキタフキ」を持ってきてくれました!
※公園にアキタフキは自生しておりません
有名なあのアニメ映画のワンシーンを連想させますね。まさにフキの傘。
一日中雨となってしまいましたが、こういった楽しみもありますね♪
5月1日の投稿で、特別展示で飼育しているアフリカの熱帯魚〝ペルヴィカクロミス・プルケール〟の産卵についてご紹介しました。その後どうしているか気になります?
産卵から3日目に孵化しました。生まれてしばらくはお腹の栄養を吸収し、5日目辺りから餌を食べ始めましたよ。親は生まれた稚魚を守るので、赤ちゃんたちはいつも親と一緒です。
稚魚の餌は、毎日プランクトンの卵を孵化させて与えますよ。小さな粒々が餌。稚魚のお腹のオレンジ色は、食べた餌が透けて見えるのす。特別展示は終わりましたが、せっかくなので子育ての様子が見られるように実習室で展示しています。かわいい稚魚たちを観察してくださいね。
変わってこちらは少し前にご紹介した、バス停の看板の中で繁殖したシジュウカラのヒナ。生まれて約6日ほどで丸裸だった体に羽毛が生えています。翼の先端はまだ櫛の様になっていますね。
さらに4日経つと翼に模様も出てきました。成長するのがとっても早い小鳥のヒナ。今月中には巣立ってしまいそうです。もう少しだけ観察させてね。